学びとお菓子のカーテンコール

ハムスターの如く、ぐるぐる永久機関するお話

2024プロマネで使用した教材とかの備忘録

今回、プロジェクトマネージャ試験でいろいろ足りないなー、と思い、けっこういろいろ読んだりしたので、使った教材とか勉強内容とか残しとく。
一応、これだけやれば、それなりには戦えたということで。

1年目午後1わりと上位&論文B、2年目午後1ギリギリではない&論文Aです。

勉強内容

1年目

TAC通信(午前1免除)+翔泳社の本を利用。
インプットはTACのテキストと翔泳社の本とか。入門書2冊、実務書1冊並行。
午後1対策は、過去問3年分・通信の実力テスト、あとTACテキスト記載の過去問数問。
午後2対策は、翔泳社の本の動画を追加で見たり、よさそうな何本か論文PCで写経したり、書いたり、柱建てしたり。論文添削1回やっていて、マネジメント視点が足りないと指摘されてた(これ当日もやらかした)。
記録見た限り、写経3問に、手書き5本。柱建ては5問くらいだと思う。

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TAC通信(チャレンジコース)&翔泳社の本利用。
実務書的なのは、去年読み途中で終わってしまった1冊&追加で2冊読んだ。
インプットは翔泳社の参考書(と、そこからみられる動画)がベース。
アウトプットは、午前2はアプリ&翔泳社の午前対策本(出題多い分野に絞った)。
午後は、8・9月にTACの「午後攻略問題集」を。午後1はSTEP2まで、午後2はSTEP1を6割進めたところまで。
過去問は、午後1は2問。R5で選択しなかった1問、あとR3あたりの顧客価値がどうの、な問題を再度1問。午後2は、R5の2問の解答例写経、実力テストの1問手書きと、模試の2問柱建て程度。手書きの1問はたしか前日だったと思う。
10月は前日除いてほぼ何もできなかった。1日でできたことは、アプリで午前2を5問、論文例1個読む、倍速で翔泳社の動画1個視聴する、とかその程度。

勉強時間は最終的に、100~150時間の間だと思う。アイテックの「合格者の声まとめ」もそんな感じなので、妥当な勉強量だったのかもしれない。

教材

通信講座

・TAC
1年目に午前1免除コース、2年目チャレンジコース。
1年目は講座と論文添削1回目まで。模試は手が付けられなかった。
2年目は午後対策問題集半分くらいやっただけで時間切れ。直前に、模試の問題見て柱建てくらい?

・ITEC
2年目に論文対策目的で。
結局何もできなかった。過去問のR5の論文解説熟読したのと、模試のテーマ見たくらい?
インプットの講座は、前回サビマネで「ITILは2011が最新!」と解説されてて、出題されたのはITIL4で「これちょっと……」となったのと、他の内容も5年以上見直しされてない気がしてたので、最初から見るつもりなかった。
通信講座は、参考書と論文添削と模試の資料通信と思えばまあ……。

試験対策本

・ALL IN ONEテキスト(TAC)
1年目の通信でついてた。最初のインプットに利用。教科書、という感じ。
SAのときに「これはPM向けだけど…」と書かれていた数ページ(指標が乗ってるページ)も、処分前に切り取ってて今回の論文対策で熟読した。

・うかる!プロジェクトマネージャ(翔泳社)
10年以上前から「定番本」と言われ続けている必須本。論文の動画解説含め、一番活用した。動画含めると、ひと昔前なら通信教育で10万円以上で販売されててもおかしくない内容。
......難点は、定番本だけに、そもそもこれ抑えておかないと、相対的に戦えないこと。素養のある人は、これ1冊でOKらしい。
少し前の午後問題の解説欲しく、2020もメ〇カリで購入した。

・高度試験午前1・2(翔泳社)
午前対策用。過去問アプリと併用した。

・午後攻略問題集(TAC)
通信のチャレンジコース限定教材。
個人的には「うかる!」についで役に立ったのはこの本だと思う。
午後1は、易しめのオリジナル問題(過去の通信の実力テストかな?)と過去問、午後2はミニ論文問題と過去問。
ミニ論文は、ざっくりテーマでキーワード並べられてて使って好き勝手に書く問題。
キャンパスBのドット入りノートの見開き使って、左半分に内容の大枠とキーワード・何を書くかを簡単な図みたいにして、右側に論文書いたりしてた。解答例読んで図の方に追記したりして、テーマごとの知識の整頓や、回答要求(ここではキーワード)に基づいた論文を組み立てる練習ができたと思う。
R6時点で、最終改定が2020だったのは惜しい。チャレンジコースは論文添削と模試はあれど資料通信なので、コスパ考えると再受講の50%引きでも泣きたくなる。

・最速の論述対策 午後2(TAC)
初年度に購入。薄くて読みやすかったので、電車内とか病院の待ち時間で読んだ。ダメな書き方の例とか、「ア」の準備の仕方とかは役に立ったと思う。

・重点対策(ITEC)
基礎知識固めで、午前2の部分のみやった気がする。

・総仕上げ問題集(ITEC)
R5の論文解説だけ使った。

試験対策本以外の参考書

・プロジェクトマネジメントの基本がこれ1冊でしっかり身につく本
ちょっとテキストだけだとしんどいな……と感じ、基本書数冊を立ち読みしてみて、よさげだったので購入。内容は広く浅く。EVM周りの説明がわかりやすかったり、テキストにはないけど論文の柱には使えそうなネタがあったりと、自分のニーズには合ってた。

・システムを作らせる技術
内容は「システムをいっしょに作る技術」。販売戦略的にタイトルをそうしたらしい。SA対策で買ったけど読めず、1年目のPM試験前に読み切れず、試験終了後に読了。
プロジェクトの進行順に話が進み、具体例もちりばめられていたので、イメージがつかみやすかった。受験参考書だけでは「システム開発プロジェクト」のイメージがつかめてなかった自分には、かなり良かったと思う。内容はSA4割PM6割くらい??
独自のツールをベースにプロジェクトを進めるので、その点は注意。

・ゲーム開発プロジェクト開発の基本
時間ないなー……でも会社の昼休みに受験対策本読むのもアレだなー……、というところで、会社の昼休みに読んでた。ゲーム自体が身近なので、プロジェクト開発のイメージがかなりつかみやすかった。
前書きで「プロジェクトマネージャー試験の本ではない」と明記してるが、最後の章にウォーターフォールとアジャイルのまとめがされていたり、若干は試験意識してるな、と思わせる内容だった気がしないでもない。個人的には買ってよかった。面白さ寄りで。

・他書(数冊)
印象に残らなかったり、試験対策としては別に……という感想になったりしたので割愛。試験とは別に昔買った「マネジメント」もせっかくだから読んだ。

所感(試験対策)

 いろいろ並べてみたけど、前回もB判定なので、ボールをしっかり返せたかは別にして、回答要求事自体はそれなりに拾えていたと思う。このあたりは、セキュスペのときに、当時「半分は国語の試験」といわれてて、中学受験向けの国語とか小論文の本とか数冊読んだので……その辺が足りない、という場合の参考にはあまりならないかもしれない。
 最終的には、勉強を途切れず続けながら、インプットある程度やったうえでアウトプットを一定数こなすこと。当日は問題よく読むことと回答欄に空欄作らない・論文書き切ること。あと会場ガチャだと思う。駄目なら足りないところを踏まえて、会場ガチャでハズレ引かないことをお祈りしつつも再度臨む、という感じ? 自分は多く不足してたけど、プロジェクト進行のイメージがつかめてなかった(=論文内容が散逸的&薄っぺらくなる)のが結構大きかった。たぶん。
 あとは論文添削。1年目に、観点が大きく間違ってたことを指摘いただけたので、すごく助かった。これ自分で絶対に気づかなかったやつ。
 余談だけど、どこぞの会社内で不合格者が論文添削やってて、負のスパイラルが生まれてる......的な話を聞いて、超怖いなにそれ、と思った。もしかすると、そのおかげで合格水準下がってるのかもしれないけど。

所感(そのほか)

今回のプロマネを通して得られたのは結構大きかった。以下3つ。

・そもそものプロジェクト管理について
プロジェクトでないにしろ、組織として進めていることに違和感があったりしたものが、この違和感を具体的に理解・説明できたりするようになった。......少しだけ。

・「環境の変化に柔軟に適応すること」が大切という考え

今まで割と老害前例踏襲寄りの考え方だったものが、プロマネの学びを通して、一気に変わった。自分の中で「今までのやり方でこの状況に対応するには、どうすればいいのか」から「新しい状況にうまく対応するには、どうやっていくのが最善に近いのか」へ思考回路が大きくシフトした。おかげで現在進行形でものすごい助かってる。これなかったら、今壊れてたかもしれない。

・具体的に数字で説明すること
以前から意識自体はしていたけど。以前よりも自然な考え方になった......気がする。

あとまあ細かいことあるけどこのへんで。

参考:当日使ってたシャーペン(ドクターグリップの0.5)
これでなんとかなった!

 

以下、プロマネ記事へのリンク(自分用)。

birdflame.hateblo.jp

 

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