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Curse priest

Trigger Happy 出張所。D.Gray-manとシャドーハウスのネタバレ感想、アニメ感想を書いてます。

PSYCHO-PASS 3話まで

2012-10-28 18:27:39 | ä»–、アニメ

まどマギの映画は色んなとこで書かれてるし、特に付け加えるとこもないので、
虚淵氏の新作の方がよかろうと思ったので。

PSYCHO-PASS 3話まで

「お前は狡噛 慎也だ」「貴様は槙島 聖護だ」と宿敵同士の名刺交換で始まったオープニング(笑)
この斬新なOPに「…ダセェ」と思ったが、「泥臭い刑事もの」がコンセプトだそうなので正しいらしい。
いや、しかし、泥臭い刑事ものはそんなものではない筈なのだが。

世界観はブレードランナーの世界。
…と思ったが、それは第1話だけで2話目からはそーでもなかった(笑)
やはり最終回までそーゆーのは貫いて戴きたい。
ブレードランナーはあの薄暗い絶望的な終末感が素晴らしかったので、似てるだけじゃ意味がない。

この世界の人間はシビュラシステムにより、精神を解析し、数値化する事で統治されている。
これで職業適性とか犯罪係数とか解る訳。
厚生省が管轄してるってだけでお先真っ暗なのだが、どうして人間は数値化で分類しよーとすんのかね。
案の定、人質になった女性はパニックに陥り、そのせいで危険度が上がって排除の対象になりかける。
人間は基本的に動物だって事をSFはどーしても否定して設定作りたいらしい。
そんなもので割り切れないから、個性は多様化してるんだし、犯罪も起こる訳だ。

で、高い犯罪係数を持ってると、同類は同類を見抜くって訳で処理を免れ、猟犬として扱われる刑事を
「執行官」。(基本的に犯罪者扱いなので、お外に出る時は監視官と一緒でないとダメ)
彼らを監視し、指揮するエリートが「監視官」。
この両者がチーム組んで、犯罪を追うのが大筋。

犯罪係数の規定値超えると、メンタルケアも出来るけど、更生できないと見放される場合も多いので、
人生終ワタとヤケになりがち。
豆腐メンタルな人は「えっ、わたしの規定値、高過ぎ!?」と犯罪犯してないのにびっくりな場合もあるので、
数値だけで管理される世界は単純すぎて、人間の統治には向いてないと思う(^▽^;)

だから、ごく人間的な刑事は犯罪者を嗅ぎ分ける嗅覚(刑事の勘だね)が発達する代わりに、
機械はそういう動物的な勘を理解できないので、犯罪係数と捉えて、潜在的な犯罪者に認定してしまう。
第6感が発達してたり、私、勘がいいのよって人には住みづらい世界。
ベテラン刑事である征陸さんが「執行官」扱いされ、彼を指揮する若い宜野座さんが征陸さんの刑事センスに
イライラしてんのは、多分、刑事の勘を許されない世界だから。

刑事の勘が正しいと思っても、それを支持するのが認められないって、職業的にキツイだろーな。
要するに現場の発言が正しいと解っていても、それを上はシステム的に通せませんて訳だ。
なんで、今のとこ、やっぱり全体的に「踊る大捜査線」て感じになってますね。

まぁ、本広さんだからね。
虚淵さんも慣れてないのか、まだいつもの虚淵調は出ていない。
全22話らしいので、マミッたりするのは、もう少し後なのかな?

狡噛 慎也だけ、ケイゾクの真山さんの匂いがするので、いっそ実写化して渡部篤郎に演ってもらったら、
凄く面白くなったかもしれない。
常守 朱は残念ながら、柴田や当麻とも程遠いが。

うーん、結局、ホントはケイゾクをやってみたかった踊る大捜査線なのかしらん??
今んとこ、面白いのか面白くないんだかよく解らないが、ケイゾク視聴。 



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