iPhoneが人工すい臓に??血糖値をコントロールできるデバイス
スマートフォンの使われ方がここまで想定を超えるところまでいけたのも、その性能の高さ、自由度の大きさ、そして長時間運用が可能になってきたことが大きいと思われます。
で、今回出てくるのはなんと”すい臓”の代わりになるiPhone用デバイス。
iPhoneが人工の膵臓になる? 糖尿病治療の未来 : ギズモード・ジャパン
iPhoneと血糖値センサー、そして2種類のホルモンを分泌可能なポンプからなるこのデバイス。
インスリン注射が必要な糖尿病患者の血糖値を測定し、その変化に合わせてインスリンとグルカゴンを血液中に出して血糖値を調整するというもの。
インスリン注射ってやつは、注射した直後はすごい血糖値が下がるため、同時に糖分を取らなきゃその人が倒れてしまうようです。場合によっては低血糖で死に至ることもあるそうな。
私の周囲にもインスリン注射を受けている人はいて、その中には乳幼児期にすい臓が働かなくなりインスリン注射が必要になってしまったという子もいて、かなり大変なようです。なにせ本人が直接インスリン注射を打てないため、親が毎日学校に行かなきゃ行けないんだとか。
こういう子供の場合、寝ているうちに血糖値が下がってそのまま目を覚まさなくなる、という恐ろしい状況もありうるそうで、精神的な不安も抱えているようです。
それをポケットに入るサイズのコンピュータデバイスが解決してくれるかもしれないということで、個人的にはかなり期待したい技術ですね。
こういう技術はなかなか日本では認証されませんが、必要とする人が多いだけに実用化に向けて早めに検討して欲しいところですね。
iPS細胞を使ったすい臓の再生プロジェクトというのもあるようですが、まだ先は長いらしいとの話なので、まずはこの技術の実用化から進めるのがいいでしょうね。
それにしても医療分野にスマホが使われることもだんだん増えつつあります。当のAppleもiWatchとiPhoneの連携でヘルスモニターを実装しようとしてるみたいですし。健康を謳い文句にするスマホアクセサリーは今後も増えそうです。
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