BYD、バッテリEVスーパーカー「YANGWANG U9 Xtreme」を世界限定30台で発売 最高速496.22km/hを達成

EVスーパーカー「YANGWANG U9 Xtreme」

　BYDの日本法人BYD Japanは9月26日、BYDのEV（電気自動車）スーパーカー「YANGWANG U9 Xtreme」を、世界限定30台で販売することを明らかにした。

　YANGWANG U9 Xtremeは、BYDのハイエンドブランド「仰望（YANGWANG/ヤンワン）」が開発したスーパーカーで、最高速496.22km/hというBEV（バッテリ電気自動車）の世界最速新記録を樹立するとともに、世界有数の難関サーキットであるニュルブルクリンク北コースでも6分59秒157を記録、サーキット性能の高さも証明した。

　世界初の量産型1200V超高電圧プラットフォームを搭載し、30000rpmの高性能モーター4基を採用。高強度航空アルミニウム製ハウジング、高速ベアリング、70MPaローターといった最高水準の素材を組み合わせ、総出力3000PS超、パワーウェイトレシオ1217PS/tを実現。

　さらに、「e⁴プラットフォーム」と「DiSus-X」インテリジェント車体制御システムをサーキット向けに最適化し、車体姿勢制御を導入。最高速の追求とラップタイムの短縮を同一車両で両立することに成功した。

最高速の追求とラップタイムの短縮を同一車両で両立することに成功

　YANGWANG U9 Xtremeは、最先端技術とコレクターズバリューを併せ持つ希少なモデルとして、世界限定30台で販売するとしている。