中部の大学は名古屋大学をはじめてとして、国公立大学の存在感が大きいと思いませんか?人口の割には国公立大学が多いと思いますか?
中部の大学は名古屋大学をはじめてとして、国公立大学の存在感が大きいと思いませんか?人口の割には国公立大学が多いと思いますか? 愛知大学や中京大学、名古屋外国語大学、日本赤十字豊田看護大学、名城大学などの私立大学のことを過小評価していました。島野清志の「危ない大学・消える大学 2018年版」(エール出版社・2017年)の本でBグループ(偏差値47.5以上52.5未満)になっていました。私はDグループ以下だと思っていました。関東や関西と比べて有名な私立大学が存在しないから国公立大学の存在感が大きく感じるのかもしれませんが。林修は東海高校の出身だそうですが、「受験必要論」(集英社・2013年)の本で「東海は大学進学実績でも申し分ありません。2013年度入学者の実績では、東大に26人も合格しています。」というのに対して、「うーん、でも、実は東大という『物差し』では測りにくい学校なんです。なにしろ医学部志向の強い学校でしてね。医者の子どもが多いというのもあるのですが、先生が強要するわけでもないのに、とにかく国公立の医学部に進学してしまう。僕らのときは国公立の医学部に学年で100人受かっていました。こうした医学部偏重傾向は、中部地区が名古屋大学を頂点として、名古屋市立つ大、浜松医科大、岐阜大、三重大と、人口比で見たら首都圏よりもはるかに国公立の医学部に入りやすい環境にあることも関係あると思います。結局、私立大学の医学部出身者も含めると、同期の約4人に1人が医者です。この傾向は今でもあまり変わっておらず、よいことかどうかはともかくも、東大という『物差し』だけでは測定しにくい学校だと思います」と言っていました。 ちなみに、「危ない大学・消える大学 2018年版」でBグループの大学は天使大学、女子栄養大学、獨協大学、学習院女子大学、駒沢大学、工学院大学、國學院大學、昭和女子大学、専修大学、日本大学、東京電機大学、東京農業大学、武蔵野大学、愛知大学、中京大学、名古屋外国語大学、日本赤十字豊田看護大学、名城大学、京都女子大学、同志社女子大学、龍谷大学、関西外国語大学、近畿大学、甲南大学、武庫川女子大学、ノートルダム清心女子大学、松山大学です。 なぜ7年も前の「危ない大学・消える大学 2018年版」を使ったかというと図書館にあった最新版がそれだからです。島野清志の大学についての評論は気にならないですが、経済評論は的外れだと思っているので買いたくないです。図書館で済ませたかったです。
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