世界の構造が解明されても、読者はあまり感動しないが、世界の構造を解明するとき書き手自身の高揚感(「どうしてこんなことがすらすらわかっちゃうんだろう。オレって、天才?もしかして」)がもたらす「筆の走り」のもたらす快楽は感動的である。 マルクスは掛け値なしの天才であり、その天才性は「自分がどうしてこんなにすらすらものごとを解明できるのか、自分でもよくわからない」 という「あれよあれよ」感のうちににじみ出すのである。

markiemarkie のブックマーク 2009/02/08 13:46

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