【決算まとめ】テンセント、NetEaseに次ぐ中国ゲーム系上場企業は?24年上半期の売上・利益をまとめました

決算

2024年上半期の中国ゲーム系上場企業の決算が出揃ったので、個別に記事化したテンセント、NetEase、bilibili以外の主要企業である、37、世紀華通(Shengqu)、Perfect World、YOOZOO、XD、IGG、Giantの2024年上半期売上高と純利益をまとめてみたい。

37、世紀華通(Shengqu)、YOOZOO、XD、IGG、Giantの24年上期決算は?

37、世紀華通(Shengqu)、Perfect World、YOOZOO、XD、IGG、Giantの業績は以下の通り。

中国ゲーム系上場企業でゲーム事業売上高No.1はテンセント、No.2はNetEaseとなるが、非上場のHoYoverseを除いてNo.3はどこになるかとみると、ゲーム事業の売上が大半を占める37となりそうだ
24年上半期の売上高は約1846億円と成長が鈍化している各国のゲーム市場において、前年比19%増加と成長を持続させている。
同社は決算報告書にて、中国市場では自社開発の『斗罗大陆:魂师对决』三周年を始めとした、既存タイトルが堅調に売上に貢献したことと、海外市場では『パズル&サバイバル』をはじめとしたタイトルが約579.6億円の売上を記録したとしている。
『Shengqu』や『Century Games』を傘下に収める世紀華通は会社売上では37を上回る約1855億円となっているが、ゲーム事業売上ではわずかに下回る約1702億円と前年比で72.9%の増加と大幅にゲーム事業の売上を伸ばしている。
その要因としては、中国国内市場では『传奇』シリーズが堅調に売上を伸ばしたことと、海外では『ホワイトアウト・サバイバル』といったヒット作が生まれたことを上げている。

また、既報の通りPerfect Worldは大幅な減収減益となった他、YOOZOOとGiantも減収となっている。
反面、XDとIGGは増収増益の好決算となっている。

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当記事まとめ

■まとめ
・37の24年上半期売上高は約1846億円
・世紀華通のゲーム事業が大幅増収
・IGG、XDは増収増益の好決算

関連情報

『37』2024年上半期決算資料:こちら


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