いつ頃からかアドベントカレンダーという言葉をよく聞くようになりましたね。毎日開けるご褒美お菓子、ブログやnoteの企画などなど、12月に入ると様々なアドベントカレンダーの話題を耳にします。そういった盛り上がりの中、毎年アドベントカレンダーと聞いてはFF7のことが脳裏によぎるタイプの人間です。アドベントチルドレンとアドベントカレンダーのアドベントは同じですか?
FF7にそこまで思い入れがあるタイプの人間ではないにも関わらず2024年の今もアドベントチルドレンのことを思い出すくらいには印象に残ってるものですねぇ…。この映像技術で普通にストーリー一本分の映像作品作ってもいいんじゃない?と当時は思ったものです。俺達はムービーを見せられているのか?ロールをプレイングしてるのか?と曖昧になってはいませんか。
最初から話がとっ散らかってしまいましたが、私もアドベントカレンダーに参加することになりました。家族ぐるみのお付き合いをさせていただいている木本さんが立ち上げたブログクリーンアップ2024。『今年のブログ、今年のうちに。』いいですね。
参加するとだけ決めて、さて下書きから発掘するのか…書こうと思うだけ思っていたものを書くか…と悩んだ結果、そろそろ書こうかと思っていたことを書くことにしました。今年遊んだゲームで一番よかったもの。そう、Game Of The Year...GOTYについて。
本記事はブログクリーンアップ16日目の記事です。よろしくお願いします。
スポンサーリンク
遊んだゲームを振り返る
しかしながら、今年遊んだゲームについて考えてみると「そんなに多くのゲームを遊べていないな」…と思い至りました。おいおいのっけから雲行きが怪しくなってきたぞ。まずは記事を振り返りながら、遊んだゲームを発掘してみよう…。
大逆転裁判1&2
2023から遊んでいて、年明けにクリアして記事を書いている。夫婦でめちゃくちゃ突っ込みながら遊んだ。バンちゃんとまた会える日が来るのだろうか。来ないかなぁ。バンちゃん好きなんだよなあ。大逆転裁判1の不完全燃焼感からの、大逆転裁判2での怒涛の総仕上げ。最後の戦いは激アツでしたね。実際に燃えてたし。
NUTS
週報でさらっと触れていたリスの生態調査ゲーム。定点カメラを起き、リスの動きを調査し、ここらで何が起きているのか?の謎に迫るゲーム。コンセプトは良かったし、同じことの繰り返しにならないようテンポよく局面が変わっていくのも好印象。終わってみると「あれはなんだったんだろうな…」という気持ちにはなってしまった。想像の余地をたっぷり残すタイプ。好きな人はめっちゃ好きそう。私はどちらかといえばスッキリしたいタイプなのだなと自覚した。
Splatoon3 DLC サイドオーダー
プレイ日記を書きながらモリモリ楽しんだSplatoon3の追加コンテンツ、サイドオーダー。ランダムで供給される強化パーツを選びながらステージを進めていく一人用シナリオ。どのブキで、どういったデッキを組みながら進めるのか?夫婦間で進め方のクセが異なるため、時折情報交換をしつつ楽しんだ。スプラトゥーンにはまだまだ遊び方の拡張余地があるのだなぁと感動した。4も楽しみに待っています。新型Switchのローンチタイトルだったりしませんか?さすがに厳しいか
ファミレスを享受せよ
ファミレスを享受せよをクリアしたの今年かぁー!!なんだか去年くらいに感じる。おもしろかった。(ゲームを遊んでおいてこの表現が良いのかはわからないが)一冊の小説を読み終えたような充足感に満ちた気持ちになれる。パタンと本を閉じた後の余韻が残るような…そういった感覚。
不思議な世界に足を踏み入れて、そこから出てきて、日常が戻って…。ふ、と出てきたところを振り返り……でもまた前を向くような余韻。めっちゃよかった。サントラもよく出来ていて、ループ対応しているため永遠に心地よいBGMを聞き続けられるので仕事のお供に聴くことがある。残業のお供に聞きすぎると残業を思い返してしまうかもしれないから、ほどほどに。なぁ君、ファミレスを享受せよ。月は満ちに満ちているし、ドリンクバーだってあるんだ。
未解決事件は終わらせないといけないから
これも週報で触れていた。
珍しくsteamでゲームを買って遊んだ。tweetdeckのようなUIなのでPC操作が一番やりやすいのではないか?と思っている。様々な証言の時系列や対象者を推理しながら全体の輪郭を明らかにしていく推理ゲーム。 あーだこーだ夫婦で推論を重ねながらクリア。とてもおもしろかった。おもしろかったのだけれど、翻訳の影響なのかなんなのか、(あくまで個人的には)しっくりこないエピローグがあって読後感が惜しかった。「?」が「!」に変わる楽しさは間違いない。
Splatoon3
今年もぼちぼち遊んでいたが、発売2周年を迎える9月に大規模なフェスイベント「グランドフェスティバル」が開催されたときにはめちゃくちゃ遊んだ。
今まで遊んできた皆様への大感謝祭!!みたいなイベントで、この日のために特別ステージが作られるわ、楽曲も追加されるわ、過去の演出もふんだんに盛り込まれるわ…といろんな思い出が蘇って「おいおい2年経った今もめっちゃ楽しませてくれるやんけ」と感動したし、そもそもこのイベント自体無料アップデートで行われている大盤振る舞いっぷりにひれ伏した。ありがとうございます…ありがとうございます…。これからも付いていきます…。今はサイド・オーダーとグランドフェスティバルの楽曲も収録されたサントラが発売されたのでモリモリ聞いているところ。
ゼルダの伝説 知恵のかりもの
週報で触れていた…し、記事を書くと言って書けていなかった。それをこのアドベントカレンダーで書きなさいよと思った。すいません。プレイ済みのみなさんにおかれましてはお嫁さんの楽しいプレイレポート読んでいただいて…。
このゲームも、最近のゼルダの系譜で「解き方はあなた次第」の体験を提供するタイプのゲームであり、我々夫婦間では序盤から別々の目的地を目指し、別々のカリモノを駆使して進めていた。「こんな事ができてすごいな!」という話をネタバレに配慮しながら会話する生活が続いた。("こんなことができるようになる"、という事象自体がネタバレになるため、お互いの進行を絶妙な塩梅で探っていた)
間違いなく楽しんだのだけれど、(特に当時遊んでいる自分の余裕もあったのかもしれないけど)見下ろし型の中での「見通せない」ストレスを感じていた。見下ろしの固定視点で、ある程度立体的なアクションが求められる中で、絶妙に奥行きや道の先が掴みづらいなぁと感じることがあった。そもそも見下ろしゼルダ向いてない説があるな。
いまドラクエⅢのリメイクを遊んでいて同じようなことを感じている。見下ろし視点とワールドマップ自体の立体感の相性が悪い印象だ。南側がまーーーったく見えないことのストレスがすごい。私にとって、見下ろし×立体感のあるマップの相性が悪いのか…?
かつワールドマップはこまめに探索したほうが得られる恩恵が多いのも相性が悪い…。当然ながらランダムエンカウントでちょいちょい探索が中断されるので「ワールドマップを移動するのが億劫」という状況に陥ってしまっている。
これはシンプルに「さまようこともおもしろいよね」と思えるかどうかだとも思うので、私のコンディションや心の余裕の問題も大いにあると思う。心に余裕がないから、余計な冒険を楽しめない説もある。アタイってば疲れてるわね…?
ただ、これがブレワイやティアキンだったら、迷子になってさまようこともおもしろいんだよな。遠くに見えるあれはなんだろう…?と歩いている途中にまた気になる何かを見つけるような探索。もしかして、探索をする上で「視点を操作して見渡せる」ことは、(今の私には)大事な要素なのかもしれない。
他にもPatrick's Paraboxやブレッドとフレッドを買いましたが未クリアで積んじゃってます…。前者はマジで頭の体力がすり減るのと、後者は思ってた以上に難しくて……。
今年一番のゲームは…?
Pokémon TCG Pocket
ポケポケがGOTYに輝きました!!おめでとうございます!!ありがとうございます。今までの振り返りで挙げた作品たちを押しのけ、10月にリリースされた本作が堂々のGOTYに輝きました。あっ、いきなりポケポケが出てきた温度感についてこれてない人が多そうだ。すいません。
ポケモンカードが出始めた当時にポケカを遊べなかったあの頃。当時は自分で買うことはなく、友人たちが集めているのを見ていただけでした。明確な理由は覚えていないけど、きっと他のゲームを買ってもらったりしている中で、カードゲームを買ってもらう意思表示はできなかったのかな。ポケカよりもゲームのポケモンが楽しいぜ!だったのかもしれない。
大人になってから、友人がポケカのイラストに参加するようになったことをきっかけに買い始めましたね。自分でプレイするまでではないものの、ルールを覚えたり対戦動画を見たり…と不思議と詳しくなりました。世界大会の動画とかめっちゃおもしろい。
友人のカード目当てで買いつつも、他の方が手掛けたカードでお気に入りの絵柄が見つかって喜んだりしています。毎回パックを開けるときはお嫁さんと一緒に開封の儀を行って、どんなカードに出会えるか楽しんでいます。結果的に夫婦それぞれで好きなクリエイターも増えましたし、あの人ポケカも描いてるんだ!?という驚きもありました。サクナヒメのキャラデザをした村山さんも参加されているとかね。
「ワクワクしながらパックをあける」という体験。これがアプリでも楽しめるようになるなんて!しかもそれを「夫婦で」楽しめている。一日に2パック開けられるので、開封の際にはスマホを持ち寄り、お互いの開封結果をワイワイ楽しんでいます。
紙のカードではバトルに参入しなかったものの、アプリでなら気軽にバトルも楽しめる。見知らぬ誰かとバトルをしたり、夫婦でバトルをしたり。「今日はこんなデッキと出会ったよ」と発見を共有し、「こういうことがしたいから◯◯がほしいんだよねえ」と構築を考えたり、デッキが出来たら「新しいデッキ組めた!一戦しよう!」と試験運用してみたり。
17日には新しいパックが解禁されて出会えるカードが増えます。お互いにどんなカードを引けるのか?と開封が楽しみだし、カードが増えることでデッキの幅もめちゃくちゃ広がりますね。新しいカードを入れられるということは、今までのカードの何かを減らさないといけないということ。お互いガチ攻略勢ではないけれど、これからもそれぞれのやりたき戦術を試しては失敗したり成功したり楽しんでいけそうです。
今回の振り返りを通じて
改めて振り返ってみると、ゲーム作品そのものの楽しさだけでなく「ゲームを遊んでいる時の体験」もセットで思い出しますね。同じゲームを遊んでいたとしても、得ている体験は人それぞれと言いますか。
今年遊んだゲームは、夫婦でワイワイ突っ込んだり、謎を解いたり、考察したり、対戦したり…というのが多かったですね。自分で言うのもなんですが、仲いいですねこの夫婦。ガハハ。
ゲームそのものをめっちゃ楽しく遊んでいることは根底にありつつ、自分の根っこにあるのは、「友達や家族と一緒にゲームを遊ぶ」とか「遊んだゲームの話を友達とする」とかの、『ゲームを通じたコミュニケーションの楽しさ』なのかもしれませんね。もちろんゲームそのものにシンプルに興奮したり感動したりを求めているところもあります。大神の新作めっちゃ楽しみなんだけど。大神がPS5で出るならさっさとPS5買ってアストロボット体験したいんですけど。PS5ってすごい値段するのね…。
その「楽しんだ」とか「興奮した」とかを友達や家族と話したり、SNSを始めネットで書いたり読んだり…がまた楽しいんだよな。こうして「話したくなる」ゲーム体験がたくさんできているのは幸せなことだなぁと感じた次第でした。制作者のみなさんありがとうございます。
来年も楽しくゲームを遊んで、わいわい話したいと思ってますので、何卒よろしくお願いします。