小児科スタートであった自分の経験ですが、メリットは複合した病気が少ないのでアセスメントはしやすかったです。その当時は付き添いはなかったので自分のペースで仕事を進められたのと、重労働は少なかった(体格の良い重症心身障害児の体重測定、体交。発達障害児はほぼぽっちゃりなので採血は格闘技のよう)。
デメリットは採血、ライン確保なんかしたことない(先輩の健診の時に採血させてもらえるくらいなので年1〜2回の経験)、麻痺のある成人なんか1人で清拭したことないから異動後に時間がかかりまくっていた。成人の当たり前が分からないので何をするにも確認ばかりだし、同時期に異動してきた同期との差が見えて落ち込む。
子どもは小さければ小さいほど泣くしかできないから、具合が悪いのか期限があり悪いのか判断つきにくい。NICUに入るまでもないような高血糖、光線療法、低体重児や呼吸に問題があるベビーは本当に壊れそうで怖かった。
どの年齢に関わらず、何か問題が発生すれば親は憤慨するし、そうでなくても看護師へは攻撃的な対応をしてくる親の多いこと…。
多分、手術室になると看護記録は全く違うし、医師指示の確認方法、病棟システムも全く違います。
多重課題も無いような部署だから異動後に困ると思います。4〜5個抱えた同時進行の問題をどのように捌くのか、◯年目で異動となると「できて当たり前」と思われてしまうこともあります。異動してきても1年目と同じラインになるのですが、1年目のように扱われない。
夜勤は1〜2年は無いと思います。さまざまなトラブルや重症度の高い緊急オペにも対応できるスキルを要求されるので、そのように評価されるまで夜勤・待機はありません。
手術室は医師がピリピリする場所でもあります。普段は優しい対応する医師なのに、手術室では態度がまるっきり違うってことはあるあるです。そこでミスした時のダメージは大きいでしょう。