S家の別宅

山崎豊子氏、死去。

山崎さんの作品は、読んだそのわたしの年齢ごとにいろんなことを思い出して、すごく思い入れがある。

２３歳の時に読んだ「不毛地帯」

２０代の終わりに読んだ「白い巨塔」

それから「沈まぬ太陽」


女の人なのに、社会に対しての鋭い視線と、それから緻密な取材に感嘆した。

男の人より男っぽい作品だと思った。

合掌。



安倍政権は先月、患者の自己負担増などを柱とする社会保障制度改革の骨子を閣議決定した。

秋にはいろんなものも値上がりし、これで消費税があがり、患者の自己負担も増えれば、

お金のない人はお医者さんにもかかれなくなる・・・・・

結局、消費税増税は、国民のために使うお金ではないということだ。

わかっていたけれど、ほんとうにひどい・・・・

秋にはお店に果物がたくさん並んでいる。

わたしは果物があまり好きじゃないので、あまり買わない。

っつうか、子供の頃秋に食べていた果物っていえば、山に行って採ってくるあけび、近所の家のざくろ

それからいちじく・・・

みんな種がどえらくあって、あけびもざくろもほうばってはぺっぺっっと種をまきちらして

歩きながら食べていた（野生児である）

果物は買ってまで食べるもんじゃないような感覚は今もある。

いちじくは無花果って書くけど、今はたぶん高級な果物かもしれない。

売っているのもあまりみたことがない。

ざくろなんて、あんなにきれいな色はどこにもないと思っていた。

すっぱくてすっぱくてそれでも顔をしかめながらほうばって、口のまわりが赤くなっていた。


今の果物はおそろしく甘い。

この気味の悪い甘さが苦手です。

甘くないと売れないだろうし、どえらくある種をぺっぺっと出すことは今の子供たちはできないかも。

学校の給食で出たぶどうはしっかり種が入っていて、種のまわりがまたかなりすっぱいのでした。


種なしぶどうはどうしても違和感があるのです。


子供の頃食べていた果物と今の果物ではまったく違う食べ物みたい・・・・・

なつかしいあの果物たちは絶滅しちゃったんだろか？？

朝は寒いぐらいで、昼間は暑いぐらいで、なかなかうまく調節できないので、鼻がぐずぐずしている。

こだまもどこに寝たら快適か？考えているようであっちにいったりこっちに来たりしながら寝ている。

最近は、こだまがすごくおばあにゃんになってきたみたいで、目もシバシバさせながら、あまりよく

見えていないのかな？と思う。


やっぱり老いは確実に来るよね・・・・

それは生きてるんだから当たり前の話だけど、それでもそれを感じるとなんか淋しい。

当然、自分にも言えることで、ずっと元気だと思っていてもなかなかしんどいこともあるし。


舞ちゃんは、お盆にここに来た時は、まだよちよち歩いてあぶなっかしかったのに、きのう娘が送って

くれた動画では、パパのかけてくれた音楽でくるっとターンして踊ってた！

たった1ヶ月ですごい足の機能が成長したのがわかる。

子供の成長ってすごいと今更ながら思う。


そして私やお父さんは、身体の機能は年々退化していくんだろうなあ・・


だからせめて筋力が衰えないように、がんばって筋肉トレーニングをするしかないなと思う。


こだまは自治会のお達しであんまり外にも出せなくなったので、たぶん筋肉が衰えはじめたのかもしれない。

いいじゃん、猫が外を闊歩してたって・・・とまた愚痴になっちゃう。

ひさびさの3連休でちょっとのんびりしました。

舞ちゃんのサルエルパンツを作ったり、きのうはお父さんと「許されざる者」（渡辺謙主演）を見に行った。

なかなか重たい映画でしたが、極寒の北海道の明治時代の頃の生活がリアルに表現されていた。

虐げられる者はいつも哀しい・・・

主演の謙さんはやっぱりすごいけど、演技がすごくよかった柳楽優弥さん、柄本明さん、小池栄子さんたち

さすがでした！

佐藤浩一さんは、もう何をやっても現実以上にリアルすぎて、逆に現実感から少し距離が出ている気がする。

（えらそうなこといえないけど、見た感想で）



ポストさんの秘密保護法についての文章があんまりおかしいので座布団１０枚だなっと思っちゃいました。
（以下に引用させていただきます）


今度の秘密保全法は秘密の定義が無限に拡がり日本中が大パニックと秘密フィーバーと暴きフィーバーが交錯してしかし日本中
が図書館みたいに静かになるが携帯は常にパンク状態でガンガン国家機密がばらされヒソヒソ話をしているとその場で銃殺される
のが分かっていてもオバタリアンの井戸端会議はどんどんエスカレートしてどこの家もオバタリアンの遺影だらけになり銃後のじじい
は数年は女房に操を立てるがそのうち母さんももういい人をみつけて再婚して下さいって言ってるよねとか言ってキャバクラに通い
だし加藤ちゃんみたいに年の差婚というかたかられ婚をして早く死ねよじじいとか言われて家に帰りたくなくなりまたキャバクラに
通うという悪循環に陥る訳だが世間はそんな感じで肝心の官僚の方は機密を持たされたキャリア官僚は極度の緊張感からやはりバタ
バタと死んでいきその一歩手前の者は風俗店に転職しノンキャリがキャリアに格上げになりそれでも同じ現象が起こりとうとう３種
公務員のゴミ回収や給食のおばさんやバスの運転手がキャリアとして国家機密を守る事になるが極度の緊張感は感じずにリラックス
して仕事に励むが口が軽く酒が入るとペラペラ喋ってしまいノーパンしゃぶしゃぶ嬢やホストの気を引く為に全部話してしまいしゃぶ
しゃぶ嬢もハゲチャビンや有閑マダムの客にバッグだのポルシェだの買ってくれれば教えて上げるーとか言って喋ってしまいハゲも
マダムも子供に尊敬されたいからガキに話してしまい今時のガキは情報を高く売る事を知っておりネットで国家機密安く売りますとか
やって一儲けし始めチャイルド社長が続々誕生し少年法で守られてるから死刑にはならないもんねーと服役し出てきた頃にはプロ中の
プロの情報屋になっておりそのうち需要と供給のバランスが逆転しかくして国家機密は100円ショップで誰でも買えるようになり秘密
でもなんでもなくなってしまう訳だが国民に携帯やネットをばらまいておいて今さら秘密強化とか時代に逆行した事をやりたいならば
先ず連中が通信傍受をやめるべきであり自分はするがパシリには機密を守れとか自分に甘く小沢に超厳しい前原みたいな事をやろうと
してもパシリが言う事を聞く訳がなく霞が関が総スノーデン化するのは当たり前である。
それに連中がどうやって機密を守るのかも見ものだが恐らく口伝になると思うが山かー川かー忍者かーと馬鹿にされるし口伝と言えば
伝言ゲームでこれは機密ねと振りだしても最後にはこれは公開ねと伝わるのが伝言ゲームのお約束であり大体機密鑑定士も機密格付け
機関も用意しないで始めれば何が機密であるかで揉めて機密コンテストに敗れた者は焼き鳥屋で親父にくだをまいてなあ親父ーこれって
機密じゃないと思わねーかーとかばらしてしまうから結局いろんなルートでばれて公然の秘密化してしまうという訳である。
機密ができれば桶屋が儲かるという訳でアホである。

何百ベクレルも、何千ベクレルも、何万ベクレルも、最近出た一日６００億ベクレルも、

毎日毎日増えていくベクレルに、ベクレルマヒしちゃっていて、数字で聞いても実感として

いったいどれほどのひどいことなのかが現実から遠くになっちゃって・・・・・恐ろしい・・・


７年後のオリンピックや、１０年後のリニアで盛り上がって目の前の難題をスル―しているこの国の異常さ。



リニアの駅はホームとトイレだけみたいな近未来的で、なんかこれは観光で経済効果をねらうっていうより

ものすごく忙しくて時間に追われている現代人が猛スピードで東京から名古屋に向かうって感じだ。

駅弁買うっていうよりも、宇宙食みたいなチューブ食っていう感じ・・・

優雅に旅行するための乗り物とは程遠いような気がするんだけど・・・・



そして福一を視察したアベ氏はこの間とおんなじに「完全にブロックされている」と言った。

現場を見て言うんだからもうアベ氏の頭にはブロックしかないんだろう・・

っつうか、頭がブロックしちゃったん？


ブロックされていてなんで何万ベクレルっていうベクレってるお魚が獲れるの？？



舞ちゃんたちの世代が大人になるころは、いったいこの国はどんなになっちゃってるんだろうか？


それでも少しずつ、今まで世界を牛耳ってきた勢力の力が減退してきている気もするし、

放射性核燃料は水じゃなくて鉛で冷やせるっていう大学の先生も出てきたし

フリーエネルギーというただみたいにエネルギーができるものだって出てきてるんだから、

なんとか未来が明るい方向にいけばいいな、そして私たちの世代は安心して死にたいよ。

石巻の幼稚園で津波で送迎バスに乗っていた園児が亡くなった裁判は

「津波が来ることは想定できたはず」と幼稚園側に損害賠償の判決がくだったけれど、

逃電と日本政府を訴えた裁判では、「津波は想定外」で不起訴になった・・・

裁判所の言ってることがま逆！

大きな地震がきたら津波がくることは三陸では昔にもあったことで、逃電だけが罪をまぬがれるのは

えらくおかしいと昨日思った。

安全対策を怠ってきた自民党政権にも大きな過失があるんじゃないの？と思う。


人類にとって脅威となる放射能を扱う原発で「想定外」ではすまされない・・・・


原発事故でどれほどの人が苦しんで、どれほどの損害が生じたか、計り知れない。




朝、目が覚めるとしゃきっとするほど気温が下がってきた。

夏の終わり。

猛暑の時は、永久に猛暑のような気がしたり、台風の雨がひどいと青空が夢みたいに思えるけど、

台風が過ぎ去って、今朝は一気に冷えて寒いぐらいになって、こだまはお布団にもぐりこんできた。

寒かったんだろうな。


永久にという時は続かなくて、生きていると季節も天気も変わり、悪いことも過ぎ去っていき

人は永遠というものを生きている限りは経験できないのかもしれない。

恋愛も絶対に気持ちが変わらないと思える時はいつか過ぎ去るのといっしょみたいに・・・・・


長野も台風は爪痕を残して過ぎ去っていった。

我が家の裏の警察署移転の空き地が大きな池になっていたのが、台風の雨で3倍ぐらい一気に大きくなって

すごいことになっていた！




お父さんとみている００７シリーズももう１０作品ぐらい見終わった。

００７は昔はかなり飛躍したお話だと思っていたが、今はこういうこと本当に起こっているかも？

っと思える。

息子は「寅さんシリーズ」に似てる・・・という。

毎回マドンナが出てくるところとか、水戸黄門にも似てる、勧善懲悪ストーリーとか・・・・

初代のボンド役のショーンコネリーが太ってきて、歳をとってきて、その次の俳優さんは一作で終わって

ロジャームーアがずっとやっていて、またこの人もちょっと太ってきて、歳をとってきた。


でも諜報部員っていい仕事ではないなと思う。

現実にもきっとどこの国にもいるんだろうけれど・・・・


とてもきれいな青空だ、空気が乾いているので澄んでみえる、深呼吸する。

目的が何であれ、アメリカ国民に彼らは特別であると思わせる演説は非常に危険で
　　ある。大国も小国も、富める国も貧しい国も、長い民主主義の歴史を持っている
　　国も、民主主義への道半ばの国も、色んな国がある。そして、それぞれの国が目指
　　そうとしている形も、それぞれの国によってまた違うものだ。」

　「世界の国々もそれぞれお互いに異なっている。しかし、神の加護を願う時、神は
　　我々を平等に創造したことを忘れてはいけない。」

プーチン氏のニューヨークタイムズに寄稿したこの言葉はもっともだし、かっこいいと思う。


アメリカがいろんな国に自国の理論を押し付け、意のままにならないと軍事的な介入をしてきた

今までの歴史は終わるべきだと思う。

広い心が人間には必要で、そういう心が平和をつくりだす。

けれど、ロシアもアメリカも中国もすべての国が化学兵器も核兵器も放棄すべき・・・

そのところで、プーチン氏もオバマ氏も自国の兵器も放棄しなければかっこよさは半減する。

もちろん、ロシアにはロシアの思惑もあるだろうけれど、シリアに関してはサウジもアメリカも

強引すぎた。

　


なんだかまたとても暑くなって、身体の調子が狂う・・・・

夏も秋もごっちゃまぜのような天気で、あまりよく眠れない。

会社の計理士さんは、ずうっと前から１００％消費税は上がります・・・

って言ってたけど、オリンピックが決まって自信満々のアベ氏は消費税増税で、

経済対策として低所得者層に１万円あげます！？とか・・・・

かつらかぶってスカート穿けば、バッグのなかからみんなにアメをくばってあげてるおばちゃんに見えちゃう・・


低所得者に現金をくばらなければならないほど、景気なんて回復もしていないってことだ。

もらった１万円はあがった消費税分でお豆腐やお野菜やお肉買ったらまた政府にリターンしちゃうお金

いやそれすらも足りないぐらい・・・・


うちのお父さんは「ひとを馬鹿にしすぎている！」と怒っていた。

経済政策でお金あげたり、税優遇したりして、消費税あげる意味ってあるのだろうか？？

さっぱりわからない・・・



海の向こうのオバマ氏は国民からも軍事介入に反対され、Ｇ２０では孤立して、頭は真っ白になってきて

ふりあげた拳を降ろさざるえない、ここはプーチン氏の勝利だ。

とにかくシリアに武力介入がなくなることはシリアの子供たちにとってもよかった・・・

大人の都合で戦争されたら、子供たちはたまったもんじゃない、「やってらんねえ」と子供が

革命を起こしても不思議じゃない。


きのうは松本清張の短編を読みはじめた。おもしろいです。

福島の子供たちを避難させてください、と新宿で悲痛なデモ。

その反対に東京オリンピックでわいている人々、

同じこの小さな島国になんと正反対の表情の人たちが生きていることか、


その現実をきちんと見ていかなければいけないと思った。


テレビはしつこいほどオリンピックをあおっている、


消費税も、ＴＰＰも、シリアも今現実に突きつけられている目の前の問題を遠ざけ、

７年先のオリンピックを人々の頭にすりこんでいく。


うるさいので、あえて毎日テレビじゃなくて本を読んでいる。


テレビは知らず知らず自由な思考を停止させている・・・




こだまはだんだん暑さがやわらいでいくので、食欲が戻りはじめた。

冬にそなえて身体に脂肪を蓄えているように見える。

動物はなんて自然にいきてるんだろう！と思う。

わんちゃんが、おばあさんと散歩していてとてもうれしそうに跳ねながら歩いてる。

太ったカラスが会社の庭で割ったくるみの実を食べてる。

人間にだって自然な本能があるはずなのに、得体の知れないものに流されていく。