主審のひとりごと

結構黒いっす。

前作No Looking Back ではちょっとエレクトロポップな音作りで、我々AORファンをがっかりさせましたが、このアルバムでは少し盛り返した感じです。作風はブラコンぽくややマイナー系の曲調が増えてますし、参加ミュージシャンのキャラによるところもあるかとは思いますが、バンドっぽくていい方向ですね。打ち込みもつかっているのですがBrian Mcnightを使ったり、ミディアムテンポで落ち着いた感じの曲調を増やすなどの変化があるためと思われます。
オープニングナンバーを聞いた時はどうなっちゃうか？と思いましたが、
イントロからドラマチックでSAXがかっこいい 2.Get The Word Started なんかは新たな作風ですね。サビなんかとても印象的でかっこいいですよね。3.Love Can Break Your Heart も夜を連想させるAORですね。これ系には弱いのだ。(笑) 9.No Amount Of Reason なんかはシンプルなAORですがなかなか良いですねぇ。10.One Step Away では、マイケル自らJeff系のHHを強調した打ち込みなどもやってますね。パーカッションにJeff使ったりしてますが・・本人に叩いて貰った方がいいような・・(笑) ラストの 10.One Step Away もしっとりしていていいですね。
まあ、全般にわたって下の名人3人のバッキングが美味しいってのがこのアルバムの完成度を高めているんだと思います。3人ともとてもいい仕事をしています。
まあ、1stには遥かおよびませんが、、、2ndよりは好みかな。

Drums:Jeff Porcaro
Bass:ABe Laboriel
Guitar:Michael Landau
Background Vocal:David Pack

1.All We Got
2.Get The Word Started
3.Love Can Break Your Heart
4.Take It To Heart
5.Tear It Up
6.Lonely Talk
7.Searchin' For Understanding
8.Home Boy
9.No Amount Of Reason
10.One Step Away
11.You Show Me