巨大テック企業同士の激突が再び幕を切って落とされています。Appleは17日、米テキサス州東部地区連邦地方裁判所に対して、通信特許のライセンス契約で「手荒な手段(strong-arm tactics)」を使われたとし、Ericssonを提訴しました。 双方が「不誠実」「手荒」と互いを非難 今回の訴訟は、なんの前触れもなくAppleが突如起こしたものではありません。無線通信特許に対するライセンス使用料の合意が決裂したことを受け、Ericssonが10月、Appleのライセンス交渉は「不誠実だ」として、訴えに出たのが直接のきっかけです。 一般的にテクノロジーの基盤となる特許技術を供与する際には、ライセンス使用料で「公平、合理的かつ非差別的(FRAND)条件」の遵守が義務付けられていますが、Apple側はEricssonの要求がFRANDではないと主張していました。 そして今回は、逆にApple