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京都在住Webエンジニアの日記です

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ゲーミングマシンのCドライブ(なぜかRAID0)がパツパツになったのでNVMeのSSD(PCIe接続)に移行した

Cドライブがほぼ満タンになってしまって、日常生活に支障をきたしていたので、1TBのSSDを買ってきて装着した。マザーボードにはM.2スロットが1つしかなかったので、PCIe接続の拡張スロットを増設してM.2スロットを追加した。

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全景

Cドライブパツパツ

Apexとかやるのに普段使っているゲーミングマシンのCドライブは120GBしかない。どうせゲームはDドライブのNVMe SSDに入れるモ~ンと高を括っていたためである。そしてその慢心は容量不足となって襲いかかってきた。Cドライブにしかインストールできないソフトウェアというのは案外あるもので、Dドライブにインストールしたところで何がしかの設定ファイルやキャッシュをCドライブに置いていってしまう。かくして120GBの容量はあっという間に埋まっていった。Cドライブに対して圧縮を実行しても焼け石に水である。

進退窮まったため、SSDを増設しCドライブをそちらに移行することにした。

部品調達

必要なものは3点。

  • NVMe M.2のSSD
  • ヒートシンク
  • PCIe接続のM.2増設ボード

どうして既存のSATAを使わなかったのかというと、SSDはもうM.2が主流?なのか取り扱いが減っていて、あまりバリエーションがなかったこともあり、購入の選択肢を増やしたかったのと、単純に省スペースでありがたいからである。

今回は1TB程度あれば十分と判断して、WDの青色を採用した。同僚曰く、仮にPCIe4.0の高級SSDを勝って7000MB/sとかのスピード出してもそんなに体感ないとのことである。それやるくらいならミドルレンジで容量に価格を割くべきとのことだった。

www.ark-pc.co.jp

ところで、M.2スロットは1つしかなく、それは既にDドライブのIntel製M.2 SSDに占有されている。したがって増設する必要があり、省スペース効果はあまり無いのだが、わずらわしい配線を大幅に減らすことができるため、いずれにせよメリットがある。SATA接続では電源とSATAケーブルを取り回す必要があり、単純に見た目が汚くなってしまう。M.2だと、ボード自体の大きさはあるものの、ケーブルは無いので見た目がスッキリする。

M.2のSSDを使うときはほぼ常識だと思うけれど、M.2のSSDは激しく発熱するのでヒートシンクを取り付けたほうがよい。今回は、Dドライブでも既に採用実績のあるThermal Grizzly TG-M2SSD-ABRを採用した。

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そして、増設ボードは玄人志向のM.2-PCIeというそのものずばりの製品を使うことにした。心配点は、ヒートシンクを装着した状態でSSDがちゃんとマウントできるかどうか。この点は得に情報が無かったので、ぶっつけ本番で挑む

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購入先はいつものArk。Amazon Payが使えるので楽に購入できる。

SSD組み立て

箱が数日で到着した。あとは組み立てて装着する必要がある。

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到着

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増設ボードにはロープロのブラケットとSSD取り付け用のネジが付属していた

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SSDはブリスターパッケージになっていた。裏面はツルツルで何も実装されていない

ひととおり検品したらSSDにヒートシンク用の放熱シートを貼り付けていく。透明な保護シールが貼り付けられているので忘れずに剥がす必要がある。自分は気付けずに忘れかけた。いちおう日本語の説明文もあるけれど、うっかりしていた。

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装着完了

PCIe増設ボードへの装着は難無く行うことができた。スロットに差し込んで力を入れるとSSDが刺さるので、あとはネジで固定するだけだった。

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低価格帯のグラボみたいな見た目になった

PCIeスロットに装着する

グラボの下が2スロット空いていたので、特段こだわりもなかったからグラボ寄りに据え付けた。

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グラボのせいかかなり小柄な見た目になる

装着自体はこれで終わり。

Cドライブ移行

あとはCドライブを移行すれば良いのだが、今回こういった事情がある。

  • Cドライブは、その昔、AMD RAIDXpert2でRAID0編成にしてしまった
  • UbuntuのLive USBを使うと、RAIDチップを認識できないのでWindowsディスクを認識できない
  • したがってUbuntuからDDRescueなどを使って移行することができない

いろいろ調べたのだが、Windows上で市販のソフトウェアを使って移行するのが一番面倒が無かろうという認識に至り、EaseUS Todo Backup Homeを購入してディスククローンを実施した。

jp.easeus.com

昔は無料体験版でもディスククローンを実施できたようだが、いつのまにか有償版を購入しなければディスククローンは行えなくなっていた。仕方ないので4000円払って契約してディスククローンを実施し、Cドライブを移行した。

EaseUS Todo Backupの使い方は以下を参考にした。

pssection9.com

移行完了後はマシンを落として、旧ディスクを切断してから起動しなおすと、普通に起動できた。

Cドライブを拡大する

ディスクが大きくなっても、Cドライブのパーティションはそのままでは小さいままなので、パーティションを拡大する必要がある。

『ディスクの管理』を起動してCドライブを拡大しようとしたが、Cドライブパーティションの後ろに500MBくらいのパーティションがくっついていて拡大の邪魔になっていることに気付いた。 これは回復パーティションとのことで、Windowsのアップデートを行うたびに作成されていくようだった。別に消しても構わないという情報があったので、信じて消すことにした。

あとはCドライブパーティションを拡大したら全て終わり。

感想

PCIe接続のSSDからでもブートできるんだな~という学びがあった(UEFIが対応していればできるようだ)。そしてシステムドライブでRAIDを組んではいけないという戒めがある。移行がめちゃくちゃ大変なので真似しないでほしい。

やっぱりM.2だと配線を引き回す大変さが無いので助かる。最近のSSDは小さいなあ…………と思った。

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全景

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