あままこのブログ

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最近お気に入りのにじさんじバーチャルYouTuber5選

皆さん、バーチャルYouTuber見ていますかー。
正直最近は起きている時間ほとんどバーチャルYouTuberの配信を観ているあままこです。いや、寝てるときも寝てるときで、誰かの配信つけっぱなしにして寝ていることが多いので、実質24時間バーチャルYouTuber漬けだったりします。
というわけで、今回の記事では自分が色々なバーチャルYouTuberを見る中で、特に読者に勧めたいバーチャルYouTuberを10人紹介します。まあ、別にそんなにバーチャルYouTuberに詳しいわけでもないんで、少し詳しい人なら「こんなのとっくに知ってるよ」という人ばっかだと思いますが。
なお、僕が見ているのはにじさんじが中心で、個人勢や他グループについては殆ど追っかけられていないのが現状です。なので、もし読者の中で、「そのバーチャルYouTuber好きなら、この子もおすすめだよ」と、コメントやブコメで紹介してくれると、大変うれしいです。
というわけで、早速紹介していきましょう。

1.月ノ美兎(委員長)

いきなりドメジャーなバーチャルYouTuberの紹介になってしまいますが、しかしよく考えると、委員長のようなキャラクターがドメジャーになるバーチャルYouTuber界隈ってなんなんでしょう。
委員長の良さと言ったらやっぱりなんといってもその趣味の良さと話術の巧みさ。サブカルっぽい女子はインターネットに大勢いるし、話術が巧みなバーチャルYouTuberも大勢居ますが、その2つが並立してるのがやっぱ良いんですよ。もしこれがサブカルっぽさだけだったら一部のコア層にしか響かなかったわけですから。
これは憶測ですが、委員長をきっかけにしてサブカルにはまっていく若者も多いハズで、ヴィレバンとかLOFTとかは、委員長に頭向けて眠れないんじゃないでしょうか。
あと、これはあまり言われていない気がするんですが、委員長ってバランス意識がホントすごいですよね。サブカル趣味って、ほんと一歩間違うと露悪的だったり危ない方向に走っていっちゃいがちで、特にインターネットで配信なんかしてれば、過激なリスナーの毒にあたって爆弾を踏んじゃう危険なんて山程あると思うんですが、委員長はうまーくバランスをとって、そういう爆弾を踏まないようにしている気がします。これができるサブカル好きって、本当に少ないんですよ……(ここまでうまいのは、あとは上坂すみれぐらいかなぁ)。
おすすめ動画は、なんと言っても雑談配信。最近の「悟空のきもち」へ行ってきたレポは、まさしくそのバランス感覚が遺憾なく発揮されています。
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「名探偵エヴァンゲリオン」の実況配信は、委員長のサブカルツッコミ芸が炸裂しています。シン・エヴァ公開に合わせて実況の続きする予定だったのができなくなってホント残念……
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最近行った名取さなとの雑談配信は、そうそう、これが「インターネット」だなぁという圧巻のスイングでしたね。
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あと、近日発売されるファーストアルバムの作家陣も、まさしく「これぞサブカル」というラインナップなので、早く聴きたいなぁと思うことしかりです。
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2.文野環(野良猫)


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そんな委員長が「こいつはやべー」と語るのが文野環、あるいは野良猫。その凄さは以下のようなネット記事にもなるほど
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ただ、色々な奇行が話題になりがちな野良猫ですが、実際に配信を聞いてみるとほんと猫みたいな気ままさで、かわいいんですよねぇ。たとえどんな無茶苦茶なことをやっても、この子に「悪意」というものは一欠片もないことが分かるわけで……(だからこそたちが悪いとも言えるが)
あと、実は結構気が小さくて人見知りなのも萌えポイント。よく知らない人とのコラボに行くとほんと借りた猫みたいになっちゃうんですよ。その様子を知ってるから、いきなり変なコラボとかやるときも、「野良猫実は心臓バクバクなんだろうな」と思えて、許せちゃう。
そんな野良猫ですが、ただやっぱり最初はでろーん(樋口楓)やフミさま、また最近は周央サンゴなど、気の知れた友達(という名のストッパー)がいる配信がおすすめです。
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で、そこらへんで野良猫に慣れたら、野良猫の雑談配信とかで、存分に野良猫分を補充しましょう。
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3.周央サンゴ(ンゴちゃん)

で、そんな野良猫のことをとても大好きなのが、周央サンゴ、通称ンゴちゃんです。
一年前ぐらいにデビューした子で、にじさんじの女の子たちでは一番後輩に属するんですが、最近赤丸急上昇中な子です。
個人的には、これからのにじさんじを代表するバーチャルYoutuberになれるんじゃないかなぁと思うぐらい、この子にはポテンシャルを感じています。
彼女の魅力は、「口から生まれたんじゃないか」というぐらいのノンストップトークと、自分の好きなもの(サンリオ、TRPG、ミュージカル)への愛。委員長が、自分の好きなものをうまーく説明してすっと興味をもたせるのに対し、ンゴちゃんはとにかくその好きなものの魅力を早口でまくし立てて、視聴者に「そこまで言うなら興味を持つか」と思わせるんですね。
ンゴちゃんが最近流行り始めたのは、それこそテトリス配信での圧倒的一人芝居
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だったり、あるいはポケモン配信でのインターネット悪意の表現の上手さ
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だったりだと思います。ただ一方で、定期配信ではリスナーの悩みに対して、笑いを交えながらも真剣に答えていたりして、
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こういう真面目なところも、好きになっちゃうところだったりします。

4. 森中花咲(かざちゃん)

好きになっちゃうバーチャルYouTuberといえば、僕にとっては、かざちゃんと、次に紹介するひまちゃんです。

なんかこう、今までの女の子がまさしく「バーチャルだなぁ」と感じさせるのに対して、かざちゃんはほんと「今を生きている女の子だなぁ」という感じがするのです。
僕がこの子を知ったのは、既に引退してしまった御伽原江良と一緒に組んでいたユニット、petit fleursからなのですが、なんかこう、雑談配信とか
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でほんとリスナーに友達感覚で接してくれているように見えて、聞いている側としては、学生時代の女友達との会話という、存在しない記憶が呼び起こされてしまうのです。
ちょっとヘラりがちなところはありますが、でもそういう女の子、みんな好きでしょ?

5. 本間ひまわり(ひまちゃん)

一方でいつもにこにこしていて、見ているこっちが明るくなってしまう女の子が、ひまちゃんです。
僕は、確かに好みとしては多少陰キャチックだったりヘラってたりする女の子が好きになりがちなんですが、しかしひまちゃんは例外。「明るく元気な女の子」って、全てのマイナー萌え属性を無視してアピールしてくる萌え属性なわけですから。
そしてひまちゃんは何よりホントバイタリティ溢れてるんですね。委員長とかを読んでサイレントマジョリティを歌ったり
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ローション相撲をしたり
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3Dアニメを制作したり
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彼女を追いかけていれば、とりあえず面白いことにめぐりあえることは間違いない、そんな存在だと思います。

最後に、バーチャルYouTuberの魅力とは

以上、僕が最近お気に入りのにじさんじバーチャルYouTuber5選でした。
最後に、バーチャルYouTuberの魅力とはなにかということを、僕なりに考えてみたいと思います。
色々バーチャルYouTuberの配信を見て思うことは、まさしくここにこそ、僕がインターネットで見たかった「人間」がいる、ということなんですね。
昔は、ブログとかでもこういうのは得られたと思うんですよ。ブログに連載される記事を通じて書き手の人となりを知り、人間的魅力に魅了されて次の更新を待つ、そんなブロガーが大勢いました。
しかしいつしかそうやって文章で「私」を開示することは炎上リスクを持つものとなってしまい、多くの書き手は増田みたいな匿名の媒体に逃げ込むか、そうでなくても「私」自身をあんまりインターネットに露出することがなくなっていったのです。
しかしそんな中で、バーチャルYouTuberは、「私」というものをインターネットに露出してくれる。僕は、そこで表現される「人間」が大好きなんですね。
と、こう書くと「じゃあ生身のYouTuberでいいじゃん。バーチャルの意味って?」と思われるかもしれません。しかし、生身だと逆に「人間」が見えなくなってしまうんですね。それこそ日常において生身で接する人間に、自分の隠している趣味の話とかできないように、生身でインターネットに露出すると、防御反応として、自分の内面は明かさないようにしてしまうんです。結果よくある量産型YouTuberみたいに、大げさな演技をするけど、心がそこにこめられたてないことは明白になってしまうわけです。
しかしバーチャルYouTuberは、そこで「絵」という防壁を設けることで、逆に内面を吐露しやすくしているわけです。もちろんそこに、演技がないとは言いません。ただ、その演技も、より本気の演技になり、まさしく良質な演劇のように、「虚構によって示される真実」が、たち現れるのです。
僕がバーチャルYouTuberを見るのは、まさしくそんな「人間」のきらめきなのだと、思うのです。