カオス化したウォークインクローゼットからレガシーメディア大量発掘
机の引き出しがカオスなことになってるというねたを過去にやりましたが、実は我が家でもっともカオスな場所、それは・・・
ウォークインクローゼット
取り扱いに困った物品がめぐりめぐってたどり着く、そこは不用品にとって最後の楽園、それが我が家のウォークインクローゼット。
このブラックホールのように入り込んだら出ることのない亜空間にはMacintosh Plusをはじめ
シャープX1Fも眠っております。
モニターしか見えませんね。
実はMacintosh Plusでも久々に起動してみようかとシステムの入ったZipメディアを探そうとしただけなんですが。
さつき「お父さんっ!このうちやっぱり何かいるっ!!」
お父さん「そりゃーすごいぞ!ジャンク屋敷に住むのがお父さんの子供の時からの夢だったんだ!!」
と子供に叫ばれそうなほど、出るわ出るわレガシーメディアの数々。
まずはビデオ・CD関連。
VHSビデオにくわえ、今はほとんど見ることのない8cmCDが出てきました。
今はすっかり見ませんね、この細長いパッケージ。
今でもこのメディアが再生できるようにCDドライブには凹みがついておりますが、今は小さなデバイスについてくるCD-ROMでこの大きさのCDメディアを見るくらいです。
さあ、このタイトルを見てぴんっと来る人はどれだけいるんでしょうか?
名古屋栄のパルコ前にあった「アサヒドーカメラ」のCMソングです。わざわざこれを買うためにアサヒドーカメラに足を運んだという思い出がありますね。
このアサヒドーカメラ、いろいろ話題になりやすいCMが多くて好きだったんですが、極め付けがこの「イカナイカン」でした。
VHSなら案外いい作品を保有してます。
レガシーメディアと呼ぶには忍びないですが、CDも大量発掘。
引越しのときに梱包し、まだ出していないCDがこれだけありました。
さらに奥の箱に手を伸ばし、そこで川口隊長らが見たものは・・・
フロッピーディスクです。
なお、これのみCD-ROM。
Powerbook 5300用のMac OS 8です。
このバージョンから”Mac OS”という名前になっています。それまでは”System 7”だの”漢字Talk 7”だのとあまりOSぽくない名前で呼ばれておりました。
X1F用のゲームソフトでパッケージが残っているのはこの二つ。
ザナドゥと大戦略X1です。
これはX1Fに付属したBASIC起動ディスクのパッケージ。
中は案外きれいです。ただし、まだ使えるのかどうかは不明。
ところで5インチフロッピーのほとんどはこういう箱に入れて補完しております。
まだ未使用と思しき5インチフロッピーを発見。
ところでいまどきの若いもんは5インチフロッピーディスクなんて見たことないじゃろ?
しょうがない、おぢさんがどういうものか見せてやろうかの・・・
真ん中に穴が開いており、この穴の両側から挟みこんで中のディスクを回転させ、右側に開いた細い穴(両面)にヘッドを押し当てて磁気情報を読み込みます。
こんな感じにフィルム製のふにゃふにゃとしたメディアです。簡単に手で曲げられます。
今でもBD-Rなどでいえる話ですが、安いメーカー製フロッピーはすぐに読めなくなるため、私が最もひいきにしていたのはこのmaxell製フロッピーです。
3.5インチからはハードなプラスチックケースに収められたため、フロッピーディスクにやわらかいというイメージはなくなりました。
さらに奥地にはその3.5インチフロッピーの束を発見。
さらにその下にも。
さらにさらにそのほかの場所からも3.5インチフロッピーが大量出土。
98用、Windows用、Mac用が多数存在。
Windows 98の起動ディスクです。
しかし、どこを探してもこの起動ディスクのみ。
まさかWindows 98がディスク2枚なわけないですから、どこかにこれと連動したCD-ROMメディアがあったはずです。
多分これ98用ディスクです。大学の研究室内で発見されたウィルスに感染したディスクをなぜか残しておりました。
いまいち買った記憶がないんですが、こんなものまで発見。
Windows用Lotus 123。
といわれてぴんっと来る人もなかなかいなくなりましたが・・・要するに表計算ソフト、今で言うExcelのようなソフトです。
一見3.5インチフロッピーのような外観ですが、ふた回りほどでかいディスクです。
これ、Zipドライブ用メディアです。
要するに大容量の磁気ディスクとして出された規格で、1枚100MBと当時にしては大容量な交換可能メディアです。
MOやDVD-RAMの登場と共に一気に衰退していきましたが、わりと格安で扱いやすいバックアップメディアとして私は期待しておりました。
このメディアが何枚かあったはずなんですが、結局このPowerBook 5300バックアップに使った1枚が見つかったのみ。Mac Plus起動ディスクは見つかりませんでした。
高校~大学時代という多感な時期を過ごしたメディアも発掘。
カセットテープです。当時はウォークマンに入れて聞いてました。
まさに90年代前半のJ-POP全盛時代の音楽が並んでおります。懐かしいですねぇ。
今となっては入手不可能な曲もあるので、そろそろ電子化しないといけませんね。
本来のMac Plus起動計画はどこへやら。なつかしのレガシーメディア発掘を楽しんでしまいました。
というわけで、Mac Plus起動はまたいずれ。
« ぬいぐるみがリモコン!?のiOSゲームアプリ | トップページ | Googleが振り返る2013年 »
「パソコン系」カテゴリの記事
- 我が家の最近のガジェット事情(2025.01.11)
- 2024年まとめ記事(2024.12.31)
- 動画編集ソフト「Felmora(フィモーラ)」を購入(2024.12.11)
- ロジクール製小型静音Bluetoothマウスを購入(2024.11.18)
- 例のUSB電力計で会社PCの電力を測ってみた(2024.11.17)
凄いじゃないですか!宝の山ですね!
個人的には、ふにゃふにゃなフロッピーが「ツボ」でした(笑)。
会社で使っていたのは、これより大きなフロッピー(8インチ)だったなぁ、とか。
懐かしいですし、あの頃は良かったなぁ・・・と懐古的になれました。
ありがとうございます。
ではまた。
投稿: SUL | 2013年12月23日 (月) 16時57分
こんにちは、SULさん。
元々フロッピーという言葉は「ふにゃふにゃ」という意味らしいですが、そんな言葉通りのものだった最後のものがこの5インチフロッピーですね。これ以降はプラスチックのケースに覆われたものばかりです。
いろいろなメディアを扱ってきましたが、なぜかMOだけは買わなかったですね。大学では使ってたんですが、個人ではCD-RやDVD-RAMに行ってしまったため、ついにMOドライブには縁がありませんでした。わりと買う気満々だったんですけどね。
今やクラウドなご時世となり、メディアを使う機会が減りつつあります。強いて言うならSDメモリーカードくらいでしょうか?
投稿: arkouji | 2013年12月23日 (月) 22時30分