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2020年5月31日 (日)

民間初有人宇宙船が打ち上げ成功

2人を乗せたスペースX社のクルードラゴンが、打ち上げに成功しました。

 CNN.co.jp : スペースXの宇宙船、打ち上げ成功 民間初の有人飛行

2020年5月30日、午後3時23分(日本時間31日午前4時23分)に、アメリカでは終了したスペースシャトル以来9年ぶり、そして民間としては初めての有人宇宙船が、宇宙に打ち上げられました。

国際宇宙ステーション(ISS)への到着は、日本時間で今夜の午後11時過ぎとのことで、ようやくアメリカは自身の持つ宇宙船で宇宙に出られるようになったことになります。

この後に、ボーイングが続く予定となってます。なお、7月にはこのクルードラゴンに乗って、日本人宇宙飛行士が打ち上げられる予定。

コロナ禍で世界中が沈んだ雰囲気のこの時期ですが、そんな中での快挙。ぜひともこの後の宇宙進出に貢献していただきたいですね。

ところで、すごい偶然ですが、本日より私も「民間宇宙船」の話の連載を開始しました。

連盟の交易商人と怪力魔女が宇宙の戦争を終わらせようと奔走する話(仮)

こちらも、よろしければぜひ。

これからはじまる 科学技術プロジェクト (エイムック)

2020年5月30日 (土)

Raspberry Pi 4に8GBメモリモデル登場

いやあ……ついにRaspberry Piにも、8GBのメモリが搭載される日が来てしまいましたか。

Raspberry Pi 4 Model B /8GB 発売のご案内 - Raspberry Pi Shop by KSY

すでに販売されてます、Raspberry Pi 4の8GBモデル。お値段は8000円超。

ですが、私にはこの8GBモデルの使い道を、寡聞にして知りませんねぇ……だいたい、4GBでも使い切れないというのに……

そもそも、私のメインPCのメモリですら8GB。それすら、使い切ったことがほとんどありません。これではもはや、パワーユーザーとは言い難いですね、私。

でもきっと、何らかの要望があって実現されたモデル。これでますますRaspberry Piの活用の範囲が広がって……ということになるんでしょうか。

個人的には、GPUのパワーアップか、現状のRaspberry Pi内のGPUコアをフル活用できるTensorFlowの登場などがありがたいのですが。それが叶えば、その時はこの8GBメモリを使いきれる用途は思いつきそうです。


【国内正規代理店品】Raspberry Pi4 ModelB 4GB ラズベリーパイ4 技適対応品

2020年5月25日 (月)

ゲームを作り出すAI!?NVIDIAが「GameGAN」でパックマンを再現!

パックマンって、誕生から40年を迎えるんですね。

それはともかく、そのパックマンをエピソードのみから再現するというAIをNVIDAが作り出したと宣伝しております。

誕生 40 周年を迎えるパックマンを、NVIDIA の研究者たちが AI で再現 | NVIDIA

そのAIはずばり「GameGAN」というそうです。GAN(Generative Adversarial Network、敵対的生成ネットワーク)のゲーム版といったところのようです。

そのGameGANにパックマンの5万エピソードを放り込んで学習させて、ゲームエンジン無しにパックマンを再現したんだそうです。

ええ、もう、何言ってるのかわかりませんね……

で、できたものはこちらの動画。

これを見る限り、ゲームを作った、というより、ゲーム動画を作ったというところでしょうかね……

どちらにしても、たいしたものです。

いずれスペースハリアーやアフターバーナーなんかも作り出しちゃうんでしょうかね?

レトロアーケード <パックマン>

2020年5月24日 (日)

iOS 13.5をiPhone Xに入れてみた結果

3日ほど前に”マスク対応アップデート”と謳われたiOS 13.5が配布されたので、早速入れました。


 「iOS 13.5」登場、マスク着用でもFace IDのロック解除が手軽に、「濃厚接触通知アプリ」をサポート - ケータイ Watch


というわけで、早速iPhone Xに入れて使ってみました。


といっても、画面上の違いはほとんど、いやまったくありません。顔認証でのロック解除で違いがある程度。


マスクをつけた状態だと、確かに速いですね。パスコードの画面が出るのは。


しかし、それ以外にはまったく変わらず。顔認証の精度も、相変わらずです。


せめて、マスク付きで解除するなどの方法はなかったんですかねぇ……いや、仕組み上、無理でしょうが。


一応、マスクを着けたままFaceIDを解除する方法というのはあるようですが。


 iPhoneでマスクを外さずにFace ID認証する方法を発見。顔登録方法も図解 - Engadget 日本版


なんでも、顔の半分をマスクで覆った状態で登録するんだそうですが(左右交互に)


セキュリティ上、大丈夫かな、という方法ですね。


やっぱり、指紋認証最高!ってことでしょうか?


今のところ、iPhone SE以外を買う気持ちがわきませんね。できればPlusが早く出てほしいところですが……


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2020年5月22日 (金)

ツクモロボット王国の実店舗が閉鎖

ツクモロボット王国と言えば、個人的には多少お世話になっておりました。

が、今月の15日にひっそりと閉鎖されていたんですね。

ツクモロボット王国が閉鎖、今後はネット通販に移行 (取材中に見つけた○○なもの) - AKIBA PC Hotline!

今後は、オンラインショップのみで展開するそうです。

当初は、2足歩行ロボットなどを扱う店としてデビューしましたが、最近ではRaspberry Piなどを扱う店というイメージでしたね。

最近、私がここと関わったのは、この記事に登場するあるものです。

Raspberry Piレーダーを”360度”仕様にしてみた: EeePCの軌跡

360度回転するものに常時給電が可能な”スリップリング”ってやつをオンラインショップで買いました。これが、2016年の話。

すぐ近くにロボット王国があったわけではないので、なかなかかかわりが持てませんでした。気づけばついに、閉鎖ですか。

今でも時々、ロボット欲しいなぁとは思うんですよね。使い道、ないけど。

やはり、ロボットへのあこがれというのは日本人のDNAレベルまで浸透した思想じゃないかと感じてます。

それを象徴する実店舗が消えたというのは、実に寂しい話ではありますね……

とはいえ、オンラインショップは残るようなので、今後も何らかの形で利用したいとは思ってます。


Sillbird STEM教育ソーラーロボットキット キッズ 科学玩具 12種類ロボット DIY知育玩具キット 組み立て式 科学実験 8-12歳以上の子供に適用 太陽光発電

2020年5月19日 (火)

ラズパイマガジン2020年夏号と連動のHAT基板

そんなものが、出てたんですね。最近、本屋に行かなくなったため、気づきませんでした。

 電子部品の制御方法が学べるRaspberry Pi向け「基本パーツ配線済みボード」が発売 - AKIBA PC Hotline!

ラズパイマガジン 2020年夏号と連動したHAT基板、その名も「ラズパイマガジンで学ぶ!基本パーツ配線済みボード」が売り出されているそうです。お値段、7880円(税抜き)。

なお、組み立て部品セットもあり、そちらのお値段は6280円(税抜き)。要「半田ごて」です。

ごらんの通り、LEDにスイッチ、小型の液晶パネルを搭載したHATで、初心者がいろいろと試すにはちょうどよさそうなキット。なお、私は以前、トランジスタ技術あたりと連動したやつを持っております。あちらはこれと同じような機能に、さらにハイレゾ音源チップを搭載してましたね。使ってませんけど。

ところで、こういうHATな基盤をカスタマイズ制作してくれる業者って、ありませんかね?

というのも、会社でRaspberry Piを使ったとある仕組みを作ったんですけど、このままでは自作しかないんですよね。しかも、ユニバーサル基板を使うしかないんですが、本当は、プリント基板を使ったスリムな奴が欲しいんですけど。

そういえば、Raspberry Piと言えばちょっと気になるのはこちら。

ベータ版まで来た!Raspberry Pi 4でUSBブートに対応間近

そういえば、USB機器からのブートが可能だって話、あったような気もしますが……Raspberry Pi 4では無理だったんですね。これが可能になりそうって話です。

USBメモリからブートさせたい需要があるので、これは気になる記事。早く4でも実現しないんでしょうか?


ラズパイマガジン2020年夏号 (日経BPパソコンベストムック)

6コア/12スレッドのRyzen 5 1600(AF)が9800円(税抜き)!

いやあ、ついにCeleronレベルのところまで入り込んできた感じですね。

AMDのRyzenの廉価版ともいうべきCPUが登場です。

9,980円の「Ryzen 5 1600(AF)」が発売、6コア/12スレッドでCPUクーラー付き - AKIBA PC Hotline!

といっても、2017年に発売したRyzen 5 1600のコアを変更したCPUなわけですが、PCIeインターフェースが3.0のまま(最新は4.0)などの制約はあるものの、価格は9800円(税抜き)とかなりお買い得。

まあ、6コアがいるかって話ですが、この値段でこれですから、個人的には気になります。

クロック数ですが、ベースが3.2GHz、ブースト時3.6GHzだそうで。

かなりだましだまし使ってきた我が家のメインPC(Corei3 3220、3.3GHz)ですが、そろそろ乗り換えた方がよさそうですかね?しょっちゅう言ってますけど、なかなか踏ん切りがつきません。

AMD Ryzen 5 1600 AF, with Wraith Stealth cooler 3.2GHz 6コア / 12スレッド 16MB 【国内正規代理店品】 YD1600BBAFBOX

2020年5月18日 (月)

次期iPadはA12を搭載!?

A13ではなく、A12です。

次期「iPad」はA12プロセッサを搭載か | 気になる、記になる…

そういえば最近発表されたiPad Proも、A12ベースのA12Z Bionicプロセッサを搭載してますね。廉価版の方がA13になるというのも、おかしな話です。

なぜ、最新のプロセッサをベースとしないのか……と思いますけど、ちょっと考えてみました。

要するにこれ、A12で十分、ってことじゃないでしょうかね?推測するに、そういうことじゃないかと。

何が言いたいかというと、そろそろ処理速度向上も頭打ちになってきた、ということを暗に示しているんじゃないかということです。

A11搭載のiPhone Xを使ってますけど、これ以上速くなったところで、あまり意味はなさそう。クロックを上げて処理速度を向上させる方法はありますが、それってバッテリー消費を早めるだけで、デメリットの方が多そうです。正直言って、A11でも性能をそれほど使いきれている感じもしません。

AI処理性能などの部分があるので、一概にA11で十分だとは言いませんが、そろそろコア部分は頭打ちになってきたかなぁという実感です。

と、なれば、一つの端末のOSサポート時期が延びる、ということになりそうです。ユーザーとしては、その方がメリット多そう。

カメラ性能や他の付随機能で差別化を図るしかなくなりますが、新しいiPhone SEがでて、皆、あれで十分じゃないかと思い始めてますから、よほどの機能向上でないと支持されそうにないですね。

そろそろ、安定期をにらんだ戦略を、Appleも考える時期に来てるんじゃないでしょうか?音楽、動画、クラウドストレージだけでなく、その他のサービスを考案する時期に来ている気がしますね。

ところで、iPhoneに関しては、こんなうわさも。

ポートレス化された「iPhone」は来年に登場か | 気になる、記になる…

ポートをなくそうって話があるようですが、これはこれでどうかなぁと。

ホームボタンやイヤホンジャックがそうですが、あまりむやみになくされると、かえって不便になったりします。コネクターをなくされたら、有線イヤホンが使えなくなるってことになりますし、そこは守るべきところかと思うんですが。

最新モデル Apple iPad Pro (11インチ, Wi-Fi, 128GB) - スペースグレイ (第2世代)

2020年5月17日 (日)

Googleコアアルゴリズムに変更があった模様

このところ、ブログ更新ができてませんねぇ……ちょっとこの一週間、いろいろありまして、滞っております。

このところアクセス数も1日700~800PVまで落ち込んでおりまして、最近はさぞかしアクセスが減ったのだろう……と思って、久しぶりにアクセス数を見たところ。

逆に、増えている……

Img_2365

5月5日を境に、急上昇です。この日に突然、1.5倍ほど増えてます。今でも、安定して1000PV越えが続いています。

えっ!?何!?何があった!?

5月5日にアップした記事と言えば「iOS13.5ではマスクを着けたままのロック解除が楽になる!?: EeePCの軌跡」ですが、あれが呼び水になるとは思えず……実際、この日のアクセスページを確認したのですが、まんべんなく上がっている感じ。

何かあるな……と思ってググってみたら、こんな記事を発見。

2020年5月Googleコアアルゴリズムアップデートで浮上したサイトでやっていたこと。 – 株式会社ユウキノイン

どうやら、検索アルゴリズムが変わったようです。

……って、何がどう変わったのか、さっぱりですが。

いくつか調べてみましたが、この日に何かアルゴリズム変更があったという情報しか聞かれません。

いわゆる「SEO対策」ってやつをあまり意識せずに書いているブログゆえに、こういうことは疎いですね。

ただ、個人的には「読みやすい」「分かりやすい」記事を心がければ、検索されやすさにつながるかなぁ、くらいの気持ちは持っております。

(文章が上手いとは言えませんが……ええ……)

似たようなことは、今年の1月8日にも起きていたようです。が、このときは特に大きな変動なし。

今回は、珍しくインパクト大きいですね。

とはいえ、すぐにSEO対策されたサイトが上昇してきて埋もれてしまうんでしょうけど。

ところで、SEO対策なのかどうなのかわかりませんが、このところ気がかりなことが一つ。

わりと多くの記事で、前文 - 目次 - 章ごとの本文 という構成を取っているものが増えております。

確かに解説系の記事だと、この構成は見やすいです。AI/機械学習系の検索で引っかかった記事を読むときなどは、そのプログラムコードを走らせるための環境構築が書かれることが多いですが、目次があれば、その部分を省略することができます。

が……気になるのは、別に目次要らない内容の記事ですら、わざわざ目次をつけていることが多いんですよね。

例えば、今回の記事のような内容だと、短い説明文の後に、

1.  Googleコアアルゴリズムとは?

2. コアアルゴリズム変更の影響

3. 今後のSEO対策

みたいな目次を最初にをつけるようなものです。

いや……要らないでしょう、こんな目次。一気通貫で読んだ方が、かえってわかりやすい内容です。

ですが、多いんですよ、最近、こういうスタイル。見てて時々、イラッと来てます。

もしかしたらですが、こういう「無理やり目次付き記事」の淘汰が行われたんじゃないですかね?いや、分かりませんけど。

検索にスタイルを合わせるのではなく、読み手の方の求める形に合わせる記事、そういうものを追求したいですよね。立派なことを言える立場ではありませんけど、気持ちは常にそうでありたいと思ってます。


ググるな危険! 絶対に検索してはいけないワード156

2020年5月10日 (日)

iPhone SE Plusは来年登場でA14搭載か!?

これが本当なら、もうiPhone 12/12 Proはいらないですね。

2021年登場のiPhone SE Plusは499ドルから販売の可能性|A14チップ搭載も? | Qetic

先日リリースされた第2世代のiPhone SEですが、iPhone SE Plusの方はかなり遅れて、来年春に登場するらしいです。

その代わり、その時点での最新プロセッサであるA14を搭載し、価格も499ドルからとなるらしい、とのことです。

ですが、今のiPhone SEと同じA13じゃないかとも書かれてますが……

499ドルと言えば、今のiPhone SEのレートで考えると、59800円くらいでしょうかね?

今の状況を鑑みると、おそらく来年の今頃もマスクを常用しているはずなので、指紋認証端末が必須となりそうです。

iPhone 12にも指紋認証が載れば少しは考えるかもしれませんが、顔認証オンリーだったら絶対に買わないですね。ほんと、不便極まりない。

ということで、来年に期待したいところですが……待ちきれなくて、今のiPhone SEを買う可能性もありますね。

【ガイド枠付き】【2枚セット】Nimaso iPhone8 Plus / iPhone7 Plus 5.5インチ用 強化ガラス液晶保護フィルム 日本製素材旭硝子製( アイフォン8 Plus/7 Plus)

2020年5月 8日 (金)

iPhone 11 ProからSEに乗り換えた方の記事

ご時世ですね、こういう記事が出てしまいました。

ASCII.jp:新iPhone SEへiPhone 11 Proから乗り換えても悪くないかもしれない

iPhone 11 Proを使っていた方が、先日発売されたばかりの第2世代iPhone SEにメイン機を移行した、という記事です。

理由は、至極単純。マスクを着けたままでは、認識しないから。

やはり不便に感じているようです。いや、これは全く同感。

私も会社ではマスクをつけてますが、iPhone Xのロック解除が遅すぎて不便極まりない。

これでも結構なお値段を出して買った端末だというのに、セキュリティ関係では指紋認証機に劣る始末。

正直言って、顔認証が便利だと思ったことが一度もないんですよね。アプリ購入時などは、顔認証+電源ボタンダブルクリックで、指紋認証機よりも余計な手間があるばかり。

手間が減らなきゃ、指紋認証の方がましだと感じるのは当然です。

ましてや、日本のみならず、世界中でマスクが使われる時代になってしまいました。

こういうご時世には、iPhone SEの方が便利です。

いくらCPUが同じでも、カメラ性能や細かいスペックがProの方が優れているというのは事実。ですが、それらを含めても顔認証の不便さを補完しきれないようですね。

私もまったく同感で、いっそiPhone SEに乗り換えようかと思ったのですが。

もし私が乗り換えるなら、iPhone SE Plusが理想なんですよねぇ。

画面の大きさというより、バッテリー寿命という観点で、Plusにしたいのですが。

バッテリーが大きいということは、持続時間もそうですが、バッテリーの耐久性自体も上がるようで、現にもうすぐ4年になろうとしているiPhone 7 Plusは、未だにバッテリー最大容量が85%です。

こんなことならあのとき、iPhone XではなくiPhone 8 Plusを買っておけばよかったかなぁ……なんて後悔しているくらいです。

もちろん、iPhone Xにもいいところはあるんですが、ホームボタンがないことと、顔認証の煩わしさがすべて台無しにしている感じです。

せめて今度は、指紋認証をつけてほしい。

カメラなんて、単眼でいい。そんなにきれいな写真が撮りたければ、Nikon 1を使います。どう逆立ちしたって、スマホのカメラはミラーレスには敵いません。

さほど激しいアプリを使うわけではないので、OLEDの反応性の良さなんて要らないし、色も液晶で十分満足しています。

それどころか、最近、明るい場所でiPhone Xが使いにくいと感じてるほど。液晶の方が、直射日光下ではよく見えるんですよね。なぜか。

そういえば、画面内指紋認証をつけるって話、どこに行っちゃったんですかね?

というわけで、今もし買うなら、iPhone SEがベターって話でした。

半分、愚痴のような記事ですいません。

TORRAS iPhone SE ケース[第2世代] iPhone7 ケース iPhone8 ケース【2020年新型】全透明 ソフトTPU 薄型 軽量 耐衝撃 SGS認証 黄ばみなし レンズ保護 4.7インチ クリア アイフォン7/8カバー(クリア)「Shiny Series」

2020年5月 5日 (火)

iOS13.5ではマスクを着けたままのロック解除が楽になる!?

最近、iPhone Xを使っていて、不便に思うことがあります。

それは、マスクで顔認証が通らないこと。まったく、不便極まりない。どうして指紋認証をつけてくれなかったのやら……

という声に応えてか、iOS13.5では、マスクを着けたままの顔認証が少し楽になるようです。

iOS 13.5ベータでマスクでもロック解除がしやすく! | ギズモード・ジャパン

といっても、マスクを着けたまま顔認証が通るわけではありません。

単に、マスクを着けていた場合、いきなりパスコードを表示するようにするだけみたいです。

ということで、引き続き顔認証iPhoneでは、マスクに厳しい対応を続けるということになりそうです。まあ、仕組み上、仕方のないことですが。

それゆえに、指紋認証iPhoneの強みが増すというものですね。出たばかりの新世代iPhone SEですが、これを機に買い替えを進める人々が増えるかもしれません。私も、指紋認証のiPhone 7 Plusに移ろうかどうしようか、検討中です。

iPhone完全マニュアル2020(11/11 Pro/11 Pro Max/SE/XS/XS Max/XR/X/8/8 Plus/7/6sなどに対応)

2020年5月 3日 (日)

ゲームセンターあらしの作者 すがやみつる氏によるPython解説本「こんにちはPython」買ってみた

長らくPython解説本を探していたんですが、こいつが出るという話を聞いて、予約注文してました。

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で、5月1日に到着。

この絵柄に懐かしさを覚える人も多いんじゃないでしょうか。そうです、1980年代に一世を風靡した、あの「ゲームセンターあらし」です。

その作者、すがやみつる氏は、実は「こんにちはマイコン」という本を書いていたことも、知る人ぞ知る話。

そんなすがやみつる氏の最新作がこちら、「こんにちはPython」です。

いわゆる入門書ですが、ちょっとかいつまんで紹介します。

Img_2357

この本、全部で190ページほどですが、そのうち56ページまでを使って、単純な四則演算とprint表示、変数、そして”Hello World”の解説にあてています。

一見すると随分と回りくどい感じがしますが、実はその解説の中で、Pythonの導入から基本的な構成、そしてエラーの読み方など、Pythonの基礎となるべく知識を分かりやすく漫画で描いております。

Img_2358

それが終わると、いきなりゲームの製作です。ゲームセンターあらしらしい展開……と思いきや、実に単純なゲームです。

数字を言いながら、3の倍数なら「フィズ」、5の倍数なら「バズ」、両方で割り切れる数字なら「フィズバズ」と言い換えるというゲーム。

Img_2359

当然、繰り返し文に条件文が登場します。このため、Python特有のこれが登場です。

そう、「インデント」です。

このPythonにおけるインデントの概念を、分かりやすく説明しています。漫画の力ですね。

ところでこの本、分かりやすいのは漫画の力だけではないです。

なんていうんでしょうか……トライアンドエラーをきちんと書いているというか、とにかく、こうするとこうなる、というのを手順を追って書いているんですよね。

例えば、これ。

Img_2360

1~6までの数字の乱数を発生させたいとき、単純にrandom関数を使うとこうなっちゃう(小数点以下何桁もの表示が出てくる)というのを示したうえで、それの修正方法(int等)を順を追って説明。

プログラムって、こうした「やっちまった」ことの繰り返しで覚えていくことが多いので、トライアンドエラーをきちんと書いてくれるのはユーザー体験的には分かりやすいことじゃないかと思います。

とまあ、こんな調子で話は進みますが。

Img_2361

最後は、こういうゲームを作ります。

後半ほどコードの解説が多いですが、わりと何とかなりそうです。

さて、私も社内でAI/機械学習系の普及活動をやってますが、そもそもこのPythonが分からないという声が多いのは事実です。

VBAやHTML、Javascriptなどの言語に触れたことがある人なら何とかなるんですが、そういう人ばかりではないのがこの日本という国の現状。

一方でPythonという言語は、そのままでは使われない言語でもあります。

大抵は「pip」コマンドで機能を実装して、importでそれを読み込んで使用する。まあ、それがPythonの良さでもあるんですが、一方で初心者を混乱させている元凶でもあります。

この入門書では、pipだのimportだのに頼ったプログラムは、ほとんどありません(とはいえ、乱数を使うときには「import random」等、多少はあります。まったく使っていないわけではないですが)。

本当の基礎を学ぶには、良書ではないかと感じました。

てことで、早速こいつを会社にもっていき、紹介して回ろうかと思ってます。さほど高い本でもないですし、やはり漫画ということもあって読みやすい。そこからあとは他の本なり、ネット検索なりで上達していけるきっかけとなればと思ってます。


ゲームセンターあらしと学ぶ プログラミング入門 まんが版こんにちはPython

2020年5月 2日 (土)

サーマルセンサー「AMG8833」とRaspberry Piで非接触体温計っぽいものを作ってみた

新型コロナウィルスの猛威が、収まりません。

ということで、毎日体温測定が欠かせない今日この頃ですが、やはり体温測定ってやつは、めんどくさいことこの上ない。

そこで、こんなものを買ってみました。

Img_3977

AMG8833というサーマルセンサー。スイッチサイエンスで購入、お値段5千円ほど。

Panasonic製のセンサーを搭載しており、解像度は8×8、0~80度まで測定可能というセンサーです。

ずっと以前から気にはなってましたが、コロナ禍のご時勢ということもあり、とうとう手を出してしまいました。

Img_3981

で、いきなりRaspberry Pi 3 B+に組み込んでみました。

接続ですが、それぞれRaspberry PiのGPIOの

3.3V ・・・ 1番ピン(3.3V)

GND ・・・ 6番ピン(GND)

SCL ・・・ 5番ピン(GPIO3、SCL)

SDA ・・・ 3番ピン(GPIO2、SDA)

に接続してます。カメラは、先日買った800円のRaspberry Pi Camera V1.3互換カメラ(Raspberry Pi Camera V1.3の「互換カメラ」買ってみた: EeePCの軌跡参照)を使います。

で、下準備ですが、こちらを参考に、

RaspberryPiで赤外線アレイセンサAMG8833(Grid-EYE)からデータ取得 - Qiita

ドライバーをダウンロードします。

あ、その前にあらかじめI2Cを有効にしたり(sudo raspi-configから)、IDを表示(i2cdetect -y 1)させて接続確認をしておいてください。

> sudo pip3 install adafruit-circuitpython-amg88xx

で、上のサイトを参考に、コードを作りました。

コードはこちら(amg8833_plt.py)。


import time
import busio
import board
import cv2

import adafruit_amg88xx

import picamera
import picamera.array

import matplotlib.pyplot as plt

plt.ion()
#plt.figure()
plt.subplots(figsize=(8, 4))

# I2Cバスの初期化
i2c_bus = busio.I2C(board.SCL, board.SDA)

try:
     while True:
         # センサーの初期化
         sensor = adafruit_amg88xx.AMG88XX(i2c_bus, addr=0x68)

        # センサーの初期化待ち

        time.sleep(.1)

        with picamera.PiCamera() as camera:
             camera.resolution = (320, 240)
             camera.capture('./tmp.jpg')

        max_temp = max(max(sensor.pixels))
        print(max_temp)

        img0 = cv2.imread('./tmp.jpg')
        img = img0[0:240,41:280]
        img = img[:, :, ::-1].copy()
       

        plt.subplot(1,2,1)
        fig = plt.imshow(sensor.pixels, cmap="inferno", interpolation="bicubic",vmin=27,vmax=30)
        plt.colorbar()

        plt.subplot(1,2,2)
        plt.imshow(img)
        plt.text(0, 0, str(max_temp) + 'deg',size = 20, color = "red")

        plt.draw()

        plt.pause(0.01)
        plt.clf()

except KeyboardInterrupt:
    print("done")

で、これを動かした結果ですが

> python3 amg8833_plt.py

Amg8833test02

こんな感じのヒートマップと画像、そして温度の最大値が出ます。

3秒間に1枚程度の速度ですが、まあまあ使えます。

ただし、問題はその表示温度でして・・・

私と次男が映ってますが、体温はそれぞれ36.1度、36.5度。

ですが、ごらんの通り30度前後しか表示されません(28.25~30.25)。

1メートルほど離れたところでは大体6度ほど、2、3センチまで近づけば、2度ほどのずれのようでした。

ただ、安定して温度が表示されるので、キャリブレーションをすればまあまあ使えそうかなぁと。

となると、校正用に何人かの人(体温測定済み)が必要かと。

ちょっと、大変ですねぇ……

このまま使うなら、このセンサー上で「31度以上(1メートル)」となった場合は要注意、という運用でもいいかもしれません。

それよりも、なんとかこの2つの画像(ヒートマップとカメラ映像)を重ねたいですが、これもキャリブレーションが必要。

もし本気で作ろうと思ったら、ここからが大変ですね。どうしようか、考え中です。


AMG8833 IR 8 * 8サーマルイメージャーアレイ温度センサーモジュール8x8赤外線カメラセンサー

2020年5月 1日 (金)

最大20人の体温を同時測定するアイリスオーヤマのAIサーマルカメラ

いやあ、アイリスオーヤマさん、なかなかいいものを発売しました。

最大20人の体温を同時測定 アイリスオーヤマ、「AIサーマルカメラ」を発売 - ITmedia NEWS

アイリスオーヤマが4月15日に、最大20人の人の顔検出と、その体温を測定するというAIサーマルカメラ「ドーム型AIサーマルカメラ」を発売しました。

ごらんの通り、複数の人の顔を検出し、その上に体温を表示するというもの。注文が殺到しているようです。そりゃあそうでしょうね。

凄いのは、マスクをつけていても顔検出できるというところ。実は実験してみましたが、よくあるOpenCVに付属の顔検出器ではマスク付きの顔を検出できません。ちゃんと作ったようですね。

まさに今、コロナ禍の真っただ中。その疑いのある人をチェックしたいという需要はあるものの、非接触で同時に何人もの人を測定できる機器って、ほとんどありませんね。

しかしこれ、お値段90万円とのことで、結構な値段です。とても個人レベルで同行できるものではありませんね。

1人だけ測れる携帯版の「ハンディ型」というサーマルカメラもあります。こっちはお値段25万円。ごく普通のサーマルカメラです。

これを見ていると、なんだか自分でも作れないかなぁ……なんて思ってしまいますが、さすがにマスク顔をどう検出するかを解決しないと、だめそうですよね。

FLIR(フリアー)【国内正規品】iPhone/iPad用 FLIR ONE Pro 19200画素 1年保証 赤外線サーモグラフィ メーカー品番:435-0006-03

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