スクラムマスターって何をする人? への答え - SCRUM MASTER THE BOOK

『SCRUM MASTER THE BOOK』を読んだ。

この本は、長年多くのスクラムマスターを悩ませてきた2つの問題を解決してくれる。

  • 「スクラムマスターって何をする人?」と聞かれたときの説明
  • スクラムマスターの自分はこのあとどういうキャリアに進めばよいだろう

スクラムを推進する多くのチームが、「専任のスクラムマスターは必要なのか」という問いを会社や上司から投げかけられて、悩んでいることだろう。 その理由のひとつに、エンジニアやデザイナー、マネージャといった馴染み深い役割ほど、スクラムマスターがなにをすべき人なのか浸透していない、ということがあるだろう。

答えは、この本を読めば良い。

本書は、「スクラムマスター」に焦点をあてた本だ。世のスクラムマスターに対して #スクラムマスター道 という教えを説き、導いてくれる。 スクラムマスターはこれを読めば、自分が明日から何をすべきか、明確な指針を得ることができるだろう。

スクラムマスターの根深い悩みのもう一つが、自分の今後のキャリアについて。

ぼくは、チームのスクラムマスターという役割から少し目線を拡げて、現在は会社全体のスクラムマスターの支援や、アジャイル的な考えかたの浸透に取り組んでいる。

この本にもそうしたスクラムマスターの段階的な成長、#スクラムマスター道 についての教えが書かれている。

自分は5年後どうなっていたいかに悩みながら、チームのスクラムマスターに取り組んでいる人にも1つの視野を提供してくれるだろう。

スクラムの多くの文献に触れ、プラクティスを学んだスクラムマスターが最後に学ぶべき「スクラムマスターとしての心構え」としての #スクラムマスター道 に入門しよう。