空を見たら浮かんでいた。

映画・動画の視聴記録を淡々と。

映画「オッペンハイマー」

第二次世界大戦下、原子爆弾の開発を率いたオッペンハイマーの半生を描く。マンハッタン計画を推進し、原爆の父と呼ばれた、ひとりの天才物理学者の苦悩がそこにあった・・・。

 

オッペンハイマーという天才科学者が、如何にして原爆開発に身を投じ、苦悩して様を描いている。完ぺきではなく欠点も多いオッペンハイマーを、彼の視点で描いている。時系列を行きつ戻りつ、巧みに畳みかけるようなストーリ。3時間という上映時間を感じさせなかった。

 

原爆被害の描写には物足りなさはある。ふらふらと揺れ動く科学者の半生の映画でした。

 

 

映画「聖☆おにいさん」

立川に降臨したイエスとブッダ。バカンスを満喫すべく、町の住人として過ごしていた。正体を隠し、立川の町の人々と触れ合う毎日を過ごしていくのだが・・・。

 

同名の漫画のアニメ映画。丁寧な街の風景と、のんびりした二人の神が引き起こす、神ならではのトラブル。脱力日常コメディアニメ。年の瀬にぴったりのゆるゆる作品でした。細かい神演出?に小さく笑いつつ、星野源と森山未來の二人の素人っぽさがぴったりでした。

 

来年も良い年になりますように。

 

 

映画「SPY×FAMILY CODE: White」

東西対立した世界。互いの国を出し抜こうと激しい諜報戦が繰り広げられていた。敏腕エージェントは、ある任務のために家族を演じることに。だが、妻は殺し屋、娘は心が読める超能力者、飼っている犬は未来予知の能力犬。互いの本当の顔を知らないかりそめの家族が、旅行に出かけるのだが・・・。

 

お菓子のレシピの研究に向かった旅行先で、やっぱり巻き込まれるロイド一家の家族で見れるスパイコメディ映画だ。その中でも、殺し屋ヨルさんは、天然巻き込まれにアクションにと、大活躍だ。原作を知らなくても楽しめるご都合主義万歳的アニメ作品です。みんなでファミリー映画でした。

 

アーニャの顔芸楽しめます。

 

 

映画「アウシュヴィッツのチャンピオン」

第二次世界大戦でアウシュヴィッツに収監されたポーランド人のボクシングチャンピオン、テディ。ある時、彼は看守たちの娯楽の一つとしてボクシングの試合をさせられることになったのだが・・・。

 

ボクシングをすることで得た食料や医薬品を仲間たちに分け与えてるテディ。一方でアウシュビッツに送られた人々は殺されていく。寡黙な彼は、生き抜くためにリングに立つ。救いのない絶望的な収容所の僅かな希望を繋いでいく物語。

 

あの状況でリングに立ち続けることができるだろうか。

 

アウシュヴィッツのチャンピオン

アウシュヴィッツのチャンピオン

  • ピョートル・グヴォヴァツキ
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映画「ユニバーサルソルジャー」

死亡した兵士を利用して作り出された「ユニバーサルソルジャー」。凶悪な犯罪を取り締まるために投入され、その人間を超えた能力により事件の解決を図っていた。だが、彼らには生きていたころの記憶が残っていたのだが・・・。

 

ジャン・クロード・バンダムとドルフ・ラングレンが、超人兵器として、所狭しと戦うマッチョ的映画。昔の映画だけに、体を張ったアクションに火薬に匂いがプンプンとする爆発。難しいことを考えずに楽しむ作品。

 

1992年の近未来的兵士同士の戦闘アクション映画。

 

 

映画「猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー) 」

人類は猿との戦いを続けていた。猿のリーダ・シーザーは、息子が探してきた新天地への住処へ向かうことを決めた。だが、妻子を殺されたシーザは、復讐を誓い群れを離れて行動をするのであった・・・。

 

Reboot第三部。争いを避けてきたシーザが復讐を決意。だが、大佐が率いる部隊に捕まって・・・。結末が明確なので猿が人類を蹂躙するストーリーが始まるのかと思ったが、そうではなかった。今回も個性的な猿たちの表情と役回りがしっかり出て映画の完成度を高めている。

 

見ごたえのある三部作でした。

 

 

映画「猿の惑星:新世紀(ライジング)」

知性を獲得した猿たちは、シーザーをリーダーとして森で生活を行っていた。一方、人類は、自らが作り出したウィルスで死者を出し、わずかな生存者が元都市部で生き抜いていた。ある日、人々は電気を得るべく、猿たちの住む森の中にある発電所を目指すのであったが・・・。

 

三部作の第二部。人類に対して、猿たちの中にも様々な思いがある。森の生活で家族を得た者もいる。猿が次第に知性を得てコミュニティを形成していく姿を中心に描く。猿たちの姿や個性を描き分けて、退屈しなかった。第二部はどうしても中だるみしがちだけれども、テーマがしっかりしていて見ごたえがあった。

 

猿たちが全員が流ちょうに言葉を話さないという、いい感じの設定も感情表現に貢献していたのではと思います。

 

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