MVNOサービスの回線速度比較
ドコモ回線を利用するMVNOサービスもずいぶん増えてきて、一体どれを選べばいいのかわからないくらいになってきましたが、そんなMVNOサービスの比較データが公開されてます。
どれでも同じ...ではなかった! 格安SIM各社の回線速度に差【調査結果】|タブロイド - オトコをアゲるスマホニュース
どのサービスも同じドコモ回線使ってるから、同じ速度なんだろう・・・ということは無いですね。回線こそ同じですが、接続先のサーバーはそれぞれ自前で、その性能差が現れてます。
ただ、速度的にはどれも十分かと。正直10Mbps、20Mbpsの違いは普通のサイトを見る限りはそれほど気にならない差です。これは最近の各キャリアLTE回線速度対決に意味なんてあるの!?という記事で考察した通り。もっとも、ちょっとBIGLOBEが遅い気もしますが。
今回のデータには出てませんが、本当に知りたいのは”Ping値”なんですよね。
体感的には、つながってからの速度よりPing値が小さいほうがずっと早く感じます。これは今までいろいろな通信サービスを使ってきて感じること。
Ping値とは、キャッチボールに例えるなら、こちらが投げた球をキャッチして投げ返してくれるまでの時間。回線速度は球速にあたります。
ドコモを使ってますが、大体数十ms。ほとんど一瞬で投げ返してきます。IIJmioでも100ms程度。そんなに悪くありません。
昔b-mobileを使ってたときは、Ping値が3000ms!という恐ろしい遅延時間だったため、通信が始まるまでの空白時間の長いこと、体感的に分かります。かなりいらいらしますね、あれは。今は大分まともになったと聞いてますが。
結局大手(OCN、IIJ・・・など)がシェアが多いのはこのPing値がかなり小さいためで、ドコモに比べれば遅いものの体感的にはほとんど差を感じないんでしょうね。デジモノステーション1月増刊号”SIM PERFECT BOOK”の付録SIMも時々使いますが、ドコモよりはちょっと遅いものの、昼休み時間などの混んでる時間帯であっても体感的には許容範囲です。
今年あたりはこの体感速度の差である程度淘汰されるんじゃないかと思ってます。ちょっとたくさんありすぎる感のあるMVNOサービス。選ぶ際は慎重に。
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