「環境問題」について、ある特徴を持つ物語がないか、質問させていただきます。 例として小説などの物語の重要な展開を明かします。ご注意ください。 「環境破壊を止めるためにも別の環境破壊が必要になる」と登場人物が認める物語がないかの質問です。 多くの物語で環境破壊が批判され、それを止めようとする人間や、超常的な生物が登場することがあります。 しかし、小説『「人間失格」殺人事件』では、青森での「資本家による大きな環境破壊」を止めるために犯罪者が、「小さな環境破壊をする」と認める場面がありました。 『ウルトラマンガイア』の藤宮や『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のゴジラなど、特撮では、人間や宇宙怪獣の環境破壊を止めるために戦う要素がありますが、藤宮は人間の防衛組織の飛行基地を落とそうとする、ゴジラは放射性物質を含む体で戦うなど、目的のためにさらなる環境破壊を起こしかねないところもありました。 ウルトラシリーズの小説『マウンテンピーナッツ』では、武装組織のマウンテンピーナッツが、特に日本の「環境破壊」を止めるためだとして攻撃したり怪獣を助けたりしますが、初代ウルトラマンに「ミサイルで破壊している」と指摘されています。 結局のところ、環境破壊を止めるためにも、別の環境破壊が起きる物語もあり、それを認めずに話の勢いで押し通す人物もいるようです。 そこで質問があります。 環境破壊を止めるために、別の環境破壊をしていると認める人物のいる物語はありませんか? カテゴリは「小説」、「特撮」ですが、他でもかまいません。