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テラスカイがクラウド会計システム「mitoco 会計 Ver.3.0」をリリース、債権管理機能を提供開始

 株式会社テラスカイは、Salesforceを統合基盤としたクラウド会計システム「mitoco 会計」の新版として、「同 Ver.3.0」を12月27日より提供すると発表した。

 mitoco 会計は、Salesforceをプラットフォームとするクラウド会計システム。財務状況や損益発生状況をレポートする「財務・管理会計(GL)」と、仕入れ先および社員に対する支払業務と債務残高管理を行う「支払管理(AP)」の両機能が提供されており、すべての取引・会計データをmitoco 会計上に集約することで、財務および管理会計の一元管理を実現できるという。

 今回の新版では、新たな機能として、売掛金の請求状況や入金状況の管理を行う機能や、債権の消込処理を行う債権消込などを備えた「債権管理(AR)」を提供開始する。一方、すでにリリースしている「GL」「AP」では、「AR」のリリースに対応する機能を提供するとのこと。

 具体的には、債権伝票の入力を行い、債権計上仕訳が「GL」に連携される請求債権入力や、入金伝票の入力を行い、入金仕訳が「GL」に連携される入金伝票管理、起業された債権伝票や入金伝票のチェックリスト、請求債権入力や入金伝票入力から申請された伝票の一覧表示および承認・否認処理、債権伝票と入金伝票の消込処理、起票された債権伝票/入金伝票の照会、全銀協フォーマットのファームバンキングデータの取り込み――などの機能を提供するとした。

請求債権入力
消込処理

 このほか、「GL」「AP」の機能改善も行われ、組織名称の履歴管理により、伝票日付時点の名称で出力できる機能や、サブ画面をドラッグで移動できる機能などが追加されている。

 料金はシステム利用料とユーザーライセンスから構成されおり、システム利用料は、「GL」が月額7万円、「AP」が月額3万円、「AR」が月額3万円。ユーザーライセンスは「Standardユーザーライセンス」が1ユーザーあたり月額1万円で、最小1ユーザーから利用できる。