今日はSuper Tuesday。Googleの開票速報は、地図とtwitterを合体させててなかなか面白い。しかし、民主党側はあまりに接戦でよくわかりません。大方の予想通りではあるのですが。
で、オバマの政治資金集めの話し。
なんと、1月一ヵ月で、サイト上での募金が2800万ドル、30億円。クレジットカードを使って、小口献金した人たちのトータルです。オフラインでの募金は400万ドルということで、圧倒的にインターネットからの集金が多い。前回の選挙では、Howard Deanが総額2700万ドルをインターネットで集めて話題になった。オバマはその総額を1ヵ月で抜いてしまった訳です。25万人がオンライン募金をしたそうな。90%が100ドル未満とのことで、まさにロングテール募金。
100億円単位でガッサガッサとお金が集められないとアメリカの大統領にはなれないわけで、金持が優位なplutocracyになる危険は高い。が、しかし、インターネットを使って、多くのフツーの人から小額ずつ、トータルでは多額の政治資金が集められるとなれば、富豪、もしくは富豪に迎合する候補以外にも勝ち目がある。いいことです。
ま、それにしても大統領選の複雑なことよ。教育レベルの高い生粋のアメリカ国民でもわからないんですから・・・(メディアで盛んに解説をしている)。奇々怪々なことが多々起こるんですが、今日もHuckabeeとRon Paulがdelegates(選挙人)のバーター取引をした、、、というニュース。
なに、それ、そんなのあり???
どうも、West Virginiaでは、二度投票するらしく、一回目である程度の得票をしないと、二度目には入れない。で、1回目に10%しか票が集められず二回目に入らなかったRon PaulにHuckabee側が
「君たちのサポーターを2回目の投票で僕にまわしてくれるなら、僕のWest Virginiaのdelegatesを3人あげよう」
という取引をしたんだそうだ。そんなことが許されるのか?うーむ。摩訶不思議です。
(ま、現在の投票は、「各党が自分の代表を決める」ための、ある意味プライベートな投票なので、こういうこともある・・・のかな。それにしても変ですよね。)
日本でもオバマ議員は自身5億円投入したニュースを
聴きました。
お金がないと米国大統領になれないのか?
super Tuesdayは日本にないビッグイベントなので
少し羨ましい。
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chikaです。
>自身5億円
はヒラリーですヨ。。。1月の献金総額が、ヒラリー1300万ドル、オバマ3200万ドルと差がつき、その後もオバマへの献金が怒濤のように増えているのでした。
http://www.guardian.co.uk/uselections08/barackobama/story/0,,2254520,00.html
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ヒラリーはインターネット献金を受け付けてない、、、なんて訳はないですよね。
実はWebサイトの設計の差だったりして。オバマのサイトは献金に到るまでのナビゲーションがスゴくよくできてるとか。
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ロングテール募金
渡辺千賀さんのblogにあった、アメリカ大統領選挙戦の献金のエントリが面白かった…
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chikaです。
ウェブサイトの設計はほとんど一緒デス。
http://www.barackobama.com
http://www.hillaryclinton.com
ヒラリーの方がContributeボタンが派手かも。リンク先の支払い画面も、ほとんど同じ、、ですね。
オバマのサポーターは高所得者、高学歴者、若者が主力。一方で、ヒラリーは、低所得者、老人、40歳以上の女性がメイン。この辺で、ウェブ親和性に差があるということは大いにあるかと。
ヒラリーは、娘のように仲良くしていた選挙活動のトップを解雇するなど、オバマの快進撃からの防戦に必死です・・・。
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オバマ氏は Facebook/YouTube/MySpace をフル活用して150万人から献金を集める
オバマ氏の公式サイトからの様々なWeb2.0系サイトへのリンク(Obama Everywhere)と、そこからリンクされているそれぞれのサイト(Facebook, YouTube, MySpace, Flickr, Digg, LinkedIn等)での支持者との接触度合いの徹底が凄すぎます。…
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