VirtualBox を使ってみた

同僚が VMWare Player より全然速いというので、試しに VirtualBox をインストールしてみました(巷のベンチマークを見る限り、ほとんど変わらないと思うけど・・)。

VirtualBox のダウンロード

http://www.virtualbox.org/ から落とせます。サイズは 17MB ちょっとでした。VMWare Player の巨大さにくらべたら余りの小ささに驚きました。

Ubuntu Linux の場合

あとで起動しなくてはまるので先に以下のようにして必要なパッケージをインストールしておきます。

$ sudo apt-get intall linux-generic

VMWare Player のディスクイメージを変換

再インストールするのも面倒臭いので VMWare Player のディスクイメージを変換してそのまま使います。

http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/2994/tool/nhc.html にあるツールを使えば簡単です。

VirtualBox の起動

上で変換したディスクイメージから起動してみます。ブート時に ESC を押して kernel-generic で起動させます(kernel-server だと起動しませんでした)。

eth0 の変更

Ubuntu Linux の場合、以下のファイルに NICMAC アドレスを指定するようです。

/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules

VMWare Player のときと MAC アドレスが異なるのでこれを書き換えます。自分の場合、以下のコマンドで eth1 に VirtualBoxNIC が読み込まれたので、その後 ifconfig して MAC アドレスを調べました。

$ sudo dhclient

NAT ではまる

VirtualBox はデフォルトの設定では NAT を使いますが、ゲストOS → ホストOS は見えても、ホストOS → ゲストOS は見えないことがわかりました。これじゃゲストOS に Linux を入れて開発できないじゃん!!!

ブリッジを使えばいけるらしいのですが、VMWare Player では何も考えずにいけるのにわざわざ面倒なことはしたくないので、ここでもう嫌になりました。

総評

なんだかんだいって VMWare Player はよくできていて使いやすいです。VirtualBox はバイナリのサイズが小さいのが唯一の利点なので、もうちょっと使いやすくなったら移行するかもしれません。せめて ホストOS → ゲストOS はデフォルトで見えるようになっていて欲しいです。