電気と音とプログラミング@神楽坂

こんにちは、宗村です。34回目の神楽坂ワークショップを行いました!電気の基礎を勉強した後に、電気を使って音を出す方法を学び、最終的にプログラムで自分の欲しい音を出すための方法を体験。

micro:bitには便利な「音楽」ブロックがありますが、今回は音が出る仕組みを勉強するために「音楽」ブロックは使わないで進めていきました。

最初に理科で習う電気の基礎(電池について、電気を通すもの、回路のつくりかた等)を簡単にレクチャーしたあと、micro:bitの基板がどうやってできているか等ちょっとした実演を通して電気について学びました。

電流をたくさん流すとどうなるか
回路の作り方
電気を通すもの・基板の仕組み

その後、micro:bitの入出力端子意味とその使い方を学び、LEDを点滅させるプログラムを作ってもらいました。

先に電圧の話などをしていたので、micro:bitの端子の「3V」をみて「あ!これ3ボルトの印だ!」と気が付く子がいたり、点滅周期を短く設定しすぎて1回短く光ったようにしか見えない現象に遭遇していた子に理由を説明すると「え!今ので5回光ってたの!?はやっ!」と驚いていたり、何かしらの気づきがあったようでした。

micro:bitでLEDを光らせる
micro:bitでLEDを点滅させる

続けて電磁石の体験とそれを用いて音を出す方法を説明してスピーカー作り。

電磁石の働きを確認

スピーカーを作って音を聞いてみよう

スピーカーが完成したらプログラムを変更して好きな音を鳴らして聞いてみました。 ここで終わりでもよかったのですが、せっかくなのでちょっと難しい内容をプラス。このままだとスピーカーから出る音が小さいので、大きな音を出すための仕組みを紹介して回路を組み立ててもらいました。

大きな電流をmicro:bitでコントロールする方法

今日は音が出る仕組みを学ぶのがメインテーマでしたので、途中までは音を周波数で指定してプログラムを作ってもらいましたが、最後は音階のブロックを使って自由に音を鳴らしてもらいました。


www.youtube.com

理科をテーマにしたワークショップは初めて行いましたが、作品を作るワークショップとはまたちょっと違った楽しさがありました。基本は作品作りのワークショップメインですが、たまには今回のようなスタイルでもやっていきたいと思いますので、理科、プログラミングにご関心のある方是非ご参加ください!

これまでの神楽坂ワークショップの内容はこちらです!