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2012年5月15日 (火)

インターネットとの付き合い方

なんだか漠然としたタイトルで申し訳ありません。たいして中身があるわけでもありません。

ここ最近は「虚構新聞」のある記事に対する論争がよく見受けられるのですが。

GIGAZINE:2012年5月15日のヘッドラインニュースを見ているだけでも3つほど出ております。

[NS] いい加減、虚構新聞はタイトルに虚構新聞だと明記しろ

【私的記事】虚構新聞を真に受けるネットリテラシーの低さ【ちゃんと嫁】|ロブスター速報@VIP

虚構新聞にアクセスすると通知してくれるuser.js - tyoro.exe

私はこれらの意見にどうというより、なにも虚構新聞だけががせねたをばら撒いている存在ではないということが言いたいですね。

虚構新聞っぽいサイトといえば、古くは大嘘新聞なんてのがあります。

いや、もっと言えばがせねたを書いているサイトなんてそれこそ山のようにあります

極端な例では、たとえばUFOの存在を信じたければそれこそUFOの存在を証明してくれる(様な書き方をしているサイト)は山のように出てきます。

一応、真実に基づいて書かれているものの、それとなくある思想に誘導するタイプの記事を書いてるサイトも山ほど存在します。これは嘘というより”偏向”ですが、嘘と同レベルの立ちの悪いものも存在します。

うそや偏向記事を並べ立てる行為は正しい行いではありませんが、ネット上にそういうものがあふれているのは紛れもない事実です。

かつてはテレビや新聞くらいしか世の中の動きがわからない時代がありました。

しかしインターネットの普及でテレビなどでは報道されない事実がたくさんあることが知られる時代になっています。

それは同時に真贋を見極めるのがユーザーにゆだねられる時代に突入したということに他なりません。

この”虚構新聞騒動”では、そういう視点での議論がほとんどありませんね。

えらそうに書いてますが、私自身も”第4世代のiPod touchは3G回線を搭載!”なんて記事を引用して喜んでますから、人のことは言えませんが。

インターネットで得られた情報は、必ず”検証”することが必要です。

今回騒動になっている元記事は、それこそYahooニュースでも調べればわかるレベルのものですよね。

ちょっとこの話題とはずれますが、世の中どんなものでもメリット・デメリットをもっているものです。

ところが世の中の意見というものはこのどちらかを強調して、自分の意見に誘導しようという意図にあふれたものが多く見うけられます。

原発問題、年金問題なんでもそうですが、世の中にメリット/デメリットどちらか一方しかないというものは絶対に存在しません

物事は表裏一体、どんなものでも大体同じくらいのメリット/デメリットをもっているものと考えるのがちょうどいいくらいなのかもしれません。私なんぞは最近そう思います。

インターネットというのはガセ情報にあふれていてとんでもないものだという論調はよくいわれることですが。

一方で、普段からネットを利用するものにとってはこんなに便利なものはないと思ってるだけに、インターネット不要論なんてとんでもない理屈に思えてきます。

あたりまえですが、ネット上には有用な情報もある一方で、ガセ情報もまぎれているわけですから、”あふれんばかりの情報”というのがインターネットの持つよい面であり、また悪い面でもあるわけです。

だからメリットを最大限に享受しつつデメリットを回避する努力が必要だと唱えることが、インターネットの良し悪しを語る以上に大事なことなんじゃないかと思えるわけです。

確実にいえることは、もはやネットなしの社会に逆戻りすることはありえないということです。

インターネットという”パンドラの箱”は開けられてしまったわけですから。

とまあ、なんとなく”虚構新聞騒動”を見てて感じたままを書いてみました。

つまらない文章ですいません。

平気でうそをつく人たち―虚偽と邪悪の心理学

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コメント

虚構新聞はたまに騙されることがありますが
今回のは分かりますよねー
バ○が増えたというか鵜呑みにする人が多いというか…
情報の裏付けも少し時間をかければ分かることが多いんですが…

ところで触れるとマズい話題かも知れませんがこの土日に某カードの書換が出来ると話題になりましたがどう思います?

嘘サイトといえば、やゆよ帝こと"やゆよ記念財団"のことも忘れちゃいけません。

で、あれこれ調べていて最近思うことは、
「書いてある内容が一言一句同じ=デドコロは一つ」の情報がかなりあるという事。
特に、質問に不特定多数の閲覧者が解答するサイトなどはその傾向が顕著ですね。

情報源、データベースとしてのネット活用を疑う余地はありませんが、本当に必要としているモノ・コトに関しては自分なりの検証をやるように心がけてます。

こんにちは、もみじさん。

虚構新聞に憤慨してる人はとてもじゃないけど4月1日が乗り越えられない気がしますが…実はエイプリルフールねたや虚構新聞なんて問題にならないほど紛らわしい嘘というものはネット上にたくさんあるわけですから、そういうものだと思って接しないといけないですね。

ところで某カード書き換えとは、2038年まで使えちゃうという技の方でしょうか?何となく本当っぽいですが、ちょっと試すにはいろいろやばいですよね。

こんにちは、せ。さん。

やゆよ記念財団は知りませんでした。早速ブクマしときました。

トンデモ本の世界当たりを読むとよくわかりますが、トンデモさんが引用する外部資料というのはたどっていくと一つの本にたどり着いちゃったりするようです。コンノケンなんとかさんややおいなんとかさんはお互いを参照しあってるとかどうとか。

私個人としては、アポロの月着陸はなかったという嘘を垂れ流した一部マスゴミの方がよっぽどたちが悪いと思ってます。未だに訂正してないですし。

ネットに限らず、情報というのはちゃんと検証したうえで取り入れないといけませんよね、って噂大好きな私がいうのも何ですが。

英国BBCのエイプリルフールネタも、真に受ける人が多いことで知られていますが、未だ愛されながら懲りずに続けているみたいです。
一方日本のクオリティペーパーを自称する新聞社は、誤報を垂れ流しても訂正しません。
今でこそ、AT車の急発進はヒューマンエラーが原因と知られていますが、かつて朝日新聞が欠陥車として大キャンペーンを張り、自動車メーカーを根拠もなく糾弾したことに対し、未だ謝罪はおろか、検証すら行なっていないことは、本当に腹立たしく感じています(アメリカさんもひどかったですが、きちんと検証してトヨタ側の無罪を証明したところは、さすがだと思いました)。
先日も野田総理が中国で発したステートメントに関して、無用に中国を刺激して外務省を慌てさせたなどという荒唐無稽な大誤報(当然総理の原稿は事前了承済)を書いておきながら訂正もしないし、同日の別記事では日本の外交は及び腰と書く二枚舌ぶり。そりゃ新聞(特に朝日)なぞ読まなくなりますわ。
情報は民主主義を守る最大の武器であることは、歴史が証明しています。私も逆戻りは絶対にあり得ないと考えています。

こんにちは、passoさん。

マスゴミの誤報っぷりは正直虚構新聞以上じゃないかと思います。なにせ表向きは”正しい”報道ですから。

一方通行の情報だけで真実が埋もれてしまうという状況は、皮肉にもネットの存在によって回避されつつありますね。

要はネットにも現実にも間違った情報(それも意図的に)が出ていることが多いという認識を持つことが大事だということです。検証するという癖をつけることが今の時代は必要だと思います。

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