今日の産経ニュース(2/5分)(追記・修正あり)

■ローマ法王、中国任命の司教承認か 関係改善に向けて譲歩 香港枢機卿が抗議表明 米欧メディア報道 
http://www.sankei.com/world/news/180205/wor1802050038-n1.html
 バチカンと中国の間に何らかの妥協が成立し、中国・バチカン間に国交が樹立されればビッグニュースです。果たしてどうなることやら。


■株価大幅下落 菅長官「金融市場含め経済動向注視」
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050061-n1.html
 経済音痴の小生ですが結局アベノミクス批判者が言うように「マネーゲーム的な要因で株価が上がってた」んでしょうねえ。そうとでも理解しないと「株価大幅下落」は理解できないでしょう。
 景気がいいのに株価が下がるなんてことは無いでしょう。まあ、今後株価がどうなるかわかりませんが、仮に株価が上がっても今の政策のままでは「景気回復無き株価高」「いつ大幅下落してもおかしくない株価高」というありがたくない代物にしかならないでしょう。


■【野口裕之の軍事情勢】習近平氏*1「クローン人間」であふれかえる共産党 中国軍にロボット兵士が誕生へ
http://www.sankei.com/premium/news/180205/prm1802050008-n1.html

 中国科学院が2匹のカニクイザルを「製造」したが、人間と同じ霊長類系クローン初出現の「怪挙」に、常識ある科学者が「倫理にもとる」と世界中で批判の声をあげている。

 クローン人間*2なら文句なく「倫理に反する」でしょうが、猿ならば意見は分かれるでしょう。
 まあ産経も非難してるのは中国がやったからであって、日本や欧米ならここまで居丈高に非難はしないでしょう。

 習氏の露骨かつ情けないイエスマンばかり

 クローンの話はすぐにどっか行ってしまう産経です。まあイエスマン云々いうなら加計森友疑惑での霞が関官僚の方が「何の問題も無い」の大合唱、よほどイエスマン揃いで見るに堪えませんが、「左遷されても独裁者安倍の無法に反抗しろ」とは小生も人情としていいづらいですね。

 福澤諭吉(1835〜1901年)の中国・朝鮮観を紹介しておく。

 悪名高い脱亜論です。あんなもんを得意げに紹介するのは産経ぐらいのもんです。


■共産党から「テイクノート」されていた希望・玉木雄一郎代表の憲法9条改正反対論
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050046-n1.html
 共産党も玉木の改憲反対など信用してはいないでしょうが、「改憲反対でそれなりの態度を玉木がとるのであれば」いたずらに敵対はしないし、場合によっては共闘もすると言うことです。しかし玉木もずいぶんと落ちぶれたもんです。
 まあ、今や立民どころか共産を下回る支持率ですからねえ。


■【衆院予算委】「与野党かかわらず説明責任を」 線香配布問題で安倍晋三首相
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050054-n2.html
 加計森友疑惑の男が良くもこんなことがいえるもんだと心底呆れます。


■【産経抄】沖縄でパンダが政治利用される、は杞憂だった 2月6日
http://www.sankei.com/column/news/180206/clm1802060003-n1.html

 中国の野望は、尖閣諸島の奪取にとどまらない。「沖縄独立」に向けて、パンダを布石として利用するはずだ。もっとも、そんな妄想は杞憂(きゆう)に終わった。

 パンダごときで沖縄独立とは全く正気じゃないですね。そもそも稲嶺前市長にしても、翁長知事にしてもそんなことは言っていない。中国にしたって「台湾統一」「尖閣は中国領土」はともかく「沖縄は中国領」なんていってない。
 というか新市長にしても産経ほどには中国敵視はおそらくしないでしょう。リゾート地としての沖縄にとって中国人はお得意様の一人だからです。


■【名護市長選】安倍晋三首相「沖縄の発展、全力で支援」 政府、渡具知武豊氏の当選で「再編交付金」支給再開を検討
http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050047-n1.html
 こうした補助金もやはり勝敗に影響したんでしょうか?。しかし今更こうした安倍政権の無茶苦茶な態度に驚きはしませんが、自公候補が勝利したら「補助金」云々とは全く無茶苦茶です。


■【名護市長選】安倍政権支援の渡具知氏が初当選 「名護を変えての思い」
http://www.sankei.com/politics/news/180204/plt1802040021-n1.html
 接戦という事前報道で、危惧はしていましたが非常に残念です。何せ今は安倍政権ですからねえ。これが小渕*3、橋本*4政権のような過去の「それなりにまともな」自民政権ならまだしも、安倍は「勝てば官軍」という無茶苦茶な男でしかも極右です(そういう意味では昨年の衆院選でせめて安倍は退陣させたかったという思いを改めて禁じ得ません)。今後の状況が非常に危惧されます。
 ただ結果が出た以上は嘆いていても仕方が無い。巻き返しを図って翁長陣営には頑張ってほしいと言うほかはないですね。「沖縄基地問題について詳しいわけでもない」ので、これ以上は特に言うこともないです。

【追記】

野原燐がリツイート
■佐藤あずさ 八王子市議会議員(1期目) 社民党
‏ 若い世代の投票行動についての分析も報道されているが、RBC琉球放送の出口調査によると、10代の66.6%、20代の56.0%が渡具知候補だという。

 まあ、安易な分析は避けるべきでしょうが、若者の右傾化と言うことなんですかね。

*1:福州市党委員会書記、福建省長、浙江省党委員会書記、上海市党員会書記、国家副主席、党中央軍事委員会副主席、国家中央軍事委員会副主席などを経て党総書記、国家主席、党中央軍事委員会主席、国家中央軍事委員会主席

*2:さすがにそんなものはつくらないでしょうが。

*3:竹下内閣官房長官、自民党副総裁(河野総裁時代)、橋本内閣外相などを経て首相

*4:大平内閣厚生相、中曽根内閣運輸相、海部内閣蔵相、自民党政調会長(河野総裁時代)、村山内閣通産相などを経て首相