音楽好きの今の話と昔の話

普段目についた音楽について何となく語ります。

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触れてしまった 宇多田ヒカルその2

あまり空けてしまうと書きたい思いが冷めてしまうので早速続きを書いていく。ちなみに前回の記事はこちら↓

CDアルバムにおける金字塔を築き上げたヒッキーは次のステップへとすすんでいくことになる。社会現象になった1stアルバムをリリースした後どんな気持ちだったのだろう、と思い巡らせてみるが当人しかわからないことだ。

さて、1999年11月に「Addicted To You」をリリースした。アルバムの大成功による期待値の高さからどうなるかと思われたが、それを上回る進化を遂げていたように思う。

これを16歳が作り歌い上げる訳だが、今聞くとかなり時代の先にいたのがよくわかる。色褪せていない楽曲だ。その後ミレニアムイヤーに入り「Wait & See 〜リスク〜」、「For You/タイム・リミット」とシングルをリリースし順調なセールスを叩き出す。2001年に入りリリースされたのが「Can You Keep A Secret?」である。この曲のギターは私の敬愛する鳥山雄司さんであることも付け加えておく。

この曲は21世紀に入りリリースされたシングルで初めてのミリオン作品となりこの年最も売れたシングルでもあった。そして同時に月9ドラマ主題歌として最後のシングルミリオンセラー作品ともなった。確実にCDセールスの下り坂に入っていった。

そして2ndアルバム「Distance」は凄かった。結論から言うと、この年最も売れたアルバムになり、シングルと同時にこの2001年の音楽シーンを支配した。初動は歴代1位で、つまりは期待値が桁外れに高かったと言うことである。ちなみに初動セールスが凄すぎて当時、「1か国で最も速く売れたアルバム」でギネス記録だった。

CDセールスの話をする上では確実に避けては通れないアーティストであるだけではなく、やはりこの人の作品は一曲一曲が印象に残っている。話を続けているとまつわる話がいくつもあり、どうしても長くなってしまうので結局今回もこのあたりで。最後に紹介したい曲は「FINAL DISTANCE」である。2ndアルバムに収録されていた曲「DISTANCE」をアレンジしてシングルとしてリリースされた。この当時世間を震撼させた事件の被害者に向けた作品ともなり当時話題になった。個人的にもかなり好きな曲である名曲をご一聴。

 

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