東京国際フォーラムのガラス棟地下1階 ロビーギャラリーで開催中の『SPACE BALL』を体験。
写真↑右下の銀色の球の中に入るのです。
世界初の移動式全天球シアターらしいです。
直径約9メートルの球体の内側に入り、ガラス床面の上から球体スクリーンに映し出される映像を鑑賞する、というもの。
19台の2Kプロジェクターとプラネタリウムマシン「MEGASTAR」の最新機種「FUSION」を使った映像、外円周上の8台とステージ上の5台のスピーカー、足元のウーファーが2台、ヘッドフォンを装着して併用、合計18.2チャンネル(足し算がよくわからないですが)の音響システムで立体感を演出、というもの。
すんごい期待大!!
上映される映像のストーリーは、『種子島宇宙センターから始まり、「Hー2B」ロケットに乗って国際宇宙ステーションを目指し、足元に広がる地球の姿とその上の満天の星空を体験。その後ボイジャーがたどった軌跡をたどり、木星、土星、冥王星、海王星のテクスチャーを楽しみながら、天の川銀河の中を旅する。』という約10分のもの。
どんなに迫力のある映像を観ることができるのかっ?!ワクワク!で鑑賞しました。
1回に30人ということらしいのですが、今回は20人くらいで球形内に入り、透明な床に立った状態で、ヘッドフォンを装着。一部の人は、透明なイスのようなものに座っていたようです。
3D映画などとは全く違う体験。
周囲に映像が映し出されて、一応『正面』というのはあるのですが、どこを見ても星、星、星…。
球体のスクリーンでなければ味わえない迫力。360°全面なのかな?と思ったら、後方からやや下はスクリーンではなかったような…。
足下の下にも流れる星が映し出されるなど、なかなか楽しい体験でした。
でも、ほんとうは…期待が大きすぎました。というのが本音の感想かも。
いやいやしかし、体験しなきゃわかんないですし。
さてさてこのSPACE BALL、昼間は、外観が銀色に見える球ですが、周囲が暗くなる夕方からは…
外面に地球の映像や、木星などが映し出されるのです。
これは先週の仕事帰りに国際フォーラムに寄ったとき外観を撮ったものです。
ちなみに、ずいぶん前に行ったのですが、上野の国立科学博物館、通称『かはく』にある「シアター36○(シアター・サン・ロク・マル)」というモノも似たような球形スクリーンで、360度全方位の映像を透明床面にて鑑賞するという、これもこれでなかなか楽しく迫力のある体験ができます。