2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『香乱記』宮城谷昌光 秦朝没落漢勃興物語

中国モノ第三弾。三国志関連から清代と来て、今度はもっと遡ります。古代中国小説の王者、宮城谷さんの書。香乱記〈1〉 (新潮文庫)作者: 宮城谷昌光出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2006/03/28メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (3…

浅田次郎二点『蒼穹の昴』『珍妃の井戸』清朝没落絵巻

浅田次郎は新田次郎ではない。字面で間違えそうになるが、ぜんぜん違う。つーか間違えそうになるわたくしがおかしい。蒼穹の昴(1) (講談社文庫)作者: 浅田次郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2004/10/15メディア: 文庫購入: 9人 クリック: 209回この商品を…

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今日は溜まってた本の書評書いた。中国モノまとめて。 これ以外に、熊谷達也も読んだ。彼の本、5冊くらいね。蝦夷ネタで面白かったよ。 正直、一日に二冊ぐらい読んじゃったりすることもあるので本が足りん。かといって現代風の小説とか、つまり文章がすかす…

今週は寒くて死んだ

寒い。 今週は雪とか降っていたし。 しかし、ここ数年、降り積もる雪を見ていなかった私はガンガンに降り始めたとき大いに期待した。しかし午後には霙となり、雪は焼菓子の上の白砂糖のごとき痕跡を残して、消えてしまった。まことに残念也。どうも北の大地…

ローマの大学で教皇が嫌われた件について

昨日の続きね。http://d.hatena.ne.jp/antonian/20080119/1200727578どうも、その後、イタリア事情に詳しい友人に聞いたら、この光景も微妙に違って見える。イタリアというのは政教分離を謳いながら、その実全然そうでもない。 国公立大学に何故教皇が来るの…

今更ガリレオ裁判・教皇が反科学と猛反発されているらしい

eireneさんとこ経由で知った本日の教皇ベネディクト16世 ○A Prisoner in the Cave http://d.hatena.ne.jp/eirene/20080119 ■[思想]ベネディクト16世 vs ローマ大学の物理学者たち以下がその記事 [ローマ大学サピエンツァ校でローマ教皇ベネディクト16世が講…

・・というより、三国志とか。

某所で三国志のネタが出ていたので、なんとなく読みたくなって家にあった父の蔵書の陳舜臣の『曹操』『諸葛孔明』を読んだ。曹操〈上〉―魏の曹一族 (中公文庫)作者: 陳舜臣出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2001/03/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック…

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寒い。超ムカつく。ところで、目医者に行く為にパソをやめとりました。 しばらく落ちてましたが、まぁ元気に棲息はしておりましたです。 実は眼鏡の弦が壊れてレンズがなんとおトイレの中に落ちて流れていってしまったのです。しくしくしく。眼鏡を作り直す…

『石の葬式』パノス・カルネジス ユリシーズの国の哀しき風景

ギリシャ人ってなんか可哀想である。西欧の文化の礎を築いた偉大なるギリシャ人の末裔でありながら2千年以上も他民族に支配されてきた民族だ。といってもまぁ東ローマ帝国の公用語はギリシャ語だし、ほとんどギリシャ人の国状態でもあったか。その後はオス…

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家にいると、両親が見ているテレビを漫然と見ることになるのだが、今年の大河ドラマは変だね。朝の連続テレビ小説かと思ったよ。 あと「なんだよ。薩摩の話かよ・・・・けっ!」てな気持ちになるのは島暮らしの性だな。いかんいかん。

ザボンが家にある

ザボンってでかいね。惚れ惚れとするぐらいでかいんだけど。 生っている所が見たいです。あんな重さのものがたわわになっている樹って尋常じゃなさそうだ。 調べたら文旦のことだった。ボンタンアメの材料だね。

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久しぶりの東京というか横浜である。 寒い。出てくるときは半袖だったのに。。。。 それでもこれで「暖かい」という。うへぇ。 そういや、暮、島に向かう前は寒かったもんなぁ・・・。ところで帰ってきたら年賀状が届いていた。 実は年賀状のことをすっかり…

島は小さい

よく、島とか田舎に移住してその小さいコミュニティに馴染まず挫折したなどという話を聞くが、わたくしの場合はそれによってたすけられる場合が多い。 今日は島のAコープに買い物がてら金を受け取りに行ったのだが、実はそのお金は年末、わたしが買い物した…

公現 エピファニー

今日は公現である。 東方三博士がイエスんトコきた日だ。なので今日までクリスマス飾りをしていたりするんだけど、我が家は一昨日片づけました。男手がないと辛いから妹の旦那が帰る前に片づけたかったのですよ。ツリーでか過ぎだがね。 箱詰めしたはいいが…

『白い果実』ジェフリー・フォード 本格的幻想小説

年明けの読書はこれだ↓白い果実作者: ジェフリーフォード,Jeffrey Ford,山尾悠子,金原瑞人,谷垣暁美出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2004/08/01メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 94回この商品を含むブログ (43件) を見る久しぶりの本格的幻想小説だ…

『ツバルー地球温暖化に沈む国』 神保哲生 ちっこい島の危機

隣の旦那、ひでさんの書斎はトイレである。三人の男の子を抱える家ではトイレが聖域なのである。ひでさんちの大人トイレの書棚は充実していて興味深い本が並んでいる。昨日お隣に誘われ、おトイレをお借りした時にこの本を発見してお借りした。ちっこい島に…

我が家の正月の一日

にしても寒いなぁ14度からあがらん。といっても本土は一桁の温度とか当たり前なようなのである。しかし島住宅は外気とたいして変わらない部屋なので寒いんですよ。へたすると外のほうが暖かかったりする時あるから。なもんでついにストーブ出すかと見たら、…

我が家に正月来たる

妹夫婦がこれから来る。 義弟の熱は下がったらしい。これから迎えるのであるよ。

島正月の危機

上記の通り、島の元旦は暴風。台風並の風が海上を吹きすさぶ。アイルランドならバンジーが泣いているとかいいそうな様子。そんな季節アイリッシュな我が島の正月は静かである。皆、家に閉じこもって出て来ない。「昔は年始参りとか出みんなぞろぞろと出歩い…

島元旦の犬散歩

島の朝は寒い。気温がというよりすごい暴風である。 初日の出???なにそれ????というくらい暴風であります。 でも犬散歩しに浜にいった。なにか海の送りもんを初拾い出来るかと思ったけど、荒れ狂う海と吹きすさぶ風で、それどころではなかった。凶悪…

島元旦

明けましておめでとうございます。 これから寝ます。 これ↓置いときますね。 南米キッチュ風べね16 レタッチ済。