主審のひとりごと

こんなのも持ってました。

ＴＯＴＯが結成されてから１１年とライナーに書いてあったのでこのアルバムは１９８９年頃の作品かな？この頃のルカサーはＥＭＧピックアップ装着のストラトキャスターを使っていたようで、ジャケット写真には谷芸術（Vally Artsを仲間内でそう呼んでいる。）のストラトキャスター例のロボットが写っていますね。

ルカサーのサウンドはEMGピックアップとマホガニーボディの組合せの特徴なのか？、コーラスやディレイ・リバーブと言った空間系エフェクターを通して整えているせいもあろうが全般に少しこもりがちなサウンドですね。純正の(笑)フェンダー・ストラトっていう音ではないんですね。内容的にはこのアルバムはTOTOのサウンドをハードにした感じですね。前半はかなりヘヴィな感じもありますが中盤からはTOTOのハードな感じに近いですね。ゲストミュージシャンも豪華で、１曲目は親友であると言われている、Van Halenのエドワード・ヴァン・ヘイレンがなんとベースで参加していたり。リチャマがコーラスで参加してたり・・ベガさんやら、ウィル・リー、スティーブ・スティーブンス、マイケル・ランドーなど、、多数でルカサーの交友関係の広さが伺えますね。ちなみにエディとの共演は以前にもあり、マイケル・ジャクソンのBeat Itっすね。この曲でギターソロを弾いているのがヴァン・ヘイレンで、ルカサーはバッキング、リフを担当していましたね。今回は逆転ですね。(笑)　３曲目ではシンセサイザーでギター音を出しジェフ・ベックとの共演で知られるあのギター殺しのハゲオヤジ、ヤン・ハマーと共演していますね。心なしかルカサーもアーミングを多用したり、トリッキーなフレーズでギター音も過激で・・・ベック好きがバレバレです。(笑)

後半はTOTOっぽい曲やバラードなども入っており、久々に聴いたら思ったより良かったです。当時は買ってがっかりした記憶がありますがあっしの耳も大人になったのでしょうか？(笑)　当時は前半で聴くのやめちゃったのかも？あ、でももちろんTOTOの方が良いですからね。(笑)

1.Twist The Knife
2.Swear Your Love
3.Fall Into Velvet
4.Drive A Crooked Road
5.Got My Way
6.Darkest Night Of The Year
7.Lonely Beat Of My Heart
8.With A Second Chance
9.Turns To Stone
10.It Looks Like Rain
11.Steppin' On Top Of Your World