レベルエンター山本大のブログ

面白いプログラミング教育を若い人たちに

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言語スキルよりも分野を持とう

言語追求と実装効率化追求に飽きてきた。


というのは、僕の個人的な流行だけでもないと思う。
営業をしていると、多言語に強かったり言語スキルに強いだけの
メンバーの仕事を見つけるのが難しいと実感するからだ。


プログラミングが美しいかどうかについて色々語られ、
保守性が高いかどうかが、とても重要な関心事として語られた。
それは汚いプログラムが蔓延している世の中に対するアンチテーゼとして
流行したのだけれど、、、


しかしながら、プログラムの価値はやはり
出来上がったものが役に立つか立たないかだ。美しさではない。


役に立たない美しいプログラムはジョークでしかないが、
役に立つ汚いプログラムはビジネスにはなる。


さらに言えば、1つの能力を突き詰める戦略では、この先エンジニアを続けていけないと思っている。
今はハイブリッド*1の時代だ。


ということでは、僕は
沢山の言語でプログラムができるよりも、
沢山の分野のプログラムができるほうがいいと
感じるようになってきている。


「Java」と「Python」と「Ruby」ができるよりも、
「Java」と「画像処理」と「位置情報処理」ができるとか、
「Java」と「金融」に強いとか、「通信業」に強いとか言う方が
エンジニアとしての強さを感じる。


エンジニアがお金儲けを考えずにプログラミングだけ考えすぎていると思う。
エンジニアを続けていきたいなら、お金儲けを本気で考えていくべきだと思う。


おすすめなハイブリッド化のスキルは、マーケティングだ。

マーケティング(marketing)とは、企業や非営利組織が行うあらゆる活動のうち、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」の全てを表す概念である。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%B1%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0


自分一人でもモノづくりが出来るのがエンジニアという仕事の凄いところだから、
それをキチンと売り物に出来る能力が備われば、最強だと思う。


まぁ、僕もマーケティングはこれから勉強しようと思ってんだけど。


資格とかがあると勉強しやすいですね。

こんなんみつけた。


国際実務マーケティング協会 主催 「マーケティング・ビジネス実務検定」
http://www.marke.jp/


マーケティング・ビジネス実務検定アドバンスト版テキスト

マーケティング・ビジネス実務検定アドバンスト版テキスト

*1:2つまたはそれ以上の異質のものを組み合わせ一つの目的を成すこと