地理はセンター試験本番の点数が97点、模試の偏差値も80前後でしたが、受験勉強などほとんどしたことはありませんでした。 他の科目でそれだけ点数が取れているなら、地理も十分勉強してきたと推測しますが、それでも取れないとなるとなかなか難しいのが正直です。 なぜなら、半分はセンスの有無が左右する教科なので・・・ 勉強しなくても高得点が取れる人がいる一方で、勉強しても全く点数の上がらない人もたくさんいる残酷な科目です。 なので、アドバイスできることは限られますが、 共テは最後は教科書と地図帳です。 何だかんだで、どの問題も必ずこの２つのどこかにヒントがある問題しか出ません。 恐らく、過去問や問題集の演習はやっていると思うので、それは継続してもらって、地図帳の主題図をすべてもう一度全部見てもらって、特色(その図で大事なこと)を100字程度でまとめると3週間で相当力が付くと思います。 正直、これが完ぺきにできれば90点も見えてくるくらいです。 残り時間との兼ね合いになってきますので、現実的にできる範囲でやるしかないですが、高得点を安定して取れる人は、これが自然とできている人が多いです。 別に手書きで書く必要はありません。 PCのメモ帳でもwordでも何でも構いません。 とにかく、全ての主題図を一度見て、その主題図の趣旨をその州・地域の特色(地形・気候・文化・産業)と関連して説明できれば、80点は超える点数になってくるはずです。 本来は、高2くらいの段階でのんびりとやってほしい学習ですが、第一志望の大学のレベルが高いだけに、背に腹は代えられないと思うので、出来る範囲でやってみてください。 ここから先は万が一ですが、 それでも本番で点数が取れなかった場合で、浪人する場合は科目変更も考えた方が良いかもしれません。 地理はとにかくセンスが無いと、80点以上を安定して取るのは難しい科目です。