AKITOの思考ノート

あきとの備忘録

板チョコレートは一日一枚

【成長目指してサバイバルへ】元公務員が語る年功序列 VS 成果主義の本音と決断

こんにちは、あきとです。

はじめに

ぼくは今年で国家公務員を退職します。24歳の若年リタイアです。

職場の人間関係や労働時間に辟易したわけではありません。自分が描くキャリアパスの実現に向けたポジティブな転職です。

今回は、退職理由の一つである「年功序列と成果主義」を深堀します。機械的な昇進より自発的な昇進が好ましいのです。ゲームと同じですね。

転職活動の詳細は以下の記事でまとめました!

年功序列への違和感

正義は年数

年功序列の世界は勤続年数が正義です。

公務員には、その自治体や省庁の事情に精通した人材を育成する方針があります。だから、場当たり的なスキルや成果よりも、その組織で多くの部署を経験し、それを糧に昇進を重ねてきた人材に多くの給料を渡してあげたい。そういうコンセンサスがあるのです。うん、たぶん。

単なる知識やスキルでは不十分だ、組織の性質を熟知できる程度の経験も不可欠だと、そう考えているのでしょうね。

公務員の評価軸

公務員の人材育成は長期目線です。すなわち公務員の給与体系は長期勤務を前提にしています。

では長期勤務の中で公務員に求められる中核的な能力は何か。

それは着実な事務処理能力です。

日々の同じ作業をマニュアル通りにミスなく処理する能力です。

ここには試行錯誤も創意工夫もありません。というか必要ありません。WhatもHowも決められているからです。

つまり公務員の世界の評価軸は主に2つ。長期勤務と事務処理です。

企画部署等は提案力や創造力を発揮できるかもしれません。原則あれば例外ありですな。

ミスマッチ

内定時は年功序列の平穏な環境に骨を埋める覚悟をしていたぼく。

しかしその覚悟は勤続後半年で瓦解します。

仕事にミスマッチを感じはじめたからです。

たとえば、

  • 日々変化しない事務内容
  • 黙々と作業するだけの執務室
  • 給料の旨みは30年後...(華の20~30代は...)
  • 切磋琢磨が見られない組織風土

変化や刺激がない環境...。定型的な書類作業...。チャレンジやトライ&エラーがなき日常...。

張り合いがなければ、モチベも湧かない。自分の心が砂漠並みに干乾びる日々に疑問を覚えるのも無理ないかなと思いますな。

別にぼくは年功序列を否定していません。経験の蓄積が業績の向上をもたらす業界はたくさんありますからね。政治家や技術職が典型ですね。公務員も例外ではありません。組織の慣習を知らず、場当たり的な改革しか興味がないビジネス畑の人が上司になれば、組織を支える基盤(不文律等)が短期間で瓦解し、安定的な公共サービスの提供に支障をきたすおそれがありますからね。論点は「相性」です。「ぼく」にはミスマッチだというだけです。

成果主義の魅力

実力勝負で相互成長

ぼくは成果主義を単なる熾烈な競争社会と同視したくありません。殺伐とした環境は逆に精神を疲弊させるからです。

それよりも、互いが仲間として成長できる環境が望ましいですな。

  • 蹴落とすではなく高めあう
  • 単独プレーではなく協調プレー

サッカー部でレギュラーを争うライバル同士。悟空とクリリンの関係。この辺りがいい例ですね。

人間ですから、多少の妬みは仕方ない。同時に、互いの成長や成功の喜びを分かち合える関係。いいですね、こういうの。理想です。

成果主義とモチベーション

成果主義はぼくのモチベーションの源泉です。

良い結果は、更なる成長への意欲を刺激します。一方で停滞は、自分を見直す契機になります。

この数値とモチベーションの循環が、継続的な成長(モチベーション)を支える原動力になるのです。

一方で年功序列は、直線的な昇給システムなので、成果や結果は特に意味をもちません。自分任せではなく時間任せ。成果主義とは180度世界が異なる給与システムなのです。

ぼくと成果主義

プロセスの数値化

「努力」という抽象的なプロセスが、「数値」という具体的な結果に変換される。得点や収入などの「数値」は、ぼくの生気を奮い立たせてくれます。

漠然と生きるだけでは人生に張り合いが生まれません。

学業でもスポーツでも、仕事でも趣味でも、その醍醐味は、日々の積み重ねが具体的な「成果物」に変換される過程にあると考えています。このブログからは、日夜の執筆の積み重ねが、記事という作品に仕上がるプロセスに達成感を覚えています。ツムツムでは、毎日の数プレイが着実にコインを増加させる過程が

学業経験

たとえば高校時代には、定期テストの度に各科目の上位者一覧表が掲示板に張り出され、自分やライバルの成績が学校中に詳らかにされました。

ホントに、張り出される瞬間の緊張感は格別です。「勝ちたい」、「負けたくない」、「次は絶対に抜かしてやる」。いいですね、競争が生むこの刺激。癖になります。

TOEICのスコア制度も非常にありがたい。前回の自分を超えたい、目標数値(850)を達成したい。具体的なスコア目標があるから、学習にも精が出るわけです。

逆にいえば、スコアで評価されず、たとえば成績に基づくAIのフィードバックがあるだけだと、ぼくのモチベは確実にあがりませんでしたね。

今後のキャリア

転職先

ぼくは「切磋琢磨」と「相互成長」が両立できる組織に魅力を感じています。

たとえば、ぼくの転職先の給与体系は外資スタイルです。賞与はなしで年棒制。昇格もあるし降格もある。

しかし同時に、社員同士の勉強会や、マネージャーとの週一の面談など、相互の成長やスキルアップを図る機会も盛りだくさん。おまけにベンチャーで人数も少なく人間関係も深められる。

成長への加速装置に恵まれた組織風土なのです。

20代のキャリア

現時点で人生を通じた具体的なキャリアプランはありません。だから逆に、今は好きなだけ動ける。責任はすべて自分が背負えばいいから気楽なものですね。

ひとまず20代は、仕事に全振りする修業期間にするつもりです。

大学四年時はLifework Balanceを念頭に就職先を探していました。

しかし今は違う。

仕事と生活を切り離さず、相互に刺激と成長の循環を確保できるライフスタイルを構築したいと考えています。いわゆるLifework Synergyですな。

だから20代は成長期。加速度的にビジネス能力を習得/発揮していきたいです。

まとめ

一時は平穏型の年功序列を好み、一時は挑戦型の成果主義を好む。

人の意思は生々流転します。うん、あたりまえ。あたりまえ体操。懐かしい。

ぼくの趣向も変化しました。だから、その変化に連動して自分自身も動きました。そして成果主義型のベンチャー企業に移る覚悟を固めました。

読者の中にはぼくと似た境遇の方もいるかもです。思い立ったが吉日だ!...のような無責任なことは言いません。ただ、仮に10年後に今を振り返るときに、「動かない」ことを選んだ自分を後悔する決断はしない方がいいと思います。

まあ、あの、慎重にってやつです。最後は日本人らしくあやふやな結論で締めておきます。

【国家公務員⇒ベンチャー転職】目指せDXコンサル:転職活動の全記録と志望動機の紹介

こんにちは、あきとです。

はじめに

前回の記事では、ぼくが公務員を目指した動機や、当時の仕事内容を簡潔に紹介。加えて、公務員を退職する決意を固めた理由や、転職に至る契機と葛藤にもサラリと言及しました。

今回は、ぼくが転職時に掲げていた志望動機を子細に振り返ります。

同時に、転職活動のタイムスケジュールも共有。エージェントに登録した時期や、登録から書類選考に要した時間、書類選考から面接に至る過程などを、それぞれ時系列で列挙するつもりです。

文字数めちゃんこ増えそうですが、まあ、メリハリ付けて頑張ります。はい。

転職動機(職種)

現職に対する不満を口先だけで訴えるのは誰にでもできます、しかしぼくは、それを行動に起こしたい、そう考え転職活動をスタートさせました。

志望職種はコンサル、中でもDXコンサル。以下ではその根拠をめちゃんこくわしく説明していきます。

デジタル支援

データやテクノロジを活用し、クライアントのDXを支援できる立場で仕事がしたいと考えていました。それも、指示されたシステムの開発や納入で完結する仕事ではない。DXを阻む障害を特定し、その根本原因の解決策を検証や議論で創造する。「直線型」ではなく「循環型」の仕事がしたいと考えていました。

この背景には、現職で抱いた無力感があります。

現職はアナログベースの業務が過半を占めます。

お役所は時代の変化に応じて自組織の業務プロセスを変革するスピードが民間と比べてあまり早くありません。

しかしぼくができることは偉そうな分析だけ。「DXを導くスキルはあるのか?」と問われても、イエスとは言えない。自分にはDXの能力も立場もない点に無力感を感じていたのです。

...もちろん、ド文系の公務員ですから、相当にチャレンジングな決意になります。

ビジネス戦闘力

二つ目は、多様な業種で普遍的に活躍できるビジネス戦闘力(専門力や適応力)を獲得したいと考えたからです。これは、ぼくが描くキャリアプランに基づく転職動機です。

そのキャリアプランとは何か。ずばり、

  • 自分の市場価値を高め、転職市場を自由に闊歩する
  • 仕事人生を1社や2社の経験で終わらせない豊かなワークスタイルを構築する。

これがプランです。キャリアという大地を自由に旅する探検家になりたいのです。

すれば必然的に自分の戦闘力を高めなければならない。この点コンサルは最右翼です。

  • リサーチ、データ分析、スライドライティング、プレゼン、ディスカッション、ロジカルシンキング、仮説思考、論点思考

カタカナ多くて鬱陶しいので最後に漢字を入れてみた。

調査もヒアリングも割と地味。データ分析も地道な作業。しかしどれもビジネススキルの中核です。飛躍のための助走です。泥臭い実務家として大成する気概は誰にも負けませんぞ。

転職動機(企業)

転職先の検討時は以下の4つを軸に企業研究を行いました。

ベンチャー

ベンチャー企業、中でも設立5年以上10年以下の会社をターゲットにしました。

サバイバル&高負荷の世界でビジネスの中核的スキル(根性や人間性を含む)を磨きたいと考えたからです。転職動機の2つ目と重複しますね。

もちろん財務諸表を確認して経営の健全性も考慮しましたぜ。

研修制度

加えて、研修制度にも着目。

中途の未経験を野放しにしない組織風土の存在も重要視しました。

ぼくは元公務員です。真のサバイバルは実力的に畑違いの世界ですからね。

具体的/実践的

企業のMISSIONも重視。

「人とともに」「お客様の笑顔と幸せ」。

このような、宗教的かつ抽象的なMISSIONは、あまり好きではありません。

自社が社会に還元できる価値が具体的である。その価値を実現するプロセスも実践的である。具体性があるMISSIONを掲げ、その達成に向け着実に推進できるビジネスを有する企業を探索しました。

成果主義

新しい職場には、個人の成果を軸に評価される環境を求めていました。

ぼくは性格上、数字で成果が出ると、それに比例してモチベーションが肥大化するタイプの人間。年数連動型ではなく実績連動型がいい。上司依存的ではなく個人依存的な評価システムがいいのです。

一方で、成果が独り歩きして、社内が殺伐とする環境は好ましくない。社員同士が仲間として切磋琢磨できる組織風土が好ましいです。

「外資的な風土」と「日本的な相互扶助」。

これらが両立した企業。それがぼくの理想です。

転職活動(時期や流れ)

開始:転職サイト登録ー7月~8月

転職活動は今年(2024)の8月下旬にはじめました。ビズリーチに登録したり、オープンワークを周回したりしましたが、結局プロのエージェントに頼ることを決意。

まずは適当にエージェントを検索。3社に登録して各社の担当者と30分近く面談をします。担当者選びは苦労しますが、ぼくは、主に3つを軸に自分に相性がいい人にお願いすることにしました。軸は順に、

  1. 専門性(志望職種の知識や経験)
  2. 会話力(信頼関係を築けるか)
  3. 面接/書類選考対策の充実度(まあ当然)

です。

応募先企業はDXコンサルがメインです。他にも関連企業を何社か応募しました。

もちろん、SPIや玉手箱の学習も進めました。「これが本当のSPIだ!」的な本を合計5周くらいしただけです。

挫折:書類選考準備~選考結果ー8月下旬~9月中旬

書類選考で応募企業の9.5割が消滅。

多分原因は志望動機です。ぼくのエージェントは担当者が志望動機を作るシステムでした。しかし出来栄えがあまりよろしくない。動機が抽象的で薄すぎるのです。

ぼくは、他責思考は好きではありません。ただ冷静に分析すると、最大の敗因は「志望動機」だと特定せざるをえませんでした。

ちなみに通過企業の面接は自主辞退しました。エージェントから応募を教唆された企業だからあまり思い入れもありません。単なるミスマッチです。

再起:ゼロから再構築ー9月下旬

一度は公務員で生き抜く覚悟を固めたのは事実。しかし諦めきれずに転職活動を再開します。今度はサバイバルで挑戦です。

能力や職務経歴、志望動機は、ゼロベースで作り直し。

企業のHPやネット記事、代表取締役のインタビュー動画、社員コメントなど、使える情報源はフル活用します。志望先企業を調べつくして、唯一無二の志望動機を作りあげました。

挑戦:捨て身のアタックー9月下旬~10月

そして、先の応募で落ちた企業に自主的にリベンジ。

結果はホントにあっさり。気持ちいほどストレート。

まず1日で書類選考を通過し、2回にわたる現役コンサル&CFOとの面接をクリア。最終的に本社ビルで直々にオファーをいただき、翌日受諾する運びとなりました。

繰り返しますが、ぼくは他責思考はしたくありません。人に責を求めても何も解決しないからです。

しかし、結果は明々白々。

自力で挑んだ選考は順調に進み⇔担当と歩んだ選考は見るも無残にほぼ全滅。「え、エージェントいる?」と訝しむのも無理はない...ぼくの担当ガチャが外れただけかもしれません。

余談

ぼくは9月の途中にU.S.旅行に出かけました。転職活動のど真ん中です。

akito-library.hatenablog.com

しかし転職活動は無事に幕引き。過度に気負わずに緩急を意識したスケジュールが大切ですね。

たとえば、

  • 旅行中は食事や観光に全振り
  • 空港の待ち時間はパソコン開いて転職活動(のつもりがツムツムしてました)
  • 飛行機内も転職活動(のつもりがハリポタ見てました。グリフィンドール。)

無理に詰め込んでも早番脳が破産します。オーバーヒートします。

遊びは遊び。勉強は勉強。面接は面接。ツムツムはガストン。切り分けが大切ですね。

まとめ

今の自分の姿を見て一番驚くのは、二年前に公務員の内定を獲得した自分だと思います。当時は部屋で一人舞を躍らせていただきました。

  • 失業しないという究極の失業保険
  • 勤めるだけで年数が上がる自動昇給システム
  • 1000万円は期待できる退職金

そりゃ拳を天に突き上げて雄たけびをあげたくなります。

しかし、働くことの意味は、社会人としてフルで働かないとわかりません。自分が仕事に抱く価値や、人生における仕事の位置づけは、人により千差万別ですからね。

今後もぼくは転職を重ねる気がします。生々流転するダイナミックな人生を夢見ているからです。はい。目指せ風来坊です。

【国家公務員⇒ベンチャー転職】キャリアの岐路:24歳で国家公務員を辞めた理由と葛藤

こんにちは、あきとです。

はじめに

先月、24歳にして、早くも退職願を提出いたしました。

勤務期間は約2年半。安定と信用の象徴である国家公務員の超早期退職です。

その背後には若さ特有の悩みや葛藤がありました。まあ、めちゃんこ悩みましたよ。

今回はこの葛藤に触れながら、現職の志望理由/仕事内容や転職を考えた契機を深掘りしていきます。

志望理由と仕事内容(公務員)

志望理由

公務員を選んだ理由は、「立場」と「当事者意識」、「肩書」の3つです。3つ目の「肩書」は定番ですね。今回は省きます。

まず、立場。国の歯車を支え、広い視野をもてる仕事がしたいと考えました。

少しばかし抽象的ですね。言いかえると、特定の事業の利益を目指す仕事よりも、その利益を生み出せる土壌を整えたい、そういう思いがありました。

2つ目の当事者意識は、そのままの意味です。

組織内だけで完結する抽象的な仕事はあまり好みではありません。言いかえると、ただ任され、ただ処理するだけ。その成果が現実世界で生きる様を具体的に想像できない仕事。掴みどころがない仕事です。

そうではなく、広い視野をもちながら、同時に国民に近い実践的な仕事に従事できる職種を目指しました。有体な表現をすれば、「ダイレクトに役立ちたい」ということ。

身バレが怖いので詳しい職種には言及しません。ただ、少なくとも中央省庁ではないですぞ。

仕事内容

仕事内容は、こりゃもう四字熟語。

「事務処理」です。

  • 郵便開封
  • 郵便発送
  • 窓口対応
  • 連絡調整
  • 書類作成
  • 数値入力

など。

ぼくの上司も似た感じ。仕事が少なく周囲よりも暇そうでした...。

正直申し上げて、「大卒」&「公務員試験合格者」が処理するレベルなのかと、そう感じてしまう仕事が多いです。現場経験者のリアルな分析です。

たとえば、ぼくの職場には、高卒で非正規の人が臨時で働いていました。しかし彼女は、勤続10年のベテランを上回るレベルで、担当事務を短時間で正確に処理していました。これが現実。

公務員は「やればできるし誰でもできる」のかもしれません...。

転職契機

キャリアプラン

上司の姿を見れば、自分の将来の姿を容易に想像できます。30年、40年、50年後の姿です。

しかしぼくは、50年を同じ組織で過ごせば多分途中で飽きる。むしろ、自分のスキルを武器に、自在に転職市場を渡り歩ける経験豊かな人生を送りたい、と考えました。

公務員では達成が難しいキャリアプランです。

当事者意識

今の仕事では、ぼくが仕事に求める要素の一つである当事者意識を感じられませんでした。

当事者意識とは、仕事のゴールを、「動作」ではなく「(価値)創造」におくことだと理解しています。ハンコを「押す」、書類を「作る」がゴールではない。チームで「検討」したり、未知の課題に対して解決策を「創造」することが目的の仕事です。

今の職種は公務員の中でも当事者に接する場面が比較的多い。しかし根本はやはりお役所仕事。相手に価値を還元する実感が得られず、「国民のため」というお決まりのキャッチフレーズで誤魔化す日々が続いていたのです。

成果主義

努力が数値化され、それをバネに高みを目指す。

ぼくは自分の業績が数字で定量的に評価される現場で成長したいと考えていました。

この点、公務員は真逆。成果に対する評価より、失点に対する評価が主です。これもぼくの経験談。

たとえば、仮に「95点」を獲得しても、評価の軸足は損失の「5点」の部分におかれてしまう。結果的に仕事に対して保守的な姿勢にならざるを得ません。

アグレッシブに動いて成果を着実に積み上げたい。そのためには転職以外の選択肢はありませんでした。

ぼくの成果主義に対する私見は以下の記事で深堀してあります。

ー準備中

ただし過度な成果主義は考え物。経営層から末端まで腐敗して不正の温床と化します。エンロンの不正会計事件が象徴ですね。

性格

旅行の記事でも書いた通り、ぼくは風来坊な性格。

組織やルールにがんじがらめにされる人生より、自分の意思や責任で世界を開拓できる人生を送りたいと、常日頃から考えていました。

しかし公務員は、これが難しい。働く場所は人事次第。給料は年数次第。業務領域も限定的(転職難易度高)だからです。

動くなら、第二新卒が有効な今がベストだと考えました。

退職への葛藤

投資対効果

公務員を辞めるときに葛藤はない...そんなわけはありません。

多大なお金と労力で獲得した椅子だからです。

  • 公務員予備校に投資した30万円。
    ⇒必死に貯めたバイト代の30万円。お金は戻りません。
  • 花のキャンパスライフに投資した猛勉強。
    ⇒遊ばずに勉強した大学三年生。時間は戻りません。

ただ、人生をコスパで考えたくはないです。「合理性」とか「効率性」を持ち込んだら、人生がひどくつまらなくなると思います。

もちろん計画性も大切です。しかし心理的な我慢の蓄積は、得てしてストレスの暴走につながります。まずはメンタル。心身二元論などSFです。

社会的信用

公務員は社会的な信用が抜群の職業です。

ぼくはポイ活でクレカを10枚保有しています。すべての審査は一発合格。落ちたことはありません。たぶん職業のおかげです。

住宅や自動車の購入時にローンを組むときも公務員の肩書は圧倒的な武器です。

はて、この特権を手放すのか否か。

親や妹も巻き込んで、夜通し語り合いました!...というほどではないのですが、退職の損益を熟考する日々は約半年にわたり続きました。

親方日の丸

公務員は親方日の丸に守られた職業です。

  • 背後の日の丸が雇用を一生涯保障してくれる!
  • ボーナスも年2回満額支給だ!
  • 育児休暇も一年とれる!
  • 我らが誇る日の丸に感謝!

・・・

いや、そりゃ、葛藤しない方がおかしいです。退職すれば、この絶対的な守護神を自ら捨てることになるからです。

しかしぼくが目指すは風来坊。自分で自分を支える経済力と市場価値です。それに公務員を捨てただけで日の丸に捨てられる訳はありませんしね。

転職決断

年齢第一主義

転職を決断した理由は、第一に年齢です。

24~25歳は第二新卒として通用するラストチャンス。このタイミングを逸せば、さらに転職難易度は高まると考えました。

加えて、今はたまたま仕事が暇な部署にいます。時間休暇も取りやすく、面接時間も調整しやすい。配属が変わり、忙しくなれば、転職活動が十分にできないおそれもあります。

だからこそ、決意したタイミングで動く方が吉だと考え、24歳のこの時期に転職を決意しました。

逃避を回避

二つ目は、挑戦から逃避する人生に終止符を打つためです。

ぼくの過去を辿ると、困難に背を向け、楽な道を歩いてきた人生であることに気づかされます。

  • 文化祭や学園祭は不参加。大変そうだから
  • 部活動は帰宅部。面倒だから
  • 留学は見送り。不安で大変そうだから
  • 塾バイトは回避。責任重いから

あらお恥ずかしい。

挑戦に背を向け続けた人生ですが、まだ24歳。まだやり直せる。いや、やり直したい。そう決意しました。

変動著しいの荒波の中に、利害交わる濁流の中に、単身身軽で飛び込んでいく。もう逃避はしないと、自分の本能に正直に生きるんだと、その想いから、転職を決断したのであります。

...くさ。

書いてて少しばかし恥ずかしい。でも本音。

まとめと次回予告

転職はタイミング。思い立ったが吉日です。

今回の記事は、公務員を志した理由からスタート。最終的に転職の決断に至るまでのフローを書いてみました。改めて言語化してみるとおもしろいですね。

文字数は限界まで抑えました。完成時は約20000文字。記事を分割したり、冗長な表現を削除したり、いろいろと試行錯誤をして、なんとか3000文字以内に片を付けました。

次回は、ぼくの転職動機や志望動機、転職活動のスケジュールを深掘りします。内容的にも次回が本編ですね。

【U.S.旅:PART10】U.S.旅行の幕引き:FL州MCO→TX州DFW→HNDへの帰国便レポート

こんにちは、あきとです。

計10回に及ぶU.S.旅行の振り返り記事は、いよいよ終盤です。というか、最終回です。

NYとFLで遊びつくし、残るミッションは帰国のみ。帰るだけ。

今回は、FL州MCOからTX州DFWを経由して、東京のHNDに帰還する旅程をご紹介します。

同じ日本人の方で、WDWで遊び、帰りはDFW経由で帰国する方も多いと思います。ぜひ参考にしてくだされば幸いです。

ホテル→MCOターミナルB

「MCO→DFW」便の離陸時刻は午前7時。

移動や保安検査の時間を考慮して、ぼくは深夜二時に起床しました。睡眠時間は3時間です...。(しかし脳は異常な醒め具合)。当然お外は深い闇。

忘れ物などの最終チェックを済まし、深夜2時45分に、ホテルをチェックアウト。

前日に予約したライドシェア(Lift)で、MCOのターミナルBへ出発です。

MCOターミナルB→DFW

ターミナルBの自動ドアを抜けると、同じ階に、自動チェックイン機と荷物預入カウンターが併設してあります。

まずは機械で、荷物のタグや搭乗券を印刷。

その流れで、目の前のカウンターに荷物を預けてしまいましょう。

次は、保安検査場で、手荷物検査等を受けます。

保安検査では例のごとく、写真撮影やパスポートの点検、身体検査が実施されます。

空港の係員の指示に盲従するだけですね。ちなみに、深夜3時にもかかわらず、構内には写真のようにすでに人だかりができていました。

これが怖いんです...。

激込みで、予想以上に時間がかかると、飛行機そのものに乗れなくなりますから。

何事も準備が9割。異常な時間に早起きをして正解でした。

さて、手荷物検査が終われば、あとは「待つ」のみ。搭乗便が出発するゲートに向かい、搭乗アナウンスが流れるまでお行儀よく待機するだけです。

この時点で時刻は午前4時前。出発まで残り三時間強ですから、あれですね、暇を持て余しましたね。それでもぼくは通常運転。いつも通り、読書や転職活動、ツムツムで暇を紛らわせていました。

写真は、搭乗の風景です。ぼくはグループ9ですから、最後までゲートで待機していました。

 

DFW→乗継ターミナル(in DFW)

飛行機は、定刻通りにMCOを出発。

飛行時間は約2時間。午前9時ごろに、DFWに到着しました。

いつもは到着後に、身体検査や荷物のピックアップをします。ですが、今回は乗り継ぎ便のため、どちらもありません。

荷物はMCOからHNDに、直通で運搬してくれます。No problem!!

さて、乗り継ぎ空港として有名なDFW。ここでぼくは二つの問題に直面しました。

  1. 到着ターミナル(MCO→DFW)と出発ターミナル(DFW→HND)が異なる
  2. ターミナル間の移動はモノレールである

モノレールは無料ですが、場所や乗り方を含めて、全く勝手がわからない。

まあ、聞くしかないので、聞きました。3回聞き返されたので、可及的速やかに活舌をなおしたい...。

無事にターミナルに到着し、あとは待機。

DFWに到着してからここまで約20~30分です。HND便は、昼過ぎの出発なので、時間的にかなり余裕があります。

DFWは広いので、空港内の散策をしたり、セブンで買い物したり、ツムツムしたり、転職活動したり。帰国前の最後のひと時を悠然と過ごしましたとさ。

懐かしのセブン。7日ぶりのセブン。セブンデイズぶりのセブン。...

DFW→HND

時刻は正午過ぎ。

日本へのラストワンマイル、HND行きの便に搭乗します。

...特段言及すべきことはありません。

あ、こういう機内食でした。刑務所より若干豪華?なイメージですかね。いや、刑務所の飯は知りませんよ。

機内では、ハリポタ作品やディズニー作品、ミニオン作品で暇をつぶしていました。

ハリポタは、何度見ても、いまいち全体のストーリーがわかりませんな。

HND到着

HNDには翌日午後4時ごろ到着。

到着後は、簡易な入国検査と、荷物のピックアップで、入国手続きは完了。

久々に拝める日本人の顔に懐かしさを覚えながら空港を後にするのでした。

まあ、正直、故郷への懐かしさよりも、アメリカを離れた寂しさのほうが100倍強く感じました。

まとめ

楽しい想い出は、心の中にインプットするだけでは不充足感があります。

よい体験は、記事の形で読者の方と共有したい。自分の感想や写真とともに、具体的なアウトプットとして記録に残しておきたい。

ぼくのU.S.旅行の振り返り企画は、この想いに端を発しています。

記事は全10パート。

全旅程を事細かに描き切れるか、いささか不安がありました。しかしいざ書いてみると、キーボードの打鍵が止まらない。無事に今回のラストを迎えることができました。

旅程の全貌を振り返る記事のリンクを下に載せておきます。よろしければご覧ください。

ありがとうございました。

akito-library.hatenablog.com

余談

...あ、今思いつきましたが、U.S.旅行に要した予算を赤裸々に告白する記事も書いておきたいですね。

結論、総額45万円です。

詳しい内訳も添えて、近い内にアップします。あ、その予定です。善処します。

【U.S.旅:PART9】WDW観光後編:ソロで気ままなDisney Tour!!! マペット3D/スターウォーズ/ファンタズミック! etc...

 

こんにちは、あきとです。

今回の記事は前回の続き。WDW観光の後半編です。

WDW観光の前編記事は以下よりご覧ください!

akito-library.hatenablog.com

後半戦のメインは、「StarWarsエリア」とナイトショーの「Fantasmic!」。ソロでも大胆にWDWを遊び尽くします!

さっそく、トイストーリーエリアの続きからです。

⑤Muppet*Vision 3D

後半戦の幕開けは、マペットの3Dショーです。

マペットに登場するキャラクターが3Dで画面越しに語り掛けてくる非常にユニークな映像体験です。会場内は撮影禁止でした...。

会話は「英語」で速度は「高速」。ブロードウェイと同じで、ほとんど聞き取れませんでしたが、映像とキャラクターの表情で、なんとか会話の雰囲気に追従することはできました。

...まあ、あの、これは、子ども向けです笑。24の男がソロで乗り込むほどではないかなと...いや、別に、後悔はしてないです。観客も大笑いで、終始盛り上がるショーでしたから。雰囲気負けして疲れた脳を癒す安息地として有意義に過ごすことができました

â‘¥Rise of the Resistance (in StarWars)

次はHollywood Studioの本丸、Star Warsエリアの「Rise of the Resistance」。

宇宙船に4~5人で乗り込み、Star Warsの世界をモデルにした宇宙を駆け巡る体験型アトラクションです。

敵艦との戦闘、敵兵(ストームトルーパー)からの防衛、惑星への着陸、宇宙船の発進など、映画の世界観を見事に再現した緻密な仕掛けが盛りだくさん。

ぼくは、StarWarsを見たことはありませんが、予備知識がなくともNo Problem。

ディズニーの技術力と職人技で、「まるで自分が宇宙戦争に参戦している」、そんな錯覚を覚えてしまうほどに、SFの世界観に埋没できるからです。

ちなみに、搭乗時間は10分弱ですが、その下準備として、精密に再現された宇宙船を歩き回れる時間も用意されています。たとえば、ストームトルーパーが幾対も並ぶエリア、精密技巧な機器で構築された宇宙船など、おそらくファンなら感激で腰を抜かしてしまう仕掛けが所せましです笑。

「あれ、これもう本編始まってる?」と勘違いしてしまう人も多くいるそうで、ぼくもその一人。下準備も合計すれば、約20分弱を、StarWarsの船内で過ごせると思います。

「Rise of the Resistance」は、Hollywood Studio内では人気の乗り物で、普段は少なくとも1時間待ちが相場。しかし今回はタイミングが味方して、待ち時間は20分程度。もちろんソロですから、他の家族連れの方と同乗です笑。...すいません。

⑦Tower of Terror(タワー・オブ・テラー)

前列右側の男性にオレンジを被せ忘れてしまいました。一から編集が面倒なのでそのまま掲載しています。ごめんなさい。ちなみに、顔文字がぼくです!

広い園内を歩き続けてすでに7時間が経過しました。時刻は午後5時過ぎです。

正直眠いし帰りたい...ですけど、ショーを見ずには帰れまてん!!

ショーの開始は夜8時。

おそろしく時間があるので、時間つぶしのためのに、適当なアトラクションを探していたところ、あのタワテラの待ち時間がなんと5分。

時間つぶしに渡りに船。早速、本日二回目のタワテラへ向かいます。

ご覧のとおり、午前中は、人で埋め尽くされた通路も、この時間は閑散状態。スキップ気分で、がら空きの通路を直進です。人混みに疲れた脳にはありがたい限り。

数時間前に一度体験してますから、勝手知ったる顔で搭乗エリアへ。前回の記事でいろいろ書いたので、なんか、もう書くことないですね笑。

例に洩れず、万歳ポーズをしておきました。はい。

⑧Fantasmic!

そして時は夜8時。WDW観光は、Disneyキャラが勢揃いするナイトショー「Fantasmic!」で幕を下ろします。水上で繰り広げられる光と映像の魔法の世界です。

正直申し上げると、疲労がたまり、ホテルに帰りたい気持ちもありました...。が、本場のディズニーまで来て、Fantasmic!を見ない選択肢は、少しはあるけれど、まあ、ないに等しい!

気を取り直して、夜8時からの開始時刻に間に合うように会場へ出発です。

到着時刻が早いので、席にはまだまだ余裕があります。日の入り前でまだ明るいですね。

会場構成:まず手前側には、鈍角約240度の扇形のエリアに観覧席が所狭しと敷き詰められ、その先にはショーの目玉である遊覧船が航行する広大な湖があり、湖の向こうにはDisneyキャラがパフォーマンスを披露するステージがあるという構成。ちょいと、小説チックに書いてみました。

ちなみにぼくは、中央の後段付近の席を確保しました。会場全体を視界に収められる場所が好きだからです。

さて、開演時間が刻々と迫り、席は気付けば満席に。画像は全体の右半分で、これと同数の観客が、さらに左半分を埋め尽くしています。一応、「平日」の夜8時ですからね。需要は一瞬も逃さない、さすがディズニーです。

ショーがはじまると、最初はMickeyがジャンピングで登場。

続いて、水上エリアに、広大な水の幕が出現。その幕に、ディズニー映画の名シーンが投影され、同時に万人が知る名曲も流されて、会場は神秘的な雰囲気に満たされます。

たとえばこれは、アナ雪ですね。

ラストは、水上エリアに遊覧船が堂々登場。MickeyやMinnie、Donald、Pluto、Dwarfなど、お馴染みのDisneyキャラとご対面して、華々しいナイトショーは終焉となりました。

ま・じ・で、夜8時まで耐えて正解でした。疲れに打ち勝てた自分に感謝カンゲキ雨嵐。

終:HollywoodStudio→ホテルへ

丸一日をDisneyで過ごしたぼくは満身創痍。心も身体も生気で漲りました。

とはいえ、想い出に浸る暇は寸分もなし。

翌日は、朝2時に起きて、空港に向かう予定なので、早々とホテルへ退散です。

例に漏れず、ライドシェアアプリ「Lift」でTAXIを召喚し、無事にマッチング。約20分の深夜ドライブを経て、ホテルへ到着しました。

ちなみに、直営ホテルの宿泊者は、下記画像のように、特製のディズニーバスがお出迎えにあがるようです。旅の最後までエスコート。さすがディズニーです。

寝る前に、まずは腹ごしらえ!朝の暴飲暴食から、水以外に何も摂取していないので、ひとまずホテルの売店でSandwichを購入。二個入りで1000円弱。...もう、物価の異常性には、いちいち驚きません。

時刻は午後10時30過ぎ。起床時刻は午前2時です。今から寝ても、睡眠時間は最大で3時間強...。

身体の疲労はピークでしたから、秒で、それは文字通り「瞬殺」で入眠できました。

翌日の動きは...次回の記事で、それはもう、濃く深く振り返ります。

まとめ

よし、書き終えた!

...

ふぅ。後半戦を簡潔に振り返ります。

Muppet3Dで人心地つき、StarWarsで宇宙戦争を疑似体験し、時間つぶし目的でタワテラに再訪して、フィナーレはFantasmic!で煌びやかに幕を下ろす。いや、めちゃんこ充実してますよ。いいじゃないですか、いいじゃないですか。

正直申し上げると、ぼくは事前の準備とか全くせずに、その場のノリで、空いてる場所に突撃する、まさにサバイバルスタイルを選んでいました。

それでも、待ち時間はMaxでも30分程度。Hollywood Studio内の全エリアをバランスよく回ることができました。加えて、「暇潰し」という消極的な目的意識でも、あのタワテラに5分待ちで乗れましたから、日程やタイミングにも恵まれたのかなと思います。...うほほ、やった!

ーーーーー

さて、次回の記事は帰国の旅です。

FL州のMCOから、TX州のDFWを経由して、JPNのHNDに向かう旅を振り返ります(Alphabetが多すぎて若干腹立たしいですね笑。知りません。)。

家に帰るまでがトラベル。次回は正真正銘、旅のラストワンマイルです。

最後までお楽しみください。

余談

WDWは、米国旅行を計画中に、若干の遊び心で選んだ観光場所です。

計画の立案当初は、若年男性が、ソロで突撃する場所としては、心理的なハードルが高いかなと、尻込みをしたのも事実。しかし拠点は、自由の国:U.S.です。周囲の目とか、世間的な常識とか、もうそういう柵は気にせず、自分の誇りや克己心を軸に旅行プランを構築したい!その思いを胸に、WDWの観光を決意したわけであります。

結果、満足度は120%。いや、もう定量的に評価してる場合ではないですね。精神が満たされましたし、人間としても一皮剝けた気がします。

はい、余談終わり。

【U.S.旅:PART8】WDW観光前編:ソロで気ままなDisney Tour!!! アナ雪/タワテラ/トイストーリー/エアロスミスetc...



こんにちは、あきとです。

今回のU.S.旅行の拠点はフロリダ州オーランド。朝ご飯からMickeyを楽しめるテーマパーク都市の代名詞です。

はじめに

同都市の中でぼくが訪問したのはWDW(ウォルトディズニーワールド)です。特段のファンではありませんが、世界一巨大なテーマパークを生身の身体で実体験したい、その思いが学生時代からあり、はるばるNYから飛行機で飛んでまいりました。

先の観光地はNYでした。

ちなみに、東京のディズニーには3歳前後のタイミングで一度訪れたことがあるようです(親情報)。...正直まったく記憶にございません。

それから24歳の今まで訪問はゼロ。

ディズニーの予備知識は何もないままに突撃する真のサバイバル観光ともいえます。

ぼくは延べ数で計8のエンターテインメントを楽しみました。今回はその1/2をご紹介します。

モーニング in HOTEL

まずはホテルの朝食会場へ。

形式は正真正銘の「食べ放題」。デニッシュパンやトースト、ワッフル、クッキーに加え、スクランブルやソーセージ、サラダ、ハンバーグなど、至れり尽くせりの満腹食堂です。お替り自由です。フォーー!

心と味覚は小学生ですから、そりゃもう、遠慮なく、朝から張り切らせていただきました。

たとえば、かわいらしいMickeyに...

着色料&甘味料をどっさり盛り付けたり......

食欲のリミッターを解除して...アメリカらしいモーニングを準備したり...

それでも満腹にならず...とどめの一枚を平らげたり...

ふぅぅ。たいそう幸せな1時間でした。糖分おそるべし...。

この後の観光に備えて一応腹7分で抑えております。

というか、途中で店員が目の前に来て、「Are you finished?」と尋ねられたので、ぼくとしても「Well...yes, I'm done. everything is delicious! Thanks!」と返してしまい、結局腹7分で幕を下ろさざるをえなくなりました。

ちなみに料金は約3000円。物価の王国にしては控えめですな。

訪問エリアと入場手続き

ぼくが選んだエリアはハリウッドスタジオ。

現地まではホテルの無料シャトルバスを利用しました。

現着は午前11時過ぎ。さっそく入場手続きです。

受付では、予約時に獲得した入場チケット(QRコード)を提示すると、きれいなお姉さんからクレカサイズの専用パスカードをもらえます。

このカードは、予約したライトニングレーンエリアの入場ゲートや、タワテラなどで撮影した写真をアプリ内にDLするときに活躍してくれます。

返却は不要。お土産代わりに持ち帰るのもOKです。

さて、入場後は、思う存分遊び放題。

ソロなので他人に構う必要なし。アトラクションもショーも遊び尽くしましょ。

雑談:ぼくがHollywood Studioを選んだ理由は以下の通り。Magic Kingdom(マジックキングダム)の雰囲気はここをベースに建築された東京ディズニーでも十分に味わえること。Epcot(エプコット)は正直乗りたいアトラクションが少ない。野生生物等の動物にはあまり興味がないのでAnimal Kingdom(アニマルキングダム)には惹かれず。対してHollywood Studioは、映画こそ見たことはないものの、知名度抜群のStar Warts(スターウォーズ)や Toy Story(トイストーリー)専用の広大なエリアで作品の世界観を存分に楽しめる!二つとも元はFOXとPixarですけどね笑

â‘ A Frozen Sing Along Celebration

最初の目的地はアナと雪の女王。ショーの名称は「フローズン・シング・アロング・セレブレーション」です。

アナ雪の映画は未視聴ですが、キュートなデザインはツムツムで親しみがあります。程よく開演時間が近づいていたので、さっそく列に並んで会場入り。

たまたま近くを通り過ぎた時にタイミング良く開演時刻が近づいていただけです。

ショーでは、映画でお馴染みのキャラクターが勢ぞろい。

映画の名シーンを再現したり、ユーモアトークを展開したりして、観客を沸かせていました。

ぼくは全然聞き取れないけど。

フィナーレでは、映像を背景に会場全体で「Let it go」を大合唱。

ぼくは全然歌えないけど。

キャストと観客が一体となる演出でした。

ぼくは帰国後「Let it go」の英語バージョンを懸命に練習しております。どこで歌うわけでもありませんが、当時合唱に参加し損ねた自分に対する悔しさがあります。あと、どこかかっこいいじゃないですか笑。

②Tower of Terror(タワー・オブ・テラー)

次に挑んだのは、いわゆる「タワテラ」。

激しい上下昇降と万歳ポーズの写真で有名な人気アトラクションです

待ち時間は30分で、意外と短め。

TDLだと、2~3時間待ちが相場だと小耳に挟んでいたので、いい意味で期待を裏切られました。

座席では、係員の人にシートベルトの確認を求められます。何か言われたら、両手をあげて、「im ok! no problem!」と叫べばOKです。

準備は整い、いざ出発!

下降したかと思えば、とたんに上昇に転じ,気づけばハイスピードで急降下。

状況に脳が追い付かず、気づけば本能的に両手を上にあげる始末。あの写真は、意図的に手を挙げているのはもちろん、危機に対する防衛反応として両手をあげてしまう人間の本能を表しているのかなと、謎の考察をしてしまいました

â‘¢Rock'n' Roller CoasterR/ Starring Aerosmith

エアロスミスは絶叫慣れした大人でも楽しめるジェットコースター。

スミスが奏でるギターに合わせて縦横無尽に天を舞う人気アトラクションです。

タワテラの場所から徒歩1分程度の距離。というか、タワテラのほぼ隣。

ライトニングレーンの時間も、程よく近づいていたので、時機とみて早速突入です。

ぼくは昔から絶叫系が大好き。

このアトラクションでも、ソロで一人笑い叫びながら、狂気の空中旅行を満喫できました。

④Alien Swirling Saucers(スワーリングソーサー)

次に目指すは、マップ上ではエアロスミスの真反対に位置するトイストーリーエリア。10分弱で到着し、まずはウッディをフィルムに収めました。つぶらな瞳がキュートです。

余談:下調べ抜きで行きましたが、トイストーリーマニアが異常な混み具体でしたね笑。後で調べてみると、Hollywood Studioの中でもトップを争う人気ぶりらしい。そりゃ弾丸で突入しても乗れないわけだなと、妙に納得しました。

乗り物にこだわりはなく、ひとまず空いていそうな乗り物を探索します。

ぼくが挑んだのは、スワーリングソーサー。

カラフルな照明や音楽とともに楽しむ回転式のライドアトラクションです。

スリル度は比較的穏やかで、写真のように、リトルグリーンメンに引導されます。うん、かわいい。

一台のシーサー(円盤or乗り物)の定員は3人まで。ソロのぼくは1人で乗り込み、グリーンメンを独占できました。

スリルは穏やかとは言いつつ、水平方向に四方八方に動き回るので、その衝撃は割と大きめ。コーヒーカップが野生化したアトラクションと捉えてくだされば問題ありません。

最後は、バズとも忘れずに記念撮影。

ツムツムでは、キャプテンライトイヤーにお世話になりまくりですからね。ここらで感謝を申し上げます。

余談:ぼくはこの時点ですでに疲れが見え始めております。日常的に、活気ある場所に行く機会が少ないため、体力的な疲れより、「雰囲気負け」して脳が疲弊してきたのです。しかし時刻はまだお昼過ぎ!少しベンチで休んで再スタートです

まとめ

この時点で時刻は午後2時。未だHollywood Studioの半分すら攻略できておりません。

タイムリミットはショーが始まる夜8時。ちょいと回遊ペースを上げていきます。

さて、次回はWDWの後半戦。

Star Warsエリアやナイトショー「Fantasmic!」を中心に、Hollywood Studioの開拓を進めてまいります。続きもぜひご覧ください!

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