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2017年2月28日 (火)

日本発の深層学習プラットフォーム”DIMo”

とある講演会で知りましたが、人工知能用機械学習として今最も注目されている”深層学習(ディープラーニング)”のプラットフォームで、日本発のものがあるそうです。

速報 - PFN、エッジ機器向け深層学習ソフト「DIMo」の商用ベータ版提供へ:ITpro

上の記事は少々古いですけど、この日本発の深層学習プラットフォーム”DIMo(ダイモ)”を使った商用パッケージのベータ版リリースのニュースです。

このDIMoは、オープンソースで提供されているChainer(深層学習用フレームワーク、TensorFlowのようなものでしょうか)、SensorBee(ストリームデータ向けETLツール、Twitterのようなデータからいろいろ分析できるやつらしいです)の2種類のフレームワークを含む統合ソフトのようです。

機能としては「コンピュータビジョン(人・物体検出)」「異常検知」の2種類。

前者はいわゆる”画像検知”ってやつで、昨年サイエンスZeroでやってた”人工知能”特集に、防犯カメラに映った人物特定に使われてました。

2016年6月26日の放送|NHK「サイエンスZERO」

これがDIMoで動いているとは知りませんでした。なかなかすごいですね、このフレームワーク。

もう一つの「異常検知」については、こっちに詳しいです。

異常検知の世界へようこそ | Preferred Research

要するに、正常なセンサーの値・波形を普段は学習しておき、その値から外れた場合に自動で認識してくれる仕組み。工場での機器の異常を発見できる仕組み等に使えそうです。

もうちょっと視野を広げないとだめですね。まさか日本発の深層学習フレームワークがこれほどのものとは・・・

ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装

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