すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【オーストラリア戦展望】自分たちの武器(ハイボール&フィジカル)を捨てた彼らはこわくない

2017-06-15 09:09:23 | サッカー日本代表
悲観論が渦巻く論調にうんざり

「サッカー協会首脳がハリルに疑問符」とか、「オーストラリアに勝てなければ地獄のサウジ戦だ」とか、まあどうして日本人てのはこうもネガティヴなんだろうか?

「たかがオーストラリア」のくせに首位争いしている生意気なオージービーフを、ホームで完膚なきまでにぶっ叩けるまたとないチャンスなのだ。私なんて今からもうワクワクしてしようがない。

 前回の対戦を思い出してもみよう。

 日本に引きこもられ、ボールを持たされたあげく、アタフタとぎこちなく最終ラインからビルドアップするあのぶざまなオーストラリアの姿を思い浮かべると、とうてい日本が負ける相手とは思えない。いや楽観とか油断とかそんな話じゃなく、オーストラリア自体のレベルがそう高いとはとても思えないのだ。言葉は悪いが「世界の三流チーム」だろう。

 もちろんハイボールを競り合うようなフィジカル勝負の展開になれば彼らは難敵だが、前回みたいにグラウンダーのパスで丁寧にビルドアップしようとしてくれればちっともこわくない。日本のハイプレスが効く。なんせ彼らはかつてのイングランド・スタイルを捨て、今は「つなぐサッカー」を志向してるんだから飛んで火(プレス)に入る夏の虫だ。

 オーストラリアはスピードがなく動作も緩慢で、日本の速いパスワークやプレッシング、タテに速いショートカウンターについてこられるとは思えない。前回の対戦ではハリルが過度に警戒するあまり、自分に酔う奇策(引きこもり)で勝利を放棄したが、まともにやっていれば勝てたはずだ。しかも今度は大観衆が後押しするホームだし、日本がフルメンバーを揃えれば敵じゃない。

 だいたい万一、オーストラリアに負けるようなら、仮にW杯本大会へ出たって何もできずにグループリーグ敗退が関の山だろう。それなら日本で謹慎してろ、って話だ。

 さあ後がない痺れるようなオーストラリア戦、ぶちかまそう。
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