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前回のXSをとにかく作ってみる編の続編である。どこかに目次のエントリを作るか、Wikiにした方がいいよ... 前回のXSをとにかく作ってみる編の続編である。どこかに目次のエントリを作るか、Wikiにした方がいいような気がしてきた。今後、自身の学習・復習もかねてXSについて解説していく。対象は取り急ぎperl-5.8.8以上とする。なお、今回は話が思いっきりあさっての方向にそれたので、先にお詫びしておく。 XSとは何か。XSはPerlが用意したAPIに、C/C++でアクセスするためのマクロ言語である。そしてマクロ言語の記述フォーマットの名前である。「PerlAPIを叩くCプログラム」を総じてXSと呼ぶ向きもあるが厳密にはこれは正しくないことは前に述べた。 XSファイルは主に3つのパートに分けられる。Perlから関数として呼び出された時の引数を受け取る処理、そして核となるルーチン、そして演算結果をPerlに返す部分である。しかし引数と戻り値に関しては最初はあまり神経質になる必要はない。これらは大抵