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そもそも原子力空母って何に使うんですか?

回答(11件)

最も使用効率が良いのは 外交の後ろ盾としての運用になると思います 空母打撃軍の動きによって相手を牽制するということですね 基本的に空母は 航空基地そのものが移動しているようなものですから 空母打撃軍が近づいて来るというのは 近くに防空体制の整った敵の航空基地が出来るようなものです 基地の戦力に及ばないということはありません 同等の能力を有しています

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自国近海まで敵が来る前に戦う必要がある場合。たとえば本土から離れた遠隔領土があるとか、長大な貿易航路などを敵から守る必要があるなら空母の価値は高まります いつどんな時でもどこででも基地を借りれるとは限りませんよね

例えば、イギリスの戦艦は日本の陸上機によって撃沈させられましたし、日本の戦艦大和も護衛の戦闘機がつけられなかったせいで米空母の艦載機によって撃沈させられました。 現代ではSLBMを積んだ戦略原潜や通商破壊でもつかえる攻撃型潜水艦や機雷封鎖が脅威となっていますが、それを取り除くためには哨戒ヘリに駆逐艦、掃海艇を繰り出す必要があります。それを敵航空機が妨害をかけてきたら、イージス艦がいる現代でも相当な被害がでます。 だから戦闘機が必要なんですが空港は陸上にあります。海上、特に沖合ともなれば物理的に到着時刻が遅くなりますし、燃料の消費やパイロットの休息を考えると長く滞在するのも難しいです。補給して戻ってくることを考えれば往復時間が長いことは不利に働きます。 あらゆる環境で活動できる海軍を整備したいという思いと、それができるだけの資金力があるアメリカは空母を保有しています。 また、原子力機関は通常動力に比べて動力に占めるスペースを小さく、つまり同じサイズなら原子力空母の方がたくさんの物資や機材を積めるので、お金をかけて原子力空母を保有しています。

>空母の艦載機が強力とはいえ船だと限界がある。基地の戦力には及ばない。 アメリカの海外の空軍基地は本格的な空軍基地でも戦闘機の数って1飛行隊20機〜2飛行隊40機位です(日本の三沢基地はF35が48機でかなり大きい基地と言えます)原子力空母はも90機位の航空機(戦闘機以外も含む)を搭載出来るので、あなたが想像するほど空軍基地と空母の戦力差はありません。

空母は政治的プレゼンスを高める意味合いもありますけど、戦闘機の攻撃時間を高める物でもあります。例えば、中国に攻撃する際、沖縄やグアム島からも発艦できますけど、第一列島線近くに空母を配置すれば戦闘機は短い距離で中国に攻撃をすることができます。中国に到達するまでに距離を短くできれば戦闘機は長い時間敵国に滞空していられます。戦闘機が原子力で燃料を気にしなくて良いなら貴方の発想でも良いんですけどね。 また、飛び立ってから長距離長時間を飛行するとパイロット達の神経もすり減り、集中力が落ちます。敵機は迎え撃つ為、本土近くの空港から上がって来ますが長距離長時間飛行はしていないので、集中力があります。この時点で敵の方が大きなアドバンテージがあるのです。 あとは、空母は稼働できますが、飛行場は稼働しません。攻撃を受けたら終わりです。沖縄、グアム、サイパンなどの陸上基地がやられた際に空母は前線基地となるのです