これまで進行してきたプロジェクト、行動や活動を振り返る際に、要素を「Keep」「Problem」「Try」の3つに分けて整理するフレームワーク
これらをK→P→Tの順で下記のようなフォーマットで書き出していくのが一般的
私のチームでは,1 週間に 1 回のペースで振り返りを行っている。KPT,YWT などのフレームワークを使っているが,ふりかえりを進化させるため,『アジャイルなチームをつくる ふりかえりガイドブック 始め方・ふりかえりの型・手法・マインドセット』(森 一樹,翔泳社,2021年2月17日)を読んでみた。 ふりかえりは,チーム全員で立ち止まり,チームがより良いやり方を見つけるための話し合いをして,チームの行動を少しずつ変えていく活動です。(位置 No. 206) ふりかえりの活動が,チームの行動を少しずつ変えていくきっかけになる。 変えるプロセスは「小さく,少しずつ」が鉄則です。プロセス変更後にう…
こんにちは。 Diverse developer blogです。今回は2023年のDiverseエンジニアチームの開発を数字で振り返った話をします。年間振り返りMTGにはエンジニア全員が参加して、CTOが数字をもとに年間を振り返ったあと、Miroを使ってCTO以外のエンジニアも2023年の開発を振り返りました。 利用した数字 振り返りMTGで利用したデータは以下の4つです。 開発生産性の指標(Git) スプリントタスクの完了タスクの数(Asana) リリースした施策の数(Notion) インシデント報告書の数(Notion) 開発生産性はGitのコミットログを使って「デプロイ頻度」や「変更障害…
はじめに こんにちは、プレックスの池川です。 2023年2月に「DevOpsの指標を開発の振り返りに活用しはじめた話」という記事をこのブログに投稿して、はや10ヶ月。10ヶ月の間に振り返りのやり方も変わってきました。 product.plex.co.jp そこで今回の記事では、振り返りのやり方が10ヶ月前と比べて何がどう変わったのかを紹介したいと思います! 目次 はじめに 目次 エンジニア組織について プレックスジョブ開発チームでの振り返り 振り返りMTGについて KPTについて 開発のパフォーマンス改善について エンジニア全体での振り返り さいごに エンジニア組織について 振り返りについて紹…
はじめに 前回、こちらでアジャイル開発におけるふりかえりについて書いてみました。 その中で、ふりかえりにおける改善は、プロセスに焦点を当てて考えると良いと書きました。 そんなこんなで、数日たって、ふと、「そういやスラムダンクのこのシーンって、ふりかえりだよなぁ」と思ったので、 簡単にまとめたいと思います。 対象のシーン 何戦だったかは忘れましたが… 安西監督が桜木花道をいったんベンチに下げて、プレーを見るように促す。 そして、一連のプレーの中で最も重要なポイントとしてオフェンスリバウンドがとったらどうなるかの話をする。 つまり…これって・・・ 一連のプレーを見るっていう部分は、「ふりかえり」そ…
はじめに… 皆さんは、開発手法は何を使用していますでしょうか? 今日では、アジャイル開発が主流になっていると思っています。 大手のソフトウェア会社や、請負開発がメインの会社さんでは、ウォーターフォール開発がまだ残っているのでしょうか? システムを稼働させる様々な要素が目まぐるしく変わる日々において、ウォーターフォールを固持している組織もあるのでしょうか? とはいえ、多くがアジャイル開発で、その中でもスクラムでプロジェクトを運営している方々が多いのではないかと思います。 スクラムでは、スプリントレトロスペクティブといって、スプリントの最後に振り返りを実施しますが、 この振り返りの改善のポイントが…
KPTという振り返りの手法がある。 Keep: 良かったこと・継続すべきこと Problem: 改善したいこと Try: 改善するためにやること といった内容でそれぞれを書き出して直近1週間を振り返り、改善サイクルを回すための手法である。 会社で毎週KPTを行なっていたのだが、家庭においてもこのフレームワークは有用そうに思ったので、「家族KPT」をここ数年実践している。毎週土曜の午前に一緒にコーヒーを飲みながら、その一週間の良かったこと・良くなかったことを振り返り、改善案を出すのである。幸運なことに妻も乗り気で付き合ってくれている。 Keepの欄は、今週作ったあの料理が美味しかったとか、なかな…
この記事は RevComm Advent Calendar 2022 の 17 日目の記事です。 こんにちは大谷(@sara_ohtani_mt2)です。 今年 10 月に RevComm に入社してバックエンドエンジニアをしています。 今年もあっという間にアドベントカレンダーの季節がきてしまいましたね。 不確実性と闘う皆さん、今年も一年お疲れさまでした! 『THE 有頂天ホテル』という大晦日のホテルを舞台にした映画の中の「年が変われば、いいこともあるわ」という台詞が大好きです。年末になるといつも思い出します。 新年を迎えるというのはただ年がインクリメントされるだけのことのようにも考えられます…
こんにちは。 この記事は以下のアドベントカレンダーの一環として書かれています。 他の記事もぜひご覧ください。 qiita.com さて、今回この記事でお伝えすることは、表題の通り、振り返り手法の一つである KPT を アジャイルコーチにフィードバックをもらいながら1週間スプリント × 4回まわすことによって、どこまでチームの振り返りをアップデートできるかチャレンジしたことについて記載します。 この文章から KPTを中心とした振り返りのやり方の一例 チームで振り返るとなった際にどういった観点で振り返れるとよいか ファシリテーターやスクラムマスターとしての振る舞い などを考えてもらう一助になれば幸…
はじめまして、人材紹介開発グループでEMをやっている大野です。 突然ですが、みなさんは組織・チームでの振り返り会をどのように行っていますか?いざ、定期的な振り返りを行ってみると、MTGがマンネリ化したり、有効な時間として活用しきれなくなることはよくあると思います。 今回は自分たちのチームで行っている、週次の振り返り会についてお話できればと思います。 振り返り会の概要 振り返り会とは言っていますが、KPTやスクラムでいうレトロスペクティブとは少し異なり、毎週トピックを変えながら実施しています。 イメージを持ってもらうために、バックナンバーの一部を貼っておきます。 振り返り会のバックナンバー 上記…
ワドルディ集めにいそしんでいる nsgc です。 2022年6月2日(木)に、フィヨルドブートキャンプさん主催のオンライン合同会社説明ドリンクアップで、@fugakkbnと一緒にお話させていただきました。 今年3月入社の@fugakkbnは、フィヨルドブートキャンプ卒業生で入社後ちょうど3ヵ月というタイミングでした。 身近なOBの先輩のふりかえりを通して、どんな感じの会社か、どういうことを学べるのか、どんな不安があってそれは解消されるか、といった生の声をライブ感を持ってお伝えできればという想いから、弊社で開発運用しており、日頃現場のプロジェクトでも活用している『Continuous KPTA …
2024/12/14 https://stacknagoya.connpass.com/event/334211/ 感想 7月のvol.2に続いて今回も参加しました 名前は知ってるけど話を聞くのは初めての人が多くて面白かったです 斬新な企画発想術 Clap 前川さん イノベーティブな企画術 制作会社 成果にコミットして他社と差別化されるようなイノベーティブなものを求められている ラテラルシンキング 水平思考 既成概念を無視して考えを広げる思考法 前提を疑う ロジカルシンキングは対義語で垂直思考で絞り込んでいく 成果にコミットする必要もある ラテラルに広げてロジカルに落とし込む 熱狂が伝播するチ…
こんにちは、フォースタートアップス株式会社のエンジニアの李です! 今年の4月に新卒で入社後、STARTUP DB(スタートアップデータベース)(以降SDB)の開発チームに参画し、半年経ちました。早いものですね。 (入社直後にこんな記事を書いています!もしよろしければ合わせてご覧ください!) tech.forstartups.com 今回のテックブログでは、入社してからの半年間で体験したSDBチームのアジャイル開発についてまとめていきます。 SDBチームの雰囲気はどんな感じ? アジャイル開発をどのように進めている? 本稿を通じて、これらの疑問が少しでも解消されれば幸いです! 目次 1. SDBチ…
はじめに 概要 プロジェクトについて メンバーについて 得た気づき 徹底的にWhyを明確にする 何をするかだけにフォーカスされて目的が不明になる弊害の例 方法だけがフォーカスされて目的が不明になる弊害の例 品質面で起こりうる影響 チームワーク面で起こりうる影響 それぞれのサービスに与えうる影響を意識する 自部門のシステムの品質担保 複数サービスと接続することを踏まえた品質担保 全体像と現在地点を明確にする チームビルディング KPTは大事 心理的安全性 まとめ はじめに こんにちは、DMM.com 決済グループの西です。 今年の2月に入社し、DMM.comの決済基盤の開発と運用保守に従事してい…
フリーランスで働き始めてから 5 ヶ月経とうとしている。忘れないうちに今の気持ちを書いておく。 大前提、今業務委託として働かせてもらっている会社が非常に良い環境なので、ほかでは通用しないよ!と言われそうな感想も書いている。それを含めての今の気持ちである。 フリーランスになる前の気持ち フリーランス 1 日目 予想外の変化 勤怠に嘘をつかなくて良くなった ミーティングに敏感になる 技術力はまだまだ上げられる 正社員の大変さ 評価・目標設定がないのは良い 終わりに フリーランスになる前の気持ち 会社員以外の働き方、お金の稼ぎ方を模索したくて会社員を辞めた。 当初は業務委託や個人開発、知り合いの手伝…
0. 自己紹介 1. はじめに 調査の背景と目的 2. 忙しい人のための要約 3. 調査対象の概要 調査方法について アンケート回答者の職種について 勤続年数の分布 4. 勤務記録の実態 記録をつけている人の割合とその背景 記録の形式(日報、メモ、電子ツールなど) 5. 記録ツールの活用実態 記録内容の詳細 記録の管理方法 記録のメリットと成功例 記録のデメリットと失敗談 勤務記録とツールの推しポイント まとめ 0. 自己紹介 24新卒でML基盤チームに所属している菊地ひなたです。普段は社内の機械学習エンジニアの皆さんにモデルの学習や推論ができる環境を提供しています。 得意技は料理で、好きな趣…
これはABEJAアドベントカレンダー2024の13日目の記事です。 こんにちは、ABEJA Platform に搭載しているアプリケーション、「ABEJA Insight for Retail」の開発と運用を担当しているチームのリーダーを務めている森永です。 突然ですが、 みなさんのチームではどんなリモートワークの工夫をしていますか?? ABEJA 内のエンジニアリングに関わるチームでは、フルリモートでの働き方を取り入れており、弊チームでも関東圏外から参画しているメンバーが複数在籍しています。 最近はリモートワーク下でのマネジメントの難しさや会社資産の有効活用を謳い、各社ともに RTO の動き…
こんにちは。アンドパッドでAndroidアプリを開発している松川です。 この記事は ANDPAD Advent Calendar 2024 の 12 日目の記事です。 半年ほど前から有志(TKGさんと金近望さんと)で開発合宿を企画しています。 開発合宿といっても宿泊する訳でなく、みんなでオフィスの会議室に集まってワイワイ開発するというものです。やってみてどのような気づきがあったかを書いていきます。 開発合宿の背景と狙い バックエンドエンジニアの金近望さんが「合宿をやろう」と提案してくださったことがきっかけでした。 アンドパッドは建築・建設業界に向けたアプリを提供しており、建設現場の方が使うのは…
アソビュー! - Qiita Advent Calendar 2024 - Qiitaの12日目(表面)です。 はじめに こんにちは、アソビューでQAエンジニアを担当しております、石川和尚です! 私は主に品質改善プロセスの立案やテスト設計、実行を担当しており、テストの効果的な実施と品質向上に向けて日々取り組んでいます。 その中で、今回は受け入れ基準について焦点を当てていこうと思います。 受け入れ基準とは、ユーザーや顧客、その他の認可団体が、コンポーネントやシステムを受け入れる際に満たすべき基準のことです。明確な目標や条件を基準として定めることで、認識のズレや手戻りを防ぎ、チーム全員で共通理解を…
この記事は New Relic 使ってみた情報をシェアしよう! by New Relic Advent Calendar 2024 、サーバーワークス Advent Calendar 2024 2024/12/12の記事です こんにちは、マネージドサービス部 大城です。 沖縄も12月になり少し肌寒くなってきましたが、東京に比べると涼しいぐらいだと思います。来週、東京出張なのでヒートテックを購入して挑みます。 さて、アドベントカレンダーを勢いよく予約したのですがネタがないので 2024/11/19(火) に開催した NRUG Okinawa vol.3 New Relicで実践 SREはじめの一…
こちらは バイセルテクノロジーズ Advent Calendar 2024 の12日目の記事です。 昨日はメントスさんによる マイクロサービスに向き合った結果、新規サービスのバックエンドを既存の基盤システムに組み込む意思決定をした話 でした。 CTO室でエンジニアリングマネージャー(EM)を務める @naoto_pq です。 バイセルに入社してからエンジニア採用(新卒/中途)を中心にテックカンパニーとしての組織づくりを進めてきました。 人事のメンバーと共にエンジニアの採用チームとしてチームを立ち上げてオペレーションを構築し、社内の多くのエンジニアにも協力してもらい、全員採用を実現する体制ができ…
kubellで認証チームのエンジニアをやっている田中浩一(@Tanaka9230)と申します。この記事はkubell Advent Calendar 2024 シリーズ1、11日目の記事です。 認証チームとは、「Chatwork」のログイン画面を含む認証系+一部セキュリティ系、およびアカウント管理系を担当領域としたフィーチャー・チームです。認証系の中核には「Auth0」というIDaaSを導入していて、その運用も担っています。 creators-note.chatwork.com findy-tools.io ◇ 会社内での認証チームへの期待役割は、今、大きく変わりつつあります。今までは、「Au…
TRACERYプロダクトマネージャーの haru です。 2024年11月28日(木)に開催された勉強会「匠Method User Group Meetup#9〜実践事例の共有/Value Metrics」では、匠Method*1の匠Method Value Metrics(以下、Value Metrics)*2やゴール記述モデル*3をテーマにしたパネルディスカッションが行われました。その時の様子をお伝えします。 その1: 匠Method Value Metricsの効果 その2: 戦略要求が変われば、DNAが変わる その3: ゴール記述モデルの効果(本記事) パネラー: 萩本 順三(はぎもと…
この記事は ふりかえり Advent Calendar 2024 の11日目の記事です。 2024年は2つのチームに関わっているので、それぞれのチームでのふりかえりについて書きます。 adventar.org [チーム共通の傾向] [チームA] [チームB] [まとめ]
azusa-warhammer.hatenablog.jp これの続き。 ぺいんちょまーーーーじでわからん。ので(?)今回は反省会をおさぼりします。 ツイートお借りしてますが、嫌だよとか恥ずかしいからなしにして、とかあったらお申し付けください。 ビルド・ペイント結果:バナーブレイド組立完了+α プレイ結果:年納め(のつもりだった)カタコンベ会 余談:-n次馬場ウォークライ会とかカフェアニバ2024第2弾とか -n次ウォークライ会 カフェアニバ2024第2弾 公式からのクリスマス軍勢 Warhammer+加入 一足早いクリスマス 散財記録 ビルド・ペイント結果:バナーブレイド組立完了+α たぶん…
この記事は、弁護士ドットコム Advent Calendar 2024 の 10 日目の記事です。 こんにちは、クラウドサインの機能開発で主にバックエンドのコードを書いている山下です。 クラウドサインでは機能開発を行うチームが複数あります。 私はそのうちの一つで今年の4月からスクラムマスターと開発ロールを兼任することになりました。 本記事では、はじめてスクラムマスターを務めるにあたって実際に取り組んで良かったことや学びなどを記載します。 少しでも参考になれば幸いです! スクラムマスターになった背景・チームの状況 やって良かったこと チームメンバーとスクラム本の輪読会を行う メンバーと話す場を設…