2021年のまとめとして、年明けに書いた(なかなか意味不明ではあるが時系列としては正しい)記事がある。
一番に書いたイトーキのSALIDA YL9Gについて、めちゃくちゃ満足しているものに出会ったので、もう少し詳しく書きたい。
ポイントとしては、こんなところ。
・テレワークには、ゲーミングチェアは選択肢として考えてもよい
・YL9Gは固めの座り心地だが、安定した姿勢を保てる
・90度のリクライニング等、リラックスしたい方には向かない
購入した経緯
2021年はテレワークが本格化して、家で仕事することが増えた。
会社から持ち帰ったノートPCを使いながら、申し訳程度に用意したデスクと椅子で何とかやり過ごしていたが、正直、理想のモノとは異なっていた。
自分の場合、ブログを書く関係で、PCデスクは一応用意してあったが、1日8時間に耐えうるような状態ではなかった。
椅子はニトリの8千円位のもので、最低限な状態だった。
ひじ掛けの位置が変わらない、高さが落ちる、シートが固くて低反発のシートを敷いている状態だった。
先にテーブルを広くするために買い替えたり、ディスプレイをディスプレイアームで上げることで、スペースを有効利用したりと、改善が続いだ。
そんな中で、最後に手を付けたのが、椅子だった。
肩こりするようになり、高さや手の位置を変えてみて、どういう位置関係であれば、よいかを少しずつ試してみた。
それでも、改善しきれない部分があり、椅子から変えるのがよさそうという結論に至った。
物を買う時、予算を考える。
年間200日以上使用し、長く使うことを考えると、そこそこの値段をかけてもよいとも思える。
しかし、1万円は安い気がするが、100万円は明らかに高い。
有名メーカーの有名モデルを漁って、自分の好みを探ることにした。
ハーマンミラー、エルゴヒューマン、スチールケース、オカムラ、コクヨ、イトーキ、各家具メーカーも確認。
ハイバックが良さそう、色は黒っぽいのがよい、予算的には5万円前後というところは決まってきた。
さらに、中古のオフィスチェアは、意外と状態も良いものもあって、10万クラスのものが半額になるような情報もあった。
しかし、調べてみると、テレワーク需要で買い荒らされているのか、欲しいものが安くなっているでもなく、そもそも売れてしまっていて品ぞろえが良くなかった。
そんなわけで、新品、予算内で良さそうなものを探したところ、イトーキYL9が見つかった。
しかし、さらにゲーミング用のYL9Gというのがあることに気付き、YL9と比較したところ、座り心地がより自分が求めるものに近そうというのと、それほど価格が変わらないのもあって、YL9Gにした。
YL9Gの特徴
・オフィスチェアのSELIDA LY9の性能をそのまま、座面は厚く柔らかい15cm厚クッションと肘の細かい調整が可能
・ ゲーミングチェアとしても、ワークチェアとしても快適に使用できる
・体重感応式シンクロロッキングによる操作不要で快適な座り心地
・エラストマー樹脂製の背もたれ、ヘッドレスト
・税込42,900円とお手頃な価格
価格が安いモデルでは、椅子の高さ以外の調整ができないモデルが多い。
その点、YL9Gは座面を前後させる、肘の高さや横の位置と角度を変えられる。
また、エラストマー樹脂製というところで、手入れをしやすいのも良い点である。
そんな椅子が5万円を切る価格で手に入るという、コスパの良さである。
製造しているイトーキは、2020年には創立130周年を迎えた老舗企業。
21世紀のオフィスづくりを目指し、椅子を中心としたオフィス製品を生み出している。
そういった安心さもある。
届いてからの組み立て
実際に家に届くと、結構大きな段ボールであることに気付く。
何なら、ちょっと運送屋さんから重たかったと言われるくらい。
これを開封していくと、各パーツが出てくる。
これを組み立てるのだが、背もたれと座面をドッキングさせるのが結構大変だった。
1人で組み立てたのだが、少なくとも背もたれと座面のドッキングは2人以上で対応した方がよいと思う。
もっと言えば、ドッキングした背もたれと座面に脚をつけるのは、それほど大変ではなかったが、やはり力は必要なので、力に自信がなければ2人以上で組み立てた方がよいと思う。
そんなこんなで、30分ほどかかって組み立てが完了した。
組み立ての際、肘掛の部分を左右逆にするようにした。
肘掛の位置は変更できるが、それでも前の位置にあるとのことだったので、左右逆に取り付けをすることで、前傾している状態が後傾した状態になる。
この部分についても、後の使用感で触れようと思う。
使用感
座り心地は固めでしっかりしている。
YL9よりは柔らかい座面らしいが、意外と固いとも言える。
ふかふかの柔らかさではなく、しっかり支えてくれる固さがあって、お尻が痛くならない絶妙な固さである。
そのため、長時間座っていてもお尻が痛くなるようなことはないし、広さも適度にあるので椅子の上にあぐらをかくこともできる。
座っていて、蒸れることはないので、快適。
エラストマー樹脂製の背もたれは固そうに見えるが、全然そんなことはなく、快適。
こちらもふかふかの柔らかさはなく、しっかり支えてくれるような感じである。
ヘッドレストはあまり当たらないが、高さと角度を調整でき、首の丁度よいところに当たるできるので、全く不満なし。
座面を前後させられるので、丁度よい位置に動かせるのがよい。
一度丁度良いところに固定すると、あまり変更をする部分ではないので、最初に設定してから変えていない。
リクライニングは、使用しておらず、固定状態。
自動リクライニングもあるが、あまり背もたれにもたれかかったポジションは試用していない。
肘掛の位置は、最初決めたらそのままになっている。
左右を逆に付けたおかげで、後ろ側が基本のポジションになっているが、それが丁度よかった。
前の椅子では、よく机に肘掛をぶつけていたが、それが減った。
前後左右と高さも調整できるのと、素材が高反発で安定感はあるが、痛いわけじゃない丁度よさ。
全体的には、自分のポジションが決まるので、疲れてきて変な姿勢になったら、分かる。
そういうタイミングで、休憩したリ、姿勢を正すきっかけになる。
最後に
一言、買って良かった。それだけ。
こちらからは、以上です。
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