理不尽に出会う意味

「世の中は、基本的に公平ではなく、理不尽なものなんだ」ということを、知っておくことが、とっても大切。

これ、曾野綾子さんの言葉です。3年ほど前に、新聞のコラムに書いてあって。
「うわぁ!なんて身も蓋もないこと言うんだ!!!・・・でも、なるほど確かに大切だよなぁ。」
健康な父が、まだ若いのに、ぽっくり死ぬなんて理不尽です。
「そんなのおかしい!あってはいかんことだ!!!」って叫び続けてたとしたら。
僕は受容を体験できなかったことでしょう。


ユダヤ人強制収容所なんて、理不尽の極み。そこから、「夜と霧」isbn:4622039702まれました。
手塚治虫さんの「ブッダ」ISBN:4061732870、理不尽な運命がそれぞれに襲います。それが、意味を成したり、むなしいまま終わったり。


理不尽さに出会ってしまったことに、なにか意味がある。意味を見出すことが出来る。
ブッダ 手塚治虫 5・6・7・11巻を読んで
毎日新聞朝刊 論点 若者の生きがいと格差社会
生きることの意味「生きることがわたしたちからなにを期待しているか」
が、ご参考になるかもしれません。


意味が観えてくると、自分の人生が、なにを為すためにあるのかも、観えてきます。
すると、東海道新幹線に乗るのが適切なのか否か、どう諸条件をととのえれば適切な列車に乗れるのか、観えますから、むなしさは消えます!