【海外旅行】一人旅(バックパッカー)向けの世界の歩き方

日本にいるだけじゃ勿体無い!!100日間バックパッカー世界周遊を通して『旅の楽しさ×旅の知識』を共有します。

芸術の都パリ!有名美術館や凱旋門など定番スポットを終日観光!【3日目】



どうも、ゾノです!



本日は、パリ観光3日目の模様を紹介します!!



朝から晩までがっつりパリ市内を観光したので、今回の旅は「短期間」で旅行を考えてる方、どのようにスケジュールを組むべきか知りたい方の参考になる内容になっています。



先に、旅程を決めるうえで必須の情報を共有します!


お勧めの訪問時間帯



最低限、これだけは押さえてください!!



各項目で理由について説明していますが、同日の訪問でなくても特に2つの定番スポットの訪問時間帯は上記がベストです。



それでは、これより実際に私が訪れた行程を読み物としても楽しめるように紹介します!



フランス観光は16カ国目!!

旅行期間はトータルで92日目となります。


ルーブル美術館で誰もが知る名画に出会う!



本日、最初に訪れたのは、パリが世界に誇るルーブル美術館!



ルーブル美術館のルーブルピラミッド



到着時刻は午前9時前と、早起きして開館時刻前に到着するように向かいました。



なぜ、最初にルーブル美術館を訪れたのか?!



それは、レオナルド・ダ・ヴィンチ『モナ・リザ』を鑑賞するためです!!



調べた情報によると、ルーブル美術館は世界一有名な美術館であると同時に、「世界で最も来館者の多い美術館」になるとのこと!



そして来館者のほぼ全員のお目当てが『モナ・リザ』を鑑賞することになるので、展示室はいつも混雑しているという情報を事前に入手していました!



今回のフランス観光は短期間でがっつり観光するので、私には行列に並ぶ余裕はありません。。。



鑑賞する為に30分待ちも「ごく普通」という、恐ろしいほどの人気ぶりらしいので、事前に一発目はルーブル美術館に行くことに決めました!



ちなみに、私が到着した午前8時50分ごろでこんな感じです。



ルーブル美術館の入館待ちの様子



みんな、朝強すぎ。笑



既に結構、行列ができてます。。



予定通り、並ばずに鑑賞できるか?!



けっこう不安でしたが、結果は!!?



モナ・リザと記念撮影



笑顔でご対面できました!!笑



ちなみに、、、



実際は『モナ・リザ』の展示室に一直線ではなく、
荷物をコインロッカーに預けています!



ルーブル美術館のコインロッカー



私は昨日ゲットした大きめのエコバッグを持ってましたが、ロッカーは余裕で入る大きさでした!
※コインロッカーの利用料金は無料です!



エコバッグは『MONOPRIX』というスーパーマーケットでたったの5ユーロ(日本円で621円)で購入できます!!
※詳細は前日の旅行記で紹介しています!



そして!?



荷物を持っている方は、コインロッカーに先に荷物を預ける必要がありますが、もう1つの関門があります!!



関門とは?!



それは、『モナ・リザ』の展示室に向かう前に『サモトラケのニケ』の展示室を通過しなければなりません!



サモトラケのニケの展示



誰もが見覚えがあるはずですが、
立ち止まりたい気持ちは抑えてください!



こちらも大変人気がありますが、モナ・リザほど混み合いません!!



記念撮影も、みんな空気を読んで離れて撮影していたので、『モナ・リザ』を鑑賞した後でも問題ないです!



サモトラケのニケの彫像



こちらは『モナ・リザ』鑑賞後に撮った写真ですが、ふつうに人影が写らない形で撮影できます!



あえて口酸っぱく紹介してますが、、


こちらの混雑ぶりを見れば納得するはずです!!



ルーブル美術館のモナ・リザの展示室



やばくないですか!?



朝一番で、サモトラケのニケをスルーして向かったにも関わらず、結構混んでました。



私の場合は運が良かったのか、展示室に着いて5分も待たずに鑑賞できました!



これからルーブル美術館を訪れる予定の方、
早朝に訪問がベストなので忘れずに!!
※閉館前もお勧めですが他の絵画も鑑賞する場合は展示室が閉館前に閉まることがあるので注意しましょう。



そして!!



ルーブル美術館には半端ないほど有名絵画が展示されています!



旅行記では紹介しきれないので、ルーブル美術館について詳しく知りたい方はこちらの記事を読んでください!





美術や世界史で習った作品をエピソード付きで紹介しています!!



(参考)旅費:パリ・ミュージアムパス使用の為、無料!




オランジュリー美術館でモネの睡蓮に癒やされる!



時刻は午後1時半前。



続いて訪れた場所は、オランジュリー美術館!



オランジュリー美術館からの景観



ルーブル美術館のすぐ側にオランジュリー美術館は位置しているので徒歩圏内です!



そして、オランジュリー美術館といえば、、



何と言っても、
モネ『睡蓮』の連作です!!!



クロード・モネは『睡蓮』をテーマに多くの絵画を残してますが、こちらで展示されている連作は他の作品を圧倒します!



それもそのはずで、オランジュリー美術館は元々、モネの作品を展示するために美術館として開館したという経緯があります。




オランジュリー美術館のモネの睡蓮の部屋



やばくないですか!?



連作は全部で8作品あり、2つの展示室に贅沢に『睡蓮』のみが展示されています!



しかも、360度パノラマ状態!!



絵画が巨大すぎて、こんな感じでモネの世界に自分を投影できます!



モネの睡蓮と記念撮影



写真好きにもお勧めの美術館だと思います!



もちろん!!



オランジュリー美術館にはモネの作品だけでなく、ルノワールやセザンヌ、そしてピカソなど他の有名画家による作品も多数展示されています!



ルーブル美術館ほど混雑しないうえに、ゆっくり滞在しても1時間ちょっとで全ての作品を鑑賞できるので、これからパリを訪れる予定の方は是非、チェックしてください!





こちらの記事では、モネ『睡蓮』連作だけでなく、主要作品を完全網羅しています!!



(参考)旅費:パリ・ミュージアムパス使用の為、無料!




パリでワイルドなランチ!(昼呑み)



時刻は午後2時半過ぎ。



1時間ちょっとでオランジュリー美術館を後にしましたが、朝からずっと絵画鑑賞してたので小休憩!



なぜか空腹ではなく、
私のお目当ては、おビール!!



旅行中は昼間からビール飲んでも、全く罪悪感がありません!



そして、ビールに合うおつまみもゲット!!



東南アジアとかだと、ビールを片手に散策もアリな気もしますが、ここはフランス。



さすがに違和感あるので、良さげな場所を探すことに。



パリ市内の景観



正確な場所は忘れましたが、こちらの周辺で飲食をされていたフランス人に混じって、私もランチにしました!



そして、本日の昼食はこちら!!





ワイルドすぎる!!!笑



ビールは缶ビールだと味気ない気がしたのでボトルを購入!



そして、スーパーで一口サイズのチーズも購入!!



さすがに私のように昼間からビールを飲んでいる方はいませんでしたが、公園とか外で飲食しているフランス人は結構、多かった印象。



とにかくエネルギー補充、完了です!!



(参考)軽食:ビールとチーズで6.18ユーロ 
※日本円で約770円




ピカソ美術館でピカソを学ぶ!



時刻は午後4時20分頃。



続いて訪れたのは、ピカソ美術館!



ピカソ美術館の外観



またまた美術館巡りです!!笑



ピカソは世界で最も有名な画家と言っても過言ではないと思いますが、代表作や主要作品に絞ってさくっと訪問しました。



スペインのバルセロナにあるピカソ美術館が最も有名ですが、パリの美術館にも有名絵画が展示されています!



ピカソと言えば、『ゲルニカ』が最も有名ですが、同じくキュビスムで描かれた作品が多く展示されています。


ピカソ『ドラ・マールの肖像』
ピカソ『ドラ・マールの肖像』(1937年)


こちらは『ドラ・マールの肖像』(1937年)という絵画で、ピカソの代表先である「泣く女」のモデルであり、愛人だった女性です。



愛人をこんな風に描くなんて、、、



ちょっと失礼な気もしますが、ドラ・マールが支えた期間がピカソの最も活動的だった時代とも言われており、ゲルニカが制作されたのも同じ時期になります。



他にもう1つ、笑顔になれる作品を!



『浜辺を駆ける二人の女』(1922年)は、ピカソ美術館の目玉作品です!!


ピカソ『浜辺を駆ける二人の女』
ピカソ『浜辺を駆ける二人の女』(1922年)


「ピカソ=キュビスム」というイメージが強いですが、こちらは新古典主義的な描写に傾倒していた時代の代表作であり、肉感のある女性が躍動感のある動きで駆け回っている様子は、どこか笑顔な気持ちにさせてくれませんか?



ピカソ自身は絵画だけでなく、版画や挿絵、彫刻から陶器まであらゆる作品を世界で最も多く残した芸術家として、あの有名なギネスブックに認定されるほど寡作な芸術家です。



豆知識!

ピカソは生涯に約1万3500点の油絵と素描を描いており、また絵画だけでなく、10万点の版画、3万4000点の挿絵、300点の彫刻と陶器を制作するなど、最も多作な美術家としてギネスブックに記録されています。



パリにあるピカソ美術館は、ピカソが亡くなった後に莫大な相続税を収める必要のあった遺族によって寄贈されたコレクションを基に美術館として開館した経緯があり、青年時代から晩年の亡くなる直前の貴重な作品まで幅広く展示されているので、ピカソが好きな方は訪れる価値ありですよ!



余談ですが、、、


小学生の頃に写生大会で港に浮かぶ船の絵画を描いたんですが、先生に「ピカソみたいな絵画ですね」と、授業参観で皆を笑顔にした記憶を今も持ち合わせており、私にとってピカソは、勝手に親近感を抱いてる画家です。笑



(参考)旅費:パリ・ミュージアムパス使用の為、無料!




ポンピドゥー・センターは建物自体が芸術作品!?



時刻は午後6時過ぎ。



次に訪れたのはポンピドゥー・センターです!



ポンピドゥー・センターの外観



こちらの奇抜な建物を見るだけでも訪れる価値はあります!!



そして私の目的は、、、



またまた絵画鑑賞でした!苦笑



ポンピドゥー・センターの建物内には「国立西洋美術館」があり、パリ三大美術館の1つとなります。



パリ三大美術館


ポンピドゥー・センターではピカソやダリ、シャガールなど20世紀美術から現代美術をメインに展示しているので見逃せません!!



スケジュールに余裕あれば翌日以降にずらしたいところですが、諸事情で明日がパリ最終日となるので、本日はかなりハードスケジュール。



そのため、主要作品に絞って約1時間の滞在でさくっと鑑賞しました。



こちらで紹介したい作品は、シャガールの『エッフェル塔の新郎新婦』です!


シャガールの絵画『エッフェル塔の新郎新婦』
シャガール『エッフェル塔の新郎新婦』(1939年)


私は中学時代の美術の先生の影響でシャガールの作品、結構好きです!



色彩が鮮やかで幻想的な世界に惹き込まれませんか?!



シャガールは「愛」をテーマに多くの作品を残しており、ポンピドゥー・センターでは他にも数点展示されています!



ポンピドゥー・センターの主要作品はこちらの記事で紹介しています!



ピカソやダリ、アンリ・マティスが好きな方は必見です!



(参考)旅費:パリ・ミュージアムパス使用の為、無料!




公共情報図書館で向上心が芽生える?!



パリ観光で図書館?!



そう思ったかもしれませんが、実はたまたまです!笑



予備知識なしに図書館の存在を知りましたが、ポンピドゥー・センターには公共情報図書館が併設されています!



ポンピドゥー・センターの公共情報図書館



学生さんなのか多くの若者が利用されている様子。



私は自由気ままにバックパッカー旅行、、



そして彼らは自分の将来に向かって自己啓発、、、



良い意味で感銘を受けました!笑



もちろん私も無計画な人生を過ごしている訳ではありませんが、向上心は大切だと実感!



私は既に30代ですが、勉強を始めるのに年齢は関係ありません!



今、ブログを書いている時点もですが、同じ気持ちを芽生えさせてくれて感謝!!笑



(参考)旅費:無料!
※図書館の利用はフランス市民のみ




凱旋門でサンセットと夜景を堪能!!!



時刻は午後8時40分。



本日の旅程の最後を飾るのは、『凱旋門』です!



私がパリを訪れた時期は7月上旬ですが、午後9時前でもまだ日が暮れてません!!



パリのエトワール凱旋門



あらかじめ日没の時間帯を調べてから最後に訪れようと決めてましたが、これから訪れる予定の方はご注意を。



そして、ちょっと感動した体験談を!



凱旋門をバックに写真を撮ってもらいましたが、
フランス人はみんな芸術性が高い?!





後から写真を見返して気付きましたが、
全く予想しなかったアングルで平衡感覚を失いそう!笑



凱旋門を訪れた目的は、もちろん展望台でパリ市内の絶景を堪能するためですが、この時間帯に訪れると、夕暮れ時から夜景まで鑑賞することができます!!



夕暮れ前の訪問は、一石二鳥ですよ!!



というわけで、まずは午後9時前の様子から!



凱旋門から見たパリ市内



パリの美しい街並みが一望できます!!



夕暮れ時のエッフェル塔は!?



凱旋門から見たエッフェル塔



凱旋門からエッフェル塔を眺望できます!!



前に書いた旅行記でも伝えましたが、凱旋門と違って、エッフェル塔の展望台はめちゃくちゃ込み合います。



事前予約が必須で待ち時間も相当必要なので、私はエッフェル塔ではなく凱旋門に登ることに決めてました!



エッフェル塔はパリのシンボル!



凱旋門からはエッフェル塔をセットに美しい景色を堪能できてお勧めです!!



ちなみに!



凱旋門のことをエトワール凱旋門と呼びますが、エトワールとはフランス語で「星」を意味し、凱旋門を中心に放射線状に12本の通りが延びていることから名付けられています。



そして、夕暮れの景色とは!?



凱旋門からエッフェル塔は東向きになるので、日没の美しい景色は反対側。



夕暮れ時の凱旋門からの景観



やばくないですか?!



なんとなく、「摩天楼」という言葉を思い出しました!





後で調べましたが、中央に見える四角形の建物は『新凱旋門』になります!



凱旋門から見た新凱旋門



パリ市内の街並みには、建物も基本的に低く統一されていると思ってましたが、新凱旋門の周辺はデファンス地区と呼ばれる、1960年代から副都心として開発されたビジネス街になるそうです。



太陽が沈むと今度は「夜景」の出番です!!!



凱旋門から見たシャンゼリゼ通り



美しすぎる!!!



ちなみに、知ってる方も多いと思いますが、こちらはシャンゼリゼ通りと呼ばれるヴィトンやカルティエなど高級ブランドが並ぶ、パリで最も美しい通りです!



おーシャンゼリゼ!おーシャンゼリゼ!!



という、その名も「オー・シャンゼリゼ」という曲を冗談抜きで何度も口ずさんでしまいました!!笑



冒頭しか知らないですが、なぜか耳に残りますよね?!
※私はシャンデリゼと間違ってましたが。。。



最後に!!



ライトアップされたエッフェル塔



夜の時間帯は、ライトアップされたエッフェル塔を鑑賞できます!!



日中もですが、エッフェル塔は本当に美しい!



トータルで1時間ちょっとの滞在でしたが、パリ市内の夕暮れ時と夜景をゆっくり鑑賞できて大満足。



というわけで、これよりホテルに戻って本日の長かった1日は終了です!



(参考)旅費:パリ・ミュージアムパス使用の為、無料!
※実はミュージアムパスがあれば無料で展望台に登れます!!




まとめ:芸術の都パリを堪能!人気美術館や凱旋門など定番スポット観光!



本日はパリ市内にある主要観光スポットを、
がっつり観光しました!!



ルーブル美術館を含む4つの美術館と、凱旋門でパリ市内を眺望するなど、誰もが想像できるようにハードスケジュールなので、お勧めのモデルコースとしては紹介できませんが、、、



観光の時間が無い方には参考になったかと思います!



意外にも、体力的な疲れはそんなにありませんでした。



本日は昼食もさくっと済ませてますが、レストランに行く時間も充分にあります!



ちなみに、ここでは紹介してませんが、チーズだけだとさすがに腹ペコなので、サンドイッチとスタバでコーヒー飲むなど栄養補給はちゃんとしてます!!



そして!?



記事を細部まで読まれた方は気付いたと思いますが、、、



本日の旅費は、2,000円も掛かってません!!!



ホテルの宿泊費は別ですが、こんなにリーズナブルに観光できたのも「パリ・ミュージアムパス」のおかげです。



ミュージアムパス自体も48時間の利用で、たったの6,000円ちょっと!



正直、今日の1日だけで充分に元は取ってます!笑



パリ観光で、間違いなくお得になるので、これから訪れる予定の方はミュージアムパスの購入をお忘れずに!



そして!!?



当然ながら、明日もミュージアムパスで無料になる場所などパリ観光の定番スポットを観光しています!



本日より1週間後には更新しているはずなので、是非、次回の記事も楽しみにしてください!
※これまでの過去の旅行記もぜひぜひ!笑


こちらは私の旅行記です。

ゾノの100日間バックパッカー周遊の旅(旅行記)



というわけで、本日は以上です!



最後まで読んでいただきありがとうございました!


では!!