高帯域幅インターフェースを持つSDRAM(メモリー)のひとつ。DDR3 SDRAMの後継機。DDR4 SDRAM(double data rate fourth generation synchronous dynamic random-access memory)。
従来の「DDR3 SDRAM」の約2倍の伝送速度を持つ。2,133Mbps(2.133Gbps)から4,266Mbps(4.266Gbps)の転送レートを目指す。高速化のために、従来のマルチドロップバスからポイントツーポイント接続へと切り替える。またポイントツーポイント接続のために、1メモリチャネル当たり「1DIMM」に制限され、1メモリチャネルに複数のDIMMを接続できないため、チャネル当たりのメモリ搭載量が減少する。そのため「スイッチファブリック」と「DRAMダイ(半導体本体)を積層化」することで解決されるとしている。
2012年、発表。同年9月には標準規格「JESD79-4」として一般に公開され、現在では無償で標準規格の仕様書をJEDECのWebサイトよりダウンロードできる。
2014年6月、発売。