兄弟で掃除をしました。

こんちは!
今日は、僕、長女、次女の3人で、自宅の前の道路などを掃除をしていました。
 

 
やはり、自分達の家の周りは綺麗にしたいものですからね。
家の周りを綺麗にした者が世界を制す・・・、そんな意気込みで僕等は家の前を掃除していました。
役割分担はというと、
僕がホウキでゴミを集め、
次女がチリトリでゴミを回収して捨て、
長女が残ったホコリをホースの水で流す、といった感じです。
この完璧な連携プレイはとても素晴らしく、まさに家族にしかできないようなコンビネーションでした。
 
しかし、その完璧過ぎるコンビネーションゆえに、僕等は悪夢を見ることになるのです。
 
 

ホウキ当番の次女は、今の場所を掃除し終わったので場所を移動することに。
 
次女
次女 「あ、ちょっとそっち側を掃除するから、一回水止めて。」
 
水をまいていた長女は、道を横切らせるように水をまいていたために、
次女が向こう側に行くには水を止める必要があったのです。
吐く程わかりやすい図
 
長女
次女 「水を一回止めて〜。」
長女 「あいよ。」
 
次女のお願いを長女は了解し、長女は水を止めました。
止めた。
 
次女
次女「ありがと〜」
 
次女は長女にお礼を言い、長女の前の通り過ぎようとしました。
しかし、次の瞬間!
 
 
ブシュアァア
 
この顔です。
なんと、長女によるまさかの水噴射。 これには次女もビックリです。
 
次女 「ァア゛おぉんお゛んわ!?」
長女 「あ、ごめん、手が滑っちゃって・・・」
ごめん
 
次女 「・・・しょうがないなぁ!」
 
しかし、次女はずぶぬれになりながらも長女を許しました。
この広い心こそが、無敵のコンビネーションたる由縁なのでしょう。
 
 
次女「・・・あ、しまった。 ホウキを忘れちゃった。」
 
次女は、向こう側にホウキを置いてきてしまったようです。
ホウキを取りに方向転換した次女は、ホウキの元へと走りだしました。
しかし、次の瞬間!
 
ボボブシャア!
 

次女 「アバッッッッ!!!!??!?!?」
 
一度だけでなく二度までも!! なんということでしょう!!
 
めんご
長女 「めんご!」
次女 「しょうがないなぁ・・・・」
 
しかし次女はこれをも許します。 彼女の心は太平洋程の広さなのではないでしょうか。
 
そして、次女はホウキを拾い、先程の場所へ戻ることに。
 
次女 「よーし! 頑張るぞ! 水は絶対に出さないでね!?」
長女 「出さない。」
次女 「絶対だよ!?」
長女 「うん」
次女 「よし! じゃ、通るね。」
 
 
ブシュアアアア!
 

「お゛ボォオオオオぉおお゛オ゛ッ!!!!!」
 
 
そしてその後も、
 
次女 「絶対やらない?」
長女 「絶対やらん。」
 
 

 

 
 
 
次女 「絶対やらないでよ!!!!?」
長女 「やらないと誓います。」
次女 「やったらどうする!!?」
長女 「じゃあ、1000円あげる。」
次女 「よし!!! じゃあ、やったら1000円ね!!! やるなよ!!!?」
 
 

 

 
 
この長女の暴走は、1時間ほど続きました。
その尋常ではない長女の行動に、家でゲームをしていた次男も様子をうががいます。
次男
ていうかお前は掃除しろよ
 
次女 「・・・1000円!!! 1000円だよ!! 水出したから1000円!」
次女は、先程の長女との約束を覚えていたようで、長女に現金を要求しています。
 
・・・
長女 「・・・よし、じゃあ1000円あげるよ。」
次女 「え!!? やった!! ラッキー!!!」
長女 「じゃあちょっとこっち来て。」
次女 「はい来たよ! やっほーーい!! ぐへへへ・・・!!」
長女 「じゃあ、ちょっとこのホースを持っててくれない?」
次女 「いいよぉ! ふへへ・・・」
 
 
ズバババババババ
 

あまりのショックに次女は寝込みました。
 
 
 
・・・この長女の暴走には何か理由があるはずです。
きっと、とても深刻な理由があるのでしょう。
僕は寝込んだ次女を起こし、次女と共に長女の元へ理由を聴きにいきました。
 
俺  「なんであんな暴走をしたの?」
  

長女 「私なりの優しさです。」
 
俺 「じゃあ仕方ないなぁ〜!」
次女「わははははは!!」
皆 『わははははははははははは!!!!』
 
 
・・・今日も僕の一日は笑いであふれる平和な一日でした。
家の前も掃除したことですし、きっと明日もいいことがあるに違いありません。
これからも平和な一日を過ごしていきたいですね!
 

あとお前は掃除しろよ。
 
ではまた!