Curse priest

アレルヤの過去編。
前の回想で震えていた少年は、アレルヤじゃなかった。
道理で似てないなと思ったよ、のガンダムＯＯ　第１１話

機動戦士ガンダム００　第1１話　「アレルヤ」

久しぶりのグラハム君。
デブリ（宇宙ゴミ）の飛散で大体どの程度の戦闘だったか解るようだ。
きっと今頃、プラネテスの皆さんが癇癪起こしながら掃除してる事でしょう。
ゴミ同士が限りなくぶつかり合って、地球から太陽光線を遮断してしまう現象は
ここではないものって事になってるらしい(^_^;)

それ☆すたの創設者の理念は
「内紛抱えたまま、地球が宇宙に進出する危うさを警告している」らしい。

宇宙の資源と利権は先進国が根こそぎ食い物にして、後進国はそのおこぼれを
押し頂くか、テロ起こして鬱憤晴らすか、そんな問題は別に宇宙に出なくても
変わらない。
しかも、同サンライズの「プラネテス」で見たばっかなので、それで
それ☆すたを立ち上げたって理屈がまだよく…？？

多分、もっと視聴者を納得できる理屈がいずれ出てくるんでしょう。
でも、２５話しかないんだから、もういい加減教えてくれてもいいと思う。
まさか最終回で初めて明かし、２期に繋げるとか、かったりぃ展開じゃ
ないでしょうね！？


さて、ナドレの事でスメラギさんの事を一方的になじってるティエリア。
「ごめんねー」と言うスメラギさんの言葉は何か軽いなぁ。
軍法会議のない私設集団だから、こんなもんなんか？
今のところ、スメラギさんの上司って出てこないが、誰かいないのか？
最初、王お嬢様かと思ってたが、全然違ったし、あの国連の人？？

ただの八つ当たりだと解ってるので、そこそこで「お前も悪いだろ」と
なだめるロックオンの兄貴。
この人がいないと、間違いなくこの船は沈むのでいてくれないと困りますが、
このまま全員が彼に寄っかかって、兄貴が倒れた時が非常に心配です(-_-;)

さて、俺の癒しのセルゲイ中佐。
前回の作戦でどうやらヴァーチェの外壁は手に入らなかったらしい。
損害の割に得られたデータが少なかったので、怒られますが、別に
評価が下がった訳でもないそうだ。不思議。
他に人材がいないのか、兵士はいるが、指揮者が育ってないかどれだろう。
セルゲイさんは軍事屋で政治に興味がなさそうなので、上層部が
使いやすいのかな？

セルゲイさんがいなくなると、確実にこの番組を見なくなってしまうので、
俺としては助かる。
狂人や変人を見てるのは楽しいですが、やっぱり、まともな人が
１人位いないとツライしー(^_^;)

たくさんそれ☆すたに仲間を殺された中革連の怨念は深いようです。
任務を完遂する為だけに生かされている、というソーマちゃんは
自分がどんな存在か位は解っているようだ。
ここに至るまで、失敗作は排除されてるのを見てきたろうしな。

どうせ、いずれまたアレルヤと遭遇するんだろうけど、アレルヤとは
全く別の道を歩んで欲しい。
アレルヤさんにはセルゲイさんはいなかったけど、ソーマちゃんにはいる。
強化人間は悲しいけれど、その全てが不幸な道しか歩まないってパターンは
もう飽き飽きしています。
ソーマちゃんはアレルヤとは別の未来を選択して欲しいよ。

さて、脳波とか調べる事で、中革連の強化人間研究所の人に、アレルヤは
かつての研究対象であった事がバレちゃいました(^_^;)
当時から二重人格で暴力性があった事もファイルにありますが、
何故か既に処分されてる事になってます。
どっちにしろ、上層部に知られるとマズイので、セルゲイさんに報告しません。

アレルヤ君はソーマちゃんと遭遇した事で、人体実験が継続してる事を確信。
あの研究所を掃討するか否かで激しくハレルヤと葛藤。
研究所を破壊する事は同じ境遇の仲間も殺す事。
何も殺さなくても、別の道を与えられると思いたいのですが、
戦闘用に改造された人間にどんな道がある？とハレルヤは否定。

どうやら、ハレルヤは研究者だけでなく、仲間も皆殺しにして研究所を脱走し、
流れ流れて、それ☆すたに加入したらしい。
回想の怯えた少年は、銃でぶち殺した仲間の内の１人だった。
本人は「生きたい」と願ってたのにひでぇ！！∑（;￣□￣Ａ
楽しい家族の団欒が先週に続いて、凍りつくのが見えるようです。

ヴェーダはコンピュータなんで、履歴書を読まないのね(^_^;)
面接とかないのか。
ガンダムが操縦できれば、人格なんかどーでもいいってのはもうよく解ってるしね。
でも、テロ組織に面接とか履歴書なんかあるのか？（笑）

問い詰められて、思わず振り返った先には刹那。
キョトンとしてますが、どうせ「俺はガンダムだ」以上の事は考えてないだろうな、刹那（笑）
聞いたからって、それがストーリーに何にも関係しないし。
主人公って、ガンダムでは綿アメの棒程度の存在らしい(^_^;)

結局、アレルヤは自分の過去は自分で向き合わなくちゃって事で、
研究所を壊す作戦をスメラギさんに進言。
ヴェーダの承認も下りたので（人道的云々より、ソーマちゃんや
アレルヤクラスの兵士がバンバン出てくると計画が狂うからだろう）
作戦開始。
それをしっかり立ち聞きしてる小姑ティエリア君。
端末なくても、コンピューターに接続してデータを覗けるとは、
彼も何らかの改造を受けてるのかな？
もしかして、ヴェーダの端末人間？？
この番組、こんなん人ばっかりや(^_^;)

さて、今回は南アフリカと中革連のスペースコロニーの二手に分かれて武力介入。
ティエリアとアレルヤは中革連へ。
さすがにナドレのままは何かマズイらしく、ヴァーチェに戻ってます。
出てくるたび、アジアンビューティ・世界が嫉妬する髪へ、じゃ
笑いが止まらないからか（笑）

簡単プーでコロニー内に潜り込んだティエリアは脳共鳴で、研究所が
何処だかすぐ判断。
コロニー内は当然戦闘禁止で、応戦もありません。
コロニーに穴が開こうが、テロリストにはそんな事知った事じゃないので、
銃口を研究所の巨大なビルに向かって構えるアレルヤ。

躊躇わないさと言いながら、やっぱり躊躇っちゃうアレルヤ。
仕方がないんで、アレルヤが出来なかった事をまた代わってやってやると
アレルヤをそそのかすハレルヤ。
煽って、嗤って、罵倒して、結局「殺したくない！」と叫びながら、
引鉄を弾いたのはどっちだったのか。

崩壊するビルをバックに高笑いしながら、「それでこそ俺の分身」と
言うハレルヤは泣いている。
自分が「汚れ仕事」を負う為にのみ、生まれてしまったこと、
それを続けざるを得ないこと、そして、綺麗だったアレルヤの手を
汚してやった事が嬉しくて、痛くて仕方がないんだろう。

ハレルヤにとれば、大義で人を殺すアレルヤやソーマちゃんの存在は
片腹痛くて、人間らしくないように見えるんだろう。
利己主義か、大義。
大義の方が人間は大量殺戮しやすいらしい。
責任を他人にかぶせられるから。
どっちもどっちだ。武器を握る手は人間の手なのだから。

それ☆すたが研究所の事を世界中にリークした為、セルゲイさんの権限で
研究員は逮捕。研究所は封鎖。
でも、ソーマちゃんだけが手元に残った。
研究員を逮捕しても、ソーマを兵士として扱うしか出来ない。
彼女の背中を見つめるセルゲイさんの視線が悲しい。

アレルヤに戻って、やっぱり自分の罪に目の下隈作ってる乙女のアレルヤ。
スメラギさんと一緒に初めての飲酒。
何だ、１９才だったのか、今まで。
お酒が全てを忘れさせてくれるなんて、騙されちゃダメだぜ、アレルヤ。

お酒を飲んでバカになって、後でそのバカな自分を忘れてしまいたくなる
のがオチです（笑）

しかし、過去の自分と向き合うことって、全然向き合ってないし、
何も解決してないですね。
ヤケになって、出身地を破壊しただけ。

次週は電波少年刹那と、恐怖の思考が明後日のお姫様との再会。
またアザディスタンに血の雨が降るのか（笑）