元々防犯カメラ業界にいた人間ですのでお答えします。
現在、日本メーカーの防犯カメラとしてはPanasonicがあります。
JRなどの公共交通機関で導入されているため導入台数が多く国内シェアとしてはマーケットリーダーとなります。
過去にはHITACHIも参入していましたが防犯カメラからは撤退してしまいました。AXISというメーカーをCanonが買収したため、一応日本企業といえなくもないですが基本的に国内メーカーはPanasonicだけと考えてよいです。
もちろん大塚無線などの国内メーカーはありますが、おもちゃに毛が生えた程度なので我々の業界からすると論外です。
中国製についてですがAmazonで販売されているようなものはおもちゃ同然です。しかしトップメーカーは技術力とコストのバランスに秀でていると思います。実際、世界の販売シェアでいうと1位と2位は中国メーカーですし、トップ50にPanasonicは入っていません。
日本の機械技術は素晴らしいですが、防犯カメラに関していえば日本は圧倒的に後進国です。これは元々治安が良かったので必要性があまりなかったことも関係していると思います。
世界トップの中国メーカーであるHikvision製のカメラはPanaと比較すると10分の1くらいの値段で買える上に使い勝手や性能面でも上回ります。
それでもPanaが強いのはそのネームバリューとセキュリティ関連に関して中国製を使用することへの不安感、そしてPanaのパイプの太さがあります。
製品を扱う側からすると使いにくいうえに高いし性能もイマイチなのでうーん・・・とは思っています。