郵政民営化

郵政民営化関連法案が衆議院を僅差で通過。これは避けて通れないことだと思うのだが、反対する民主党、そして造反議員もどうかと思う。大事なのは郵便事業よりも、郵貯の問題。特殊法人などにジャブジャブお金が流れない仕組みを作ること。
とはいえ、それはコインの半面。財政赤字は確かに大変な額だが、国債を溜め込んでいるお金もちの個人や企業が、泣き寝入りをしてしまえば、財政赤字問題などないも同然(ちょっと極端か)。相続税を税率100%にする方法もある(西武の堤一族のように、会社の財産にしている場合はどうしよう)。財政赤字が将来の負担になるのかどうか、財政学でも議論があるが、それはそうで、可変的な要因が大きすぎるから、机上の空論で答えなど出るものか。確かに返すときには負担になるが、それぐらいしか言えることはないのではないかな。もちろん、税金の無駄遣いはいけないことですが。