ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

藤の花が見ごろを迎えた奈良「春日大社 萬葉植物園」。雅な姿にうっとり…

2024-04-27 | 奈良、近畿
「藤娘…」と、藤の花を頭のそばで、ちょっとおすまし顔のミモロ。

「着物着てくればよかったかな~もっとぴったりするのにね~」と。

「奈良国立博物館」での特別展「空海展」に行った後、「今、満開らしいよ~行ってみようよ~」とお友達を誘って訪れたのは、昨年も行った「春日大社 萬葉植物園」です。

「英語で表示すると、もっと外国人観光客がわかりやすいのにね~」と思うミモロ。園内には、奈良公園ほど外国人観光客で賑わってはいません。

500円の入園料を払い敷地内を探索します。

藤と共に、ツツジも池の周囲を彩り、とてもフォトジェニック。

「ミモロちゃん、もっと奥よ、藤の花は…」とお友達…

「うん、待って~」自然の中を歩くと、あちこちの植物を観察するので、進みが遅いミモロなのです。

「わ~キレイ~」

空を覆うように花の房がミモロの頭上に…。

萬葉植物園」は、昭和7年に昭和天皇から御下賜金を頂き、約300種の萬葉植物を植栽する植物園としてオープン。約9000坪の園内には、できるだけ人的な手を加えずに、自然のままの状態で植物が楽しめるようになっているそう。萬葉園、五穀の里、椿園、藤の園が、それぞれ訪れる人を楽しませています。

なかでも、「萬葉園」を構成する植物は、万葉集に登場するもので、鑑賞用だけでなく、その多くが、食用、薬用、染織、織物、建築、工芸など人々の暮らしで使われたもの。当時、植物が、今よりも人々と共にあったことが伺えます。

「キレイで、しかも人々の暮らしに役立つ植物なんだ~藤ってすごいねぇ~」とミモロ。

藤は、マメ科の植物。「ここにお豆なるのかな?」とミモロ。
はい、藤もお豆と同じような実をつけるそう。でも、食べられるのは、あまり聞いたことがありません。

「藤の蔓を使った籠などは、今も夏のバッグとして人気があるね~ミモロも欲しいなぁ~」と。
花を見て、いろいろ想像するミモロです。

藤にもいろいろな種類があり、ここでは、珍しい八重の花の藤も…。


4月中は、楽しめる藤…「GWに奈良に来たら、ぜひ訪れたいね~」と。


今年は、NHKの大河ドラマ「光るきみへ」の主人公の藤原一族。
「春日大社」は、藤原家とゆかりの深い神社。そこにも藤の花がいろいろあります。

久しぶりに訪れた奈良…「観光客すごくいっぱいのところも多いけど…空いてるところもあるよね~」と。


お正月から節分、梅や桜を過ぎて、すでに新緑に…
「なんかあっという間に1年の四分の一が過ぎちゃったんだ~」ふと気づいたミモロでした。

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