ウェブサイト評価事業などを展開するインターメントは、スマホを使って商品を購入した際のショッピングサイトの使いやすさや満足度を評価。ユーザビリティランキングとして発表した。評価は、30代女性のアンケートとユーザテスト結果から計100名分のデータをもとに行っている。
使いやすさの評価では「Amazon」が45点(50点満点)でトップ、「ディノス」が44点で2位となり、以下、「ニッセン」や「ベルーナ」、「ベルメゾン」といったカタログ通販系サイトが上位にランクイン。コンテンツの満足度については、「ベルメゾンネット」や「ディノス」、「ニッセン」のカタログ通販系サイトが高評価を得た。両評価を合わせた総合ランキングでは「Amazon」(86点)、「ディノス」(85点)、「ニッセン」(83点)がトップ3となった。
「Amazon」が高得点を得た要因として、使いやすく優れた検索機能、シンプルで見やすいレイアウト、最低限のインフォメーション、十分な大きさを持ったナビゲーション等、スマホの特徴や制限が十分考慮されていると、同社では評価分析を行っている。
アスキークラウド2014年1月号(13年11月22日発売)では「対アマゾン 流通本土決戦」と題した特集で、アマゾンのネット通販の強みや戦略を考察しつつ、アマゾンに対抗する動きをまとめている。今回の調査はあくまでスマホに限っているが、売れる通販サイトを構築するうえで役立てたい。
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