今泉容子『スクリーンの英文学』

「カンタベリー物語」「モル・フランダーズ」「フランケンシュタイン」「嵐が丘」「オーランド」「時計仕掛けのオレンジ」の6作品について、原作の文学と映画作品とを比較対照して論ずるもの。著者は「英文学史を映画でつづる」という大きなプロジェクトを構想中だそうで、どう発展するのか楽しみに待つことにしよう。

スクリーンの英文学―読まれる女、映される女