1969年生まれ。技術史/都市再生/文化遺産活用/東京大学博士(工学)。日本設計、NLD台湾窓口を経て、台湾・南華大学環境興芸術研究所助教授。
(最終更新:2010年3月4日)
[論考]
時は二〇〇四年四月。早くも日本滞在五年を迎えていた。間もなく台湾に帰る。帰国前、何か締め括りになることがないだろうかと思ったとき、藤森先生が実家の茶室の建築を手伝える人を探していた。 藤森研究室に入ってから、先生の作品の施工に参加する機会を逃したことは一度もない。二〇〇〇年一〇月の《椿城》から、二〇〇三年三月の《一夜亭...
『10+1』 No.44 (藤森照信 方法としての歩く、見る、語る。) | pp.146-153